1敗死守か? 五分の星か? バイウィーク明けの静岡BR×東京SGに注目!
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北村瞬太郎(静岡ブルーレヴズ) (C)JRLO
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すべて見るバイウィーク明けの試合が大事だ。前節、王者東芝ブレイブルーパスを撃破した静岡ブルーレヴズにとっても、今季初勝利をマークした東京サンゴリアスにとっても、『NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25』第6節は重要な意味を持つ。3季年連続8位に甘んじてきた静岡BRはここまで4勝1敗、中盤戦も上位争いに割って入るのか。一方、3年連続プレーオフ進出の東京SGは1勝2分2敗。ここで五分の星に戻すのか、借金2となるのかは大違いである。
『NTTリーグワン2024-25』第5節は静岡BRらしさが全開となった。一家言持つスクラムとモールでBL東京をグイグイ押した。ルーキーのSH北村瞬太郎はわずかなスペースを見逃さず、新戦力のWTBヴァレンス・テファレはスピーディかつパワフルな突破で2トライをマークした。守備もトライゾーン前でのディフェンスでは高い集中力を発揮。49分FLシャノン・フリゼルのイエローカードと60分相手の隙を突いたCTBチャールズ・ピウタウのトライも効いて静岡BRが34-28で下馬評を覆した。
もちろん反省点もある。SO家村健太のショットは8本中2本成功と精度を欠いた。本来もっと楽に試合を進められたはずである。とくに試合終了間際のイージーなPGを外したのはいただけない。今後、取るべき2点、3点をしっかり加点しなければ勝利の女神は微笑んでくれないだろう。
試合後、藤井雄一郎監督は「今日は家村のゴールキックで試合がすごく面白くなったが」といじった上で、「しっかりアタックマインドを持って外側からキックを蹴るということと、自陣からでもアタックして自分たちの強みをしっかり出す形が今日はたくさん出たのでは」と手応えを口にした。
第3節・トヨタヴェルブリッツ戦、第4節・クボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦と2試合連続引き分けに終わった東京SGは前節、三重ホンダヒートを相手に隙を見せない戦いぶりを繰り広げた。前半18分WTBチェスリン・コルビの逆転トライ、25分のNO8ショーン・マクマーンの独走トライで東京SGが主導権を握ると、後半トライを奪えなかったもののSO髙本幹也の2本のPGと試合を締め括るDGで27-19と逃げ切った。
21-19で迎えた残り10分、PGを選択した場面について、小野晃征HCが「ホンダさんのこれまでの試合を分析し、3点を積み重ねる形でプレッシャーを掛けることが重要だと考えた」と解説すれば、ゲームキャプテンを務めたSH流大も「過去2試合が同点だった経験から確実に3点を取る判断をした。5点差にすることで相手にリスクをおかさせる状況を作れたのは、結果的にいい選択だったと思う」と振り返った。
果たして、静岡BRが1敗を死守するのか、東京SGが星をイーブンに戻すのか。『NTTリーグワン2024-25』第6節・静岡BR×東京SGは2月1日(土)・ヤマハスタジアム(磐田)にてキックオフ。当日、来場者先着8000名に「Go! Go! レヴホン!」をプレゼント。鍋やおでん、ラーメンなど心も体も温まるアツアツなグルメがレヴズ横丁に集結する。さらにものまねステージやカップルトークショーなどステージイベントも実施。チケットはチケットぴあにて1月29日(水)18時まで発売中。
静岡ブルーレヴズ対東京サンゴリアス NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 DIVISION 1のチケット情報
https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2447747&rlsCd=001&lotRlsCd=
NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25の特設ページ
https://t.pia.jp/pia/events/rugby-leagueone/
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