東野圭吾原作、藤田俊太郎演出『ミュージカル「手紙」2025』メインビジュアル公開 出演者全員のコメントも到着
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『ミュージカル「手紙」2025』メインビジュアル
東野圭吾原作、藤田俊太郎演出による『ミュージカル「手紙」2025』のメインビジュアルおよび公演詳細が発表された。
本作は、これまで映画・ドラマとして映像化されてきた東野の同名小説を、日本発のオリジナルミュージカルとして作り上げ、2016年、2017年、2022年に上演。4度目となる今回は2022年度版から一部シーンの変更や新たな演出を予定しており、これまでとは異なる上演となる。
出演は、物語の主軸となる兄弟役として『ミュージカル「手紙」2022』で主演を務めた村井良大、spiが続投。そのほか優河、鈴木悠仁、青木滉平、稲葉通陽、青野紗穂、染谷洸太、遠藤瑠美子、五十嵐可絵、川口竜也といった面々が名を連ねた。
公開されたメインビジュアルでは、spi演じる兄の武島剛志が服役中に過ごすこととなるコンクリート塀の中で、それぞれのキャラクターたちがさまざまな表情を浮かべながら佇む姿が表現されている。
『ミュージカル「手紙」2025』は、2025年3月7日(金) から23日(日) に東京・東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)で上演後、3月29日(土) から31日(月) に大阪・SkyシアターMBS、4月5日(土)・6日(日) に岡山・岡山芸術創造劇場 ハレノワ 大劇場で上演される。また、脚本・作詞の高橋知伽江、作曲・音楽監督・作詞の深沢桂子、そして出演者全員からのコメントが到着した。
『ミュージカル「手紙」2025』スタッフ&出演者によるコメント
■高橋知伽江(脚本・作詞)
『ミュージカル「手紙」』は上演するたびに加筆して、進化と深化を目指しています。今回も演出家の発案で思い切った挑戦をした結果、いくつもあるテーマの中から〈家族〉という要素がくっきりと浮かび上がり、主人公の決断の重さが一層胸を打つようになりました。ラストの涙腺崩壊率はおそらく過去最高です。舞台はお客様の拍手によって育ちます。妥協を知らない『手紙』の成長を、ぜひ劇場で見守ってくださいますようお願いいたします。
■深沢桂子(作曲・音楽監督・作詞)
2016年産声を上げた『ミュージカル「手紙」』今回で4回目、公演を重ねるごとに進化し成長する。音楽も編成を変えたり曲を増やしたり減らしたり、オリジナルミュージカルだからこそ味わえる醍醐味だ。
今回は物語の中で心情を歌う曲の歌詞はそのままにメロディーを演じる俳優の個性に合わせて変えてみた。試みは大成功! 回数を重ねる毎に、演じる俳優たちの歌う歌が同じ曲なのに変化する。
音楽を通して、俳優たちの生きてきた月日の分だけ深みが増し同時に曲達も成長する。そんな変化を今回も目撃できる。最高の瞬間だ! 2025年春、新たな『ミュージカル「手紙」』が誕生する。楽しみでたまらない。
■村井良大(武島直貴[弟]役)
再び武島直貴を演じさせていただきます村井良大です。
この作品で描かれる加害者家族に対する世間の対応を丁寧に表現し、また演じられることを光栄に思います。今回は新しい演出も加わり、より一層力強くお客様の心に響くと思います。前回同様兄の剛志役にspiさん、そして素晴らしいキャストの方々と演じることができ、大変心強いです。新たに加わりましたキャストの皆様と共に、2025年の『手紙』をお届けしたいと思います。ご期待ください。
■spi(武島剛志[兄]役)
『手紙』、再演と言うことでまた剛志をやらせていただきます。この素晴らしいメイド・イン・ジャパン・ミュージカル、強烈なテーマと愛、繋がり、生と死。この全てに全身全霊ぶつけていきたいと思います。我々が生きているこの社会や、人間関係というのは、いつも絶妙なバランスで保たれ崩れ再構築されますが、そこにはいつも愛と縁があるなという気がしてます。この作品で皆様の人生における、愛と縁とは?なんて偉そうに投げかけてみようなんて思ってます。ぜひ劇場にお越しください!
■優河(由実子役)
4年ぶりにミュージカルに出演させていただきます。
『ミュージカル「手紙」』は2022年版を観させていただき、物語が進むにつれ身につまされる想いで傷つき、そして三浦透子さん演じる由実子に救われました。この物語において由実子が重要な"光"の役割を担っていると思います。他人事だと思っていたことが、ある日突然、自分のことになる。誰も知ることのできない運命がそこにあるからこそ、私たちは日々何を感じ、考え、誰とどう生きていくかが大切なのだと思います。由実子の瞳に映る光に導いてもらいながら、この作品の旅に出たいと思います。
■鈴木悠仁(祐輔役)
今回の『ミュージカル「手紙」』では祐輔役を演じます! 鈴木悠仁です。
先輩も出演していたこの『手紙』という舞台に出演できること、凄く嬉しいです!
