吉野北人の今後への決意「ソロの活動をグループに返したい」
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吉野北人 (撮影/映美)
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THE RAMPAGEのメンバー16人それぞれの個性を引き出す書籍を、2024年7月から12月連続で刊行する大型企画「GL-16~THE RAMPAGE BOOKS~」。
1月24日には吉野北人の2nd写真集『Orange』(幻冬舎)が発売となった。
全編をイタリアで撮影。無邪気さ、高貴さ、妖艶さ……さまざまな吉野北人を捉えたこの写真集のイタリアでの撮影の様子、グループのこと、俳優活動に対して感じていることなど、吉野北人の現在に迫った。
ポジティブになってくれたら、という思いを込めて
――2nd写真集が発売されて、今のお