東京SGの今季初勝利か? S東京ベイの1敗キープか?
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髙本幹也(東京サンゴリアス) (C)スエイシナオヨシ
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すべて見る東京サンゴリアスが苦しんでいる。リーグワン初年度2位、一昨年4位、昨年3位で迎えた今季、まさかの開幕3戦未勝利に陥っている。
『NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25』開幕戦で埼玉ワイルドナイツに12-33の力負けを喫すると、第2節ではブラックラムズ東京に32-33で20年ぶりの白星を献上。2連敗発進同士の対決となった第3節・トヨタヴェルブリッツ戦は互いに詰めの甘さが露呈して30-30の引き分けに終わった。
トヨタV戦後、小野晃征HCが「ひと言でチームの雰囲気をまとめるなら悔しい。来週のクボタ戦にぶつけられるように切り替えたい」と唇を噛めば、HO堀越康介主将も「2敗したチーム同士、どちらが勝ちたいという欲を出すか臨んだゲームだが、勝てるゲームを勝ち切れなかった印象」と悔やんだ。1トライ3ゴール3PGを決めてプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出されたSO髙本幹也も「自分が(PGを)3本外してしまった。自分が決めていれば……」と引き分けの責任を背負った。
一方、クボタスピアーズ船橋・東京ベイも勝点を譲るつもりはさらさらない。『NTTリーグワン2022-23』優勝から一転、昨季は6位に沈んだS東京ベイは、2勝1敗で開幕3連戦をクリア。ショットに精彩を欠いたSOバーナード・フォーリーが最後の最後、サヨナラDGで30-27の劇的勝利で開幕戦を飾ると、第2節の前半こそ埼玉WKに3-20と差を付けられるも後半は一時逆転した。結局再逆転を許したものの24-26と『NTTリーグワン2022』覇者に肉薄。前節は開幕連勝スタートの三重ホンダヒートに手を焼いたものの、32-27で接戦を制したのだった。
両軍の試合登録メンバーは以下の通り。
【東京SG】
1小林賢太、2堀越康介、3中野幹、4トレヴァ・ホゼア、5ハリー・ホッキングス、6下川甲嗣、7山本凱、8ショーン・マクマーン、9流大、10髙本幹也、11チェスリン・コルビ、12中村亮土、13イザヤ・プニヴァイ、14尾﨑晟也、15河瀬諒介、16呉季依典、17森川由起乙、18垣永真之介、19サム・ジェフリーズ、20桶谷宗汰、21タマティ・イオアネ、22福田健太、23尾﨑泰雅
【S東京ベイ】
1海士広大、2江良颯、3為房慶次朗、4デーヴィッド・ヴァンジーランド、5デーヴィッド・ブルブリング、6タイラー・ポール、7末永健雄、8ファウルア・マキシ、9藤原忍、10バーナード・フォーリー、11木田晴斗、12廣瀬雄也、13リカス・プレトリアス、14ハラトア・ヴァイレア、15ゲラード・ファンデンヒーファー、16福田陸人、17紙森陽太、18イジ—・ソード、19メルヴェ・オリヴィエ、20アシペリ・モアラ、21ブリン・ホール、22岸岡智樹、23アキラ・イエレミア
トップリーグ以降の両クラブの対戦成績は東京SGが16勝6敗と大きく勝ち越すが、リーグワン以降はS東京ベイが4勝2敗と形勢逆転する。昨季は1勝1敗のイーブン。開幕戦は東京SGが52-26と大勝すると、最終節ではS東京ベイが45-26とやり返した。
果たして、東京SGが今季初勝利を飾るのか、S東京ベイが1敗を死守するのか。『NTTリーグワン2024-25』第4節・東京SG×S東京ベイは1月12日(日)・秩父宮ラグビー場にてキックオフ。当日は先着1万名に「サンゴリアス スペシャル フリースポンチョ」をプレゼント。スポーツをテーマにした「スポーツDAY」を行い、読売ジャイアンツの人気マスコット・ジャビットも来場。昨シーズン大好評だったイベント広場「ゴリらんど」も実施する。チケット発売中。試合の模様はBS日テレにて生中継。
東京サンゴリアス対クボタスピアーズ船橋・東京ベイ NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 DIVISION 1のチケット情報
https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2442291&rlsCd=006&lotRlsCd=
NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25の特設ページ
https://t.pia.jp/pia/events/rugby-leagueone/
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