この役は、芯の通ったかっこいい人間です。メジャーバンドになることを夢見て活動する祐輔の姿は自分と似ているところがあります。バンドマンの役なのでボイストレーニングや楽器のレッスンなど色々と準備をしています!
皆さんに最高の舞台を届けられるように頑張ります! 是非見に来てください!
■青木滉平(コータ役)
今回初めてミュージカルの出演が決まり、とても嬉しいです。
また自分の特技でもある楽器を活かしてステージに立つことができるのも楽しみです。
悠仁、稲葉と3人で披露する劇中歌では、初めてドラムにも挑戦するので、毎日歌の練習とあわせてドラムの練習もしています。僕にとって初挑戦だらけの『ミュージカル「手紙」』、心強いメンバーのふたりと協力して頑張ります! 是非楽しみにしていてください!
■稲葉通陽(アツシ役)
この度、アツシ役を演じます。少年忍者の稲葉通陽です。
今回、僕は初めてのミュージカル作品への出演となりました。今までずっとミュージカルに出演したいと願っていたので、それが叶いとても嬉しいです。
アツシはスペシウムというバンドの一員でベースを担当しているので、ベースを演奏する姿にも注目して見ていただきたいです!
お芝居も歌もベースも沢山稽古を重ねて、皆さんの心に響く素敵な作品になるよう精一杯頑張ります!
■青野紗穂(朝美役)
この度『ミュージカル「手紙」2025』に出演させていただけることに感謝しています。
前回の朝美は、とにかく自分が崩れない様にしている、子どもから大人になる過程で生まれる葛藤や、世間の反応を反映した様な役作りをさせていただきました。今回はこれに加え朝美の存在意義や、細かな思考の変化に着目して作り上げていけたらと思っています。
前回キャストに加え新キャスト、そして新たな台本に力を借り、もっと深く、残酷に現実を投影できればと思っております! 今まで手紙を愛してくださった方々にも、これから『手紙』に出逢う方々にも、何年も心に残る作品になる様頑張ります!!
■染谷洸太(忠夫役)
2017、2022年と出演し、今回3度目の挑戦になります。回を重ねるごとに見える世界も変わってきました。加害者家族として生きることについて色濃く描かれていますが、被害者家族として生きる上でどう決着をつけていくのか、そしてどうしたら次の一歩を踏み出せるのか、おそらく今回もまた違う感じ方をするんだろうと思います。この世界に生きる人間として今の自分が感じることを大切に丁寧に演じて生きたいと思います。
■遠藤瑠美子(担任役)
先日、一回り以上年下の知人が「私この小説大好きなんです!」とこの作品について話をしてくれました。改めて、この作品が持つ普遍的なメッセージの強さや色褪せない魅力を感じ、演劇作品として届ける一員となれることを光栄に思います。
また、今回はまた新たな演出や初めて登場する役もあるとのことで、私自身進化した『ミュージカル「手紙」』に出会えるのがとても楽しみです。どうぞよろしくお願いします!
■五十嵐可絵(緒方敏江役)
『手紙』4度目の挑戦へ
初演から数えて9年。4度目の挑戦が出来る機会を頂けたこと、光栄で、とても興奮しています。そして、新しい仲間、感触、感覚に出会える! そして、『手紙』初の岡山公演!! 今からワクワク、ゾクゾクしています。じっくりと、また豊かに、全身全霊で向かい合います。
きっと桜が咲き始める頃ですね。劇場でお会いしましょう。
■川口竜也(平野役)
自分にとって大切な『手紙』に、また出演させていただきます。
2016年の初演のオーディションの時に、何か人を殺す道具を持ってきて下さいと言われて、何が一番残酷かを考え、思い、娘が使っていた縄跳びを持って行ったことが思い出されます。
またあのヒリヒリとした稽古場に戻れると思うと俳優として、すごく楽しみです。
よろしくお願いします。
<公演情報>
ミュージカル『手紙』2025
原作:東野圭吾『手紙』(文春文庫刊)
脚本・作詞:高橋知伽江
作曲・音楽監督・作詞:深沢桂子
演出:藤田俊太郎
【出演】
村井良大、spi、優河、
鈴木悠仁、青木滉平、稲葉通陽、青野紗穂、
染谷洸太、遠藤瑠美子、五十嵐可絵、川口竜也
【東京公演】
日程:2025年3月7日(金)~3月23日(日)
会場:東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
■アフタートーク
3月11日(火) 13:00 藤田俊太郎×村井良大×優河
3月13日(木) 13:00 藤田俊太郎×鈴木悠仁×青木滉平×稲葉通陽
3月18日(火) 13:00 藤田俊太郎×spi
【大阪公演】
日程:2025年3月29日(土)~3月31日(月)
会場:SkyシアターMBS
■アフタートーク
3月29日(土) 17:00 藤田俊太郎×鈴木悠仁×青木滉平×稲葉通陽
【岡山公演】
日程:2025年4月5日(土)・6日(日)
会場:岡山芸術創造劇場 ハレノワ 大劇場
■アフタートーク
4月5日(土) 14:00 深沢桂子×鈴木悠仁×青木滉平×稲葉通陽×川口竜也