ジェシー・アイゼンバーグがひとり4役で才能を発揮! 『リアル・ペイン〜心の旅〜』新場面写真&メイキング画像公開
映画
ニュース
(C)2024 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.
続きを読むフォトギャラリー(6件)
すべて見る第40回サンダンス映画祭でウォルド・ソルト脚本賞を受賞した映画『リアル・ペイン〜心の旅〜』の新たな場面写真とメイキング画像が公開された。
本作で監督、脚本、製作を務め、さらに主人公デヴィッドを演じるのは、『ソーシャル・ネットワーク』で俳優としてブレイク、『僕らの世界が交わるまで』で監督デビューを果たし、世界から高評価を受けたジェシー・アイゼンバーグ。前作に引き続き、エマ・ストーンがプロデューサーとしても名を連ねる中、ダブル主演として、デヴィッドの従兄弟であるベンジー役を『メディア王〜華麗なる一族〜』で2024年のゴールデングローブ賞、エミー賞をダブル受賞したキーラン・カルキンが演じる。共演には、ウィル・シャープ、ジェニファー・グレイらが名を連ねた。
今回公開されたのは、劇中、ポーランドの各地を巡るデヴィッドとベンジーの姿を捉えた場面写真に加え、アイゼンバーグの多彩な才能が垣間見えるメイキング画像。出演者のひとりとして現場に溶け込みながら、監督としても指示を出すアイゼンバーグの姿が切り取られている。さらに、バディとして絶妙な掛け合いを見せてくれるカルキンとのオフショットも公開された。
アイゼンバーグは、劇中のデヴィッドとベンジーのように、自身もポーランドにルーツを持っている。「戦争がなかったら、私はここで暮らしていただろう。私の人生はどうなっていただろう? 私は何者なのだろう?」と疑問を抱いたことから、ポーランドを巡る旅をテーマに映画を作りたいという気持ちが芽生えたそうで、実際にポーランドを訪れた妻との旅行が本作製作のきっかけになったという。
自身の歴史を紐解いたと言える本作に懸けるアイゼンバーグの熱意は凄まじく、監督、脚本、製作、出演というひとり4役を完璧にこなす多彩すぎる才能を発揮。そのどれもで完璧な手腕を見せており、第82回ゴールデングローブ賞の作品賞<ミュージカル/コメディ部門>、脚本賞(アイゼンバーグ)、主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門:アイゼンバーグ)、助演男優賞(カルキン)の4部門でノミネートを果たした。
実はその裏には、本作にプロデューサーとして名を連ねるストーンの助言もあったという。俳優としても確かなキャリアを持つアイゼンバーグは、当初、ベンジー役を演じることに興味を持っていたというが、「プロデューサーのエマ・ストーンが、私にデヴィッド役に専念するよう勧めたんだ」と明かしている。事実、アイゼンバーグは本作で第82回ゴールデングローブ賞の主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)にもノミネートされており、「彼女の考えは正解だった」とストーンのプロデューサーとしてのアドバイスに舌を巻き、ベンジー役を演じたカルキンを「素晴らしい才能だ」と称賛している。
ベンジー役を演じたカルキンは、共演者でありながら、監督でもあり、脚本家でもあるアイゼンバーグとの撮影を「一緒にシーンを演じた直後に、彼が僕の顔を見て、もっとうまくできるはずだとダメ出しする時には、確かに自分の中での調整が大変だった。ほっといてくれ、僕も君に言いたいことがあるよ、と一瞬よぎるんだけど、でも、彼が監督であることを思い出して、“はい、わかりました。言われたとおりにします。”ってなるんだ(笑)」とユーモアたっぷりに振り返っており、アイゼンバーグの脚本を「完璧だった」と称え、お互いに信頼しながら本作の撮影に臨んだことが明かされている。
<作品情報>
映画『リアル・ペイン〜心の旅〜』
2025年1月31日(金) 公開
公式サイト:
https://searchlightpictures.jp
(C)2024 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.
フォトギャラリー(6件)
すべて見る