「十一月歌舞伎座特別公演 ようこそ歌舞伎座へ」開幕! 尾上松緑ら出演者のコメント&限定メニュー試食レポート
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左より)尾上左近、中村歌昇、坂東亀蔵(2階ロビー「『三人吉三巴白浪』フォトスポット」にて)
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すべて見るいよいよ、本日11月1日(金)に初日を迎える「十一月歌舞伎座特別公演 ようこそ歌舞伎座へ」(11月1日(金)初日~23日(土)千穐楽)公演。出演者の開幕に向けたコメントと、特別企画の先行体験オフィシャルレポートが到着した。
「十一月歌舞伎座特別公演」では、観劇以外にも歌舞伎座での特別なひと時を過ごせるよう、趣向を凝らしたさまざまな企画で観客を迎える。歌舞伎座に入ってすぐの大間(ロビー)の吹き抜けには、歌舞伎で欠かせない和傘が華やかに飾られ、各階ロビーには当月上演の『三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)』や『石橋(しゃっきょう)』に因んだフォトスポット、実際に舞台で使用されるものと同じ小道具や大道具の展示、ほかにも場内を巡る「歌舞伎印巡(すたんぷらりぃ)」や土日限定のワークショップ「ようこそ小道具づくりへ」を開催される。また、歌舞伎座売店や1階喫茶室「檜」では11月限定メニューの販売も。
「11月歌舞伎座特別公演」に向けて尾上松緑は、「初めて歌舞伎を観る人たちにも楽しんでいただけるように、虎之介さんも解説を楽しくつくっていますし、我々もベストを尽くして舞台を勤めます。今月の公演では、殊に若い人たちが頑張っていますので、若い人たちの活躍を観て応援してあげてほしいと思います」と公演に向けてコメント。自身の出演する『石橋』のフォトスポットを訪れ、「普段の歌舞伎座の風情とはまた違うセッティングを歌舞伎座の人たちがつくってくれているので、そちらも楽しんでいただければ幸いです」とコメントを寄せた。
フォトスポットや小道具に実際に触れられるコーナーを体験した坂東亀蔵は、「小道具ふれあい広場に鎧があるのが、役者としては嬉しいです。実際に鎧を持ち上げていただいて、その重さを感じていただきたいですね。“こんなに重いものを着ているのに、重くないように芝居をしています!”ということを皆様に知っていただけたら」。中村歌昇は、「『三人吉三』のフォトスポットにある駕籠ですが、実はこの駕篭は身体の大きさに関わらずこのサイズなんです。実際に乗ることができますので、ぜひ私たちと同じ気分を味わってみてください」。尾上左近は、「歌舞伎座3階には歌舞伎の舞台にも登場するような茶店があります。今月は様々なフォトスポットがあってお楽しみいただけるかと思いますので、ぜひお写真を撮ってSNSにアップしていただいて、歌舞伎座をさらに盛り上げていただけますと幸いです」とコメント。
また、来場者へ向けて中村萬太郎は、「“ようこそ歌舞伎座へ”ということで、これまで歌舞伎をご覧になったことのない方にも楽しんでいただけるプログラムとなっております。もちろん、いつもご来場のお客様にもこれまでと違う体験をしていただくことができますので、是非お誘い合わせいただいてお越しください」とコメントを寄せた。中村種之助は、「ロビーにもいろいろと趣向を凝らした新しい歌舞伎座体験となっております。このような狂言立ても初めての試みですし、私たち若いメンバーも懸命につとめますので、エネルギッシュなひと月にしたいと思います」。中村福之助は、「今回、『石橋』に出られることがうれしいです。歌舞伎座での毛振りは襲名披露の『連獅子』以来になるので、その時に教えていただいたことを活かして頑張りたいと思います」。中村虎之介は、「今月の歌舞伎座は“ようこそ歌舞伎座へ”ということで、普段とは少し違った公演となっております。初めての方、いつも歌舞伎をご覧になっている方、若い方、海外の方、どなたでもお楽しみいただける公演で、さらにはお求めやすいご観劇料となっておりますので、ぜひご家族、ご友人お誘い合わせのもと歌舞伎座へお越しください」とアピールした。
出演者が、11月限定メニューを試食!
歌舞伎座で、11月限定で販売されるメニューを出演者が二組に分かれて試食。
『三人吉三』に出演の坂東亀蔵、中村歌昇、尾上左近の3人は、歌舞伎座名物「めでたい焼き」の新味を試食。3階で販売している通常の「あんこ」に加え、11月には地下2階の木挽町広場で「カスタードクリーム」「つぶつぶ栗あん」の2種類を限定販売。「めでたい焼き」は、食べ進めると紅白のふたつの大きな白玉が出てきます。濃厚な「カスタードクリーム」と、甘さ控えめな「つぶつぶ栗あん」を食べた3人は、揃って「おいしい!」と笑顔。左近は、「通常のあんこ味は、自分が客席で観劇するときは買いに行くほど好きなのですが、いつか出てほしいと思っていたカスタードクリームに、秋を感じる栗あん……。白玉とのハーモニーも相まって、本当においしいです! 客席へお持ち込みもできますので、ぜひご観劇の際にお召し上がりください!」とコメント。
歌舞伎座の1階喫茶室「檜」での限定商品は、「鯛茶漬け」と「観音山フルーツパーラー×歌舞伎座 コラボパフェ」。
中村萬太郎、中村虎之介のふたりはコラボパフェを、中村種之助、中村福之助のふたりは鯛茶漬けを試食。コラボパフェは、秋を感じさせる季節の柿とイチジクがきれいに飾られた和テイストのパフェ。パフェの横には、隈取の刻印された観音山みかんが添えられている。よくパフェを食べるという萬太郎は、「おいしいです!」とひとり黙々と食べ進める。一方、パフェをあまり食べないという虎之介は食べかたに試行錯誤しながらも、「これ、すごいっすね!」と楽しみながら食べていたが……。
隣の種之助の鯛茶漬けに興味を持つと、横から一枚を取り、ひょいと口に運ぶ。すると、パフェを横に置いて、追加で鯛茶漬けを食べることに。鯛茶漬けは、鯛を濃厚な胡麻だれにつけて食し、あとから出汁をかけて二度楽しめる。鯛に胡麻だれをつけて食べていた種之助は、「ご飯、お代わりいただけますか?」と箸が進む。種之助は、「このお出汁が本当においしいです!」と食レポすると、福之助も、「胡麻だれが濃厚で、これはご飯お代わりしちゃいますね。本当に美味しい!」と続けた。
歌舞伎座観劇は幕間のお食事も楽しみのひとつ。萬太郎は、「今回は幕間の時間もいつもよりも長く取ってありますので、劇場の中を探検していただきつつ、パフェや鯛茶漬けもぜひお召し上がりください!」とコメントを寄せた。
<公演情報>
十一月歌舞伎座特別公演
ようこそ歌舞伎座へ
一、ようこそ 歌舞伎座へ
ご案内:中村虎之介
二、河竹黙阿弥作
三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)
大川端庚申塚の場
お嬢吉三:尾上左近
お坊吉三:中村歌昇
和尚吉三:坂東亀蔵
三、石橋(しゃっきょう)
獅子の精:尾上松緑
同:中村萬太郎
同:中村種之助
同:中村福之助
同:中村虎之介
※午前の部/午後の部 同一演目で上演
日程:2024年11月1日(金)~23日(土・祝)
休演:4日(月・休)、11日(月)、12日(火)、15日(金)、18日(月)、20日(水)
会場:東京・歌舞伎座
詳細はこちら:
https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/881
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