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青山学院の連覇か? 國學院の三冠か? 駒澤の逆襲か? 101回目の箱根駅伝へ、指揮官たちは自信あり!

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原晋監督(青山学院大学)

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青山学院大学の連覇か、國學院の三冠達成か、『出雲』『全日本』2位の駒澤の逆襲か。12月10日、『第101回東京箱根間往復大学駅伝』記者発表会が行われた。前回100回目の記念大会で5位までに入った監督たちは今季のチームの強みと思い描くレース展開を次のように語った。

青山学院大学・原晋監督「昨年の今時分は16人中13人がインフルエンザを発症するという壊滅的な状況だった。それに比べれば今年は今のところ順調にいっている。
大手町のフィニッシュでチーム全体で笑顔で会いたいし、ファンのみなさま、スポンサーのみなさまと笑顔で喜び合いたい。第101回、次なる『箱根駅伝』の第一歩だと思っている。110回、120回、200回と愛する箱根駅伝は続くものだと思っている。そして優勝するといろいろな出会いがある。スポーツ界や経済界、芸能界、思ってもみなかった方々とお会いすることができる。2年連続8度目の優勝を目指します。いきますよ、恒例の101回目の作戦名は『あいたいね大作戦』。がんばっていきたいと思います。お騒がせしました」

駒澤大学・藤田敦史監督「今回第101回大会を迎えるにあたり、昨年の4年生がかなり主力を占めていたので、その4年生が抜けて新たなチームになる時には少し選手層が薄く、シーズン前半苦しんだが、『出雲(全日本大学選抜駅伝競走)』『全日本(大学駅伝)』と駅伝を重ねるにしたがってチームは自信を付けてきた。チームの強みは4年生が少ないが、下級生が多く入り、次世代のチームになったこと。それに加えて、篠原倖太朗、佐藤圭汰というエース力を持ったチームでもある。このチームを生かすために、各学年バランスよく選手が入った。チームの目標は昨年優勝を目指した中で準優勝だったので、もちろん総合優勝を目指していきたい。
昨年、1~3区に篠原、(鈴木)芽吹、佐藤圭汰を並べた時に青山学院さんに力負けして、なかなかそこから逆転の一手を打てなかった状況を踏まえて、今回はいろんな状況を対応できるチームづくりを進めてきた。以前、山区間を担当した山川(拓馬)、伊藤(蒼唯)が山区間以外の平地でも戦える力を付けてきた。彼らを山に持っていくのか平地に持っていくのか、いろんなパターンが組めるのが今年の強み。万が一予想外の展開になっても次の一手を打って、ぜひ総合優勝したいと思う」

城西大学・櫛部静二監督「昨年度3位という過去最高の成績を収めることができた。強みという質問には、昨年度の山の選手が卒業して、逆に弱みになっている状況だが、また新たな選手が台頭した。エースの斎藤(将也)と同じく3年生のヴィクター・キムタイ、4年生のキャプテンの平林(樹)も成長してきた。選手層も少しずつ厚みを増してきて、総合的なところが強み。
レース展開は、私は駅伝は常々先手必勝だと思っている。もちろん総合的に考え、要所要所の選手を立てつつ、前半の往路を重視して攻めた走りをしたい」

東洋大学・酒井俊幸監督「4年生が前半のトラックシーズンをけん引し、1年生が突き上げるようなこともあった。三大駅伝の季節になって、前半戦をけん引していた選手たちが思うような走りができなくなって、ちょっと『出雲』『全日本』と苦戦した。そういった選手たちがしっかり立て直すことが、ポイントだと思う。
レース展開はけん引してきた選手たちがしっかり流れを作り、そして中間層がそこに経験を重ねながら『出雲』『全日本』で出た課題を改善してきたことを出していきたい。前半戦で乗り遅れてきた流れが続いているので、しっかり往路から流れに乗って勝負していきたい」

國學院大學・前田康弘監督「今年のチームは平林清澄を中心にまとまりがある、國學院史上過去最強のチームだと思っている。今年の強みは選手層がやはり厚い。『箱根駅伝』は先手必勝なので、往路にエース格が集まり、復路をつなぎの区間、あとはエースの選手をどれだけ置けるかがポイントになってくるが、私どもが描いているレースプランとしては復路勝負に持っていく。
この頃往路で勝ったチームがそのまま逃げ切る駅伝スタイルが続いているが、復路でしっかり勝負ができる人材が置けるというのが今年の國學院の強み。それは『出雲』『全日本』でも証明してきた通り、つなぎ区間で勝負をかけられる人材が揃っているので、今回の『箱根』でも非常に楽しみにしているところ。往路はどの大学も素晴らしい選手がくるので、私どももしっかり戦える選手がいる。山についてもめどが立っている。復路のどこかの区間で先頭に立つようなレースプランを描きながら、しっかり調整を進めていきたい」

『第101回東京箱根間往復大学駅伝』は12月29日(日)に区間エントリー提出、2025年1月2日(木)に大手町読売新聞社前より往路、3日(金)に箱根町芦ノ湖駐車場入口より復路がスタート。往路107.5km・復路109.6km・総距離217.1kmで襷をつなぐ。レースの模様は日本テレビ系にて全国生中継。

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