Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > 世界陸上に織田裕二が帰って来る! 北口、サニブラウンらとともにアンバサダー就任!!

世界陸上に織田裕二が帰って来る! 北口、サニブラウンらとともにアンバサダー就任!!

スポーツ

ニュース

東京2025世界陸上競技選手権大会アンバサダー発表会見の出席者一同

続きを読む

フォトギャラリー(4件)

すべて見る

『世界陸上』に織田裕二が帰って来る。10月5日『東京2025世界陸上競技選手権大会』アンバサダーが発表された。「東京2025世界陸上スペシャルアンバサダー」には1997年から2022年まで13大会連続でTBSの『世界陸上』メインキャスターを務めた織田、「東京2025世界陸上アスリートアンバサダー」にはやり投・北口榛花、100m/200m/4×100mリレー・サニブラウン・アブデルハキーム、1500m/5000m・田中希実、100mハードル・寺田明日香、走幅跳・橋岡優輝が決定したのだ。

10月5日に国立競技場で開催された『みんなでつなごうリレーフェスティバル2024』で、寺田を除くアスリートアンバサダーたちは「東京2025世界陸上ドリームリレー」に参加、織田はスターターを務めた。イベント後に記者会見を実施し、次のように意気込みを語った。

織田「気が付けば長い間番組をやらせもらって、最後に誰かがオレゴンで泣かせくれて終わったと思っていた。東京で『世界陸上』と聞いた時、『この暑さは大丈夫か?』と思った。より良い方向で考えていると聞いて安心しながらも、でも気を抜けない。
34年前の『世界陸上』、野球少年だった僕のスーパースターである長嶋(茂雄)さんの『ヘイ、カール!』とカール・ルイスのちょっと困った顔の印象しかない。『何だろう、この大会は』と思った。あれから34年経って、やっと東京で行われる。私世代の人はもう最後、東京で『世界陸上』が行われることはもうない、一生に一度と考えたら、昨日眠れなかった。最初は『70万人満員って、ムチャ言うな』と思ったが、一生に一度と考えると、『あと3万人増やしてもいいのでは』と思っている」

北口「やっぱり日本国内の方もたくさん競技場へ来てほしいし、海外のファンもみんなに足を運んでほしい。テレビとか通信技術が発達して現地に行かなくて見られるが、現地でしか感じられないものがたくさんあるので、ぜひ会場に足を運んでほしい」

田中「標準記録は1500と5000で突破しているので、そのふたつは狙いたい。出たい。『パリ五輪』の時も予選から満員だった。海外では予選から楽しみにしてくれたので、ぜひ初日から予選から楽しんでほしい」

橋岡「ヨーロッパは観客の数も多いが、それと同時に一体感がすごいと身で感じた。日本人だとみんな静かに観戦してもらえるが、欧州は常に声が挙がっている。日本人もおとなしくしていられない状況にしたいと思う」

サニブラウン「今年非常に悔しい結果で、人生で一番悔しい結果だった。来年東京で、『東京五輪』は観客がいなくて寂しい大会だったので、地元のみなさんの前で走る一生に一度の大会、本当に大切にしたい。欧州では入場するだけで鳥肌立つ大会がいくつもあって、日本のみなさんの前でそういうパフォーマンスをできればと思っているので、ぜひ会場に足を運んでもらえれば」

記者会見は欠席となった寺田はビデオメッセージを寄せた。
「私の『世界陸上』の思い出は2009年のベルリンでウサイン・ボルト選手が世界記録を出して、会場が一瞬しーんとなってその後ドーンッとすごい衝撃で会場が揺れたのを覚えている。ぜひ来年の『世界陸上』も満員の国立でベルリンのような衝撃を目撃しましょう」

自身にとっての『世界陸上』とは? という問いを受けたアンバサダーたちはこうコメントした。
田中「スポーツ選手全般がこどもの頃の夢で一番最初に挙げるのは『五輪』だと思うが、私はそういうレベルの選手ではなく、またあまのじゃくな性格だったので『世界陸上』に出たいと言っていた。高校1年の時に同じ高校の先輩のアキームさんが出場していたのをテレビで見ていたので、『世界陸上』には温かみがあると言うか、陸上競技だけの本当のスペシャリストだけが集まりという感じがして、『五輪』より『世界陸上』の方が魅力的に映っていた。初めてドーハに出た時にすごくうれしかったし、オレゴン、ブダペストという2年に一回という短いスパンで行われるので、自分の確かな成長を感じられる特別な大会。陸上のキャリアの中でともに歩んでくれる大会というイメージ」

北口「私が考える『世界陸上』は陸上のお祭り、祭典だと思う。陸上の好きな選手が陸上の好きなファンの前で全身全霊で競技する大会。自分は真剣勝負する場所だと考えている。もちろんいつも真剣だが、そういう気持ちになれる試合のひとつ」

サニブラウン「自分にとっての『世界陸上』は日々生きている中で、自分が一番生きていると感じられる場所。あの雰囲気であのトラックを走るのは日常ではなかなか経験できないので、いつも振り返ると鳥肌が立つ場面があったりするので。人生の中で一番生きているか感じがする、一番興奮する場所」

橋岡「僕にとっての『世界陸上』は陸上だけの最高の舞台だと思っていて。やはり『五輪』の陸上も花形だが、ほかの競技もあるので、そこで目移りするので。『世界陸上』は陸上だけの祭典なので、自分が人生を捧げたものを表現する特別な舞台」

織田「僕がキャスターをはじめるにあたって、最初は『五輪があるからいいのでは』と思っていた。陸上のことを全然わかっていなかったが、『そういうあなたにキャスターをやってほしい』と言われた。なぜと聞いたら、『陸上はわかりやすい』と言うのです。世界80億人の中で一番速いのは誰か、一番遠くに飛ばすのは誰か、一番高く飛ぶのは誰か。一番わかりやすい。こんなにニヤけてしまうことはないし、隣には世界一(の北口)がいる。冷静に考えると、なんで選手でもない僕がここに座っているのか恥ずかしくなるが、スポーツをやるのが好きだった自分が『見るのがこんなに楽しいんだ』。学生時代一番遠いと思っていた陸上、トレーニングでゲーム性がない苦しいものだと思っていた陸上を変えてくれたのが『世界陸上』。『知らないって怖いな』『食わず嫌いではなく知ることが大切』と教えてくれたのが『世界陸上』」

『東京2025世界陸上競技選手権大会』は2025年9月13日(土)~21日(日)・国立競技場にて開催。チケットは10月31日(木)までチケットぴあ先行販売。

東京2025世界陸上競技選手権大会のチケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2453080

フォトギャラリー(4件)

すべて見る