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W杯最終予選の山場のサウジ、豪州2連戦へ! 森保監督「まずいい結果を日本に持ち帰る」

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森保一監督

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10月3日、『FIFAワールドカップ26』アジア最終予選(3次予選)にてアウェイでのサウジアラビア戦、ホームでのオーストラリア戦に臨むSAMURAI BLUE(日本代表)のメンバーが発表された。記者会見に登壇した山本昌邦ナショナルチームダイレクター(TD)と森保一監督は次のようにあいさつした。

山本TD「9月のシリーズでは歴史を変えるような素晴らしいスタートを切ることができた。だが、10月のシリーズはここからが本番だと気を引き締めて臨みたい。アウェイのサウジアラビアでは厳しい環境下での戦いになる。ホームのオーストラリア戦はチケット完売だと聞いた。ファン・サポーターの熱い思いにピッチ上で応えられるようにしっかり準備していく。しっかり覚悟を持って10月に最終予選の流れを作りたいと思う」
森保監督「この10月のサウジアラビア戦、オーストラリア戦というアジアの中でも強豪2チームとの対戦を控えている中、我々いいスタートを切ったが、まだ何も掴み取れていないし、試合は0-0から始まる。過去の勝利が試合の勝利を保証するものではないので、最善の準備をしてた戦いに臨みたい。ホームの豪州戦はチケット完売ということでたくさんのファン・サポーターが足を運んでくださるので、ホームの日本で勝利をお届けできるよう全力を尽くしたい。まずサウジアラビア戦、いい結果を日本に持ち帰ることができるよう、全力で準備したい」

SAMURAI BLUEメンバー27名は以下の通り。
【GK】大迫敬介(サンフレッチェ広島)8試合6失点
谷晃生(FC町田ゼルビア)2試合0失点
鈴木彩艶(パルマ・カルチョ/イタリア)12試合8失点
【DF】長友佑都(FC東京)142試合4得点
谷口彰悟(シントトロイデンVV/ベルギー)30試合1得点
板倉滉(ボルシア・メンヘングラートバッハ/ドイツ)31試合1得点
町田浩樹(ユニオン・サンジロワーズ/ベルギー)12試合0得点
瀬古歩夢(グラスホッパーCZ/スイス)3試合0得点
菅原由勢(サウサンプトンFC/イングランド)13試合1得点
望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア)0試合0得点
高井幸大(川崎フロンターレ)0試合0得点
【MF/FW】遠藤航(リバプールFC/イングランド)64試合4得点
伊東純也(スタッド・ランス/フランス)56試合14得点
南野拓実(ACモナコ/フランス)61試合23得点
守田英正(スポルティングCP/ポルトガル)36試合5得点
大橋祐紀(ブラックバーン・ローヴァーズ/イングランド)0試合0得点
鎌田大地(クリスタル・パレス/イングランド)34試合7得点
三笘薫(ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC/イングランド)22試合8得点
小川航基(NECナイメヘン/オランダ)5試合6得点
前田大然(セルティック/スコットランド)19試合4得点
旗手怜央(セルティック/スコットランド)9試合0得点
堂安律(SCフライブルク/ドイツ)52試合10得点
上田綺世(フェイエノールト/オランダ)28試合14得点
田中碧(リーズ・ユナイテッド/イングランド)29試合8得点
中村敬斗(スタッド・ランス/フランス)11試合8得点
久保建英(レアル・ソシエダード/スペイン)37試合5得点
藤田譲瑠チマ(シントトロイデンVV/ベルギー)2試合0得点
※所属クラブの後の試合・得点(失点)は国際Aマッチの数字

9月の代表シリーズから入れ替えは3名だけとコアメンバーが固まったことを指摘されると、森保監督はこう返答した。
「まずは活動ごとのベストなメンバー編成、チーム編成をして臨んでいくということでメンバーを選んでいる。コアメンバーが固まっているというよりも、存在感を見せ続けている選手がコアメンバーとして名を連ねているのかなと思う。新しい選手、代表の戦力になり得る選手は常に招集したいと思っている。ありがたいことにリスク管理として23名+4名バックアップメンバーという形で活動させてもらっている。常に試合を戦う、勝利するために編成した選手と将来の期待の招集の態勢をJFAに作っていただいている」

初招集の大橋、新たに招集された藤田、瀬古の評価を求められた指揮官は?
「同じ力を持っているのであれば、若い選手を招集することも考えられるが、彼(大橋)はすでに28歳、『W杯』を見据えた部分、その先を見据えた時にこれまで招集されていないかもしれないが、我々はいろいろな選手を見ていることを選手に知ってもらえればと思う。若手であれ、ベテランであれ、明らかに結果を出している、存在感を発揮しているのであれば、代表に招集される。本人には普段やってきていることを発揮してチャレンジしてもらえればと思う。
譲瑠は『五輪』アジア予選、本大会でもチームの中心、主将としてチームをまとめて、A代表の舞台でも通用するプレーを見せてくれた。所属クラブでも安定して先発でチームの戦いに貢献していることを確認させてもらい、招集になった。プレーとしてはボランチとして彼はやっているが、6番のプレーだけではなく、8番の攻撃的なボランチの役割を今回見てみたいと思っている。今回の活動の中で存在感を見せてもらいたい。
瀬古についてはこのチームの立ち上げ、私の2期目で招集させてもらい、その後招集できていないが、彼のプレーは常に追っている。彼が成長しているところ、自チームでレベルアップしているところを確認させてもらっている。彼がグラスホッパーでやっていることを発揮してもらえば戦力になると確認して招集させてもらった。若い選手なので、今の戦力プラス将来のレベルアップを期待して、譲瑠も歩夢も大橋選手も招集させてもらった」

サウジアラビアのサイド攻撃にどう対処するか聞かれた森保監督はこのように答えた。
「まずは相手のことを分析し、個々の能力、チームの戦術をしっかり分析して把握した上で、我々の戦術を練っていかないといけない。対策についてはすでに進めている。一番大切なところは我々がチームとして持てる力を最大限に発揮できるかが大切になってくる。自分たちが思い切って、力を発揮できる戦術的な準備をしなければならない。サウジのサイドアタッカーについてよく質問されるが、中央からも突破できるし、9月にはセットプレーをデザインしてゴールにねじ込んでくる部分もあった。すべての対策をしないといけない」

森保監督は旧知のトニー・ポポヴィッチ監督が就任した豪州代表を警戒する。
「豪州戦はとても難しい戦いになると思っている。いい選手、世界で活躍しているいい選手が多い中、ポポヴィッチ監督は欧州の舞台で指揮した経験があり、世界のサッカーを知る監督。(サンフレッチェ)広島でチームメイトとして戦っていた仲間であり、今は友達として付き合いがあり、色んな舞台で監督経験、コーチ経験があるので、すごい準備をしてくると考えている。コーチの(ハイデン・)フォックスも広島時代一緒にプレーしていたので、選手、コーチとして優秀だと知っている。彼らはダイナミックに戦いゴールに向かってくる。分析する試合は1試合しか見られないが、彼らがどのように戦うのかしっかり分析したい」

『W杯』アジア最終予選・サウジアラビア代表×日本代表は10月10日(木)・キング・アブドゥッラー・スポーツシティ、日本代表×豪州代表は15日(火)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。豪州戦のチケットは予定枚数終了。サウジ戦の模様はDAZN、豪州戦の模様はテレビ朝日系列にて全国生中継、DAZNにてライブ配信。

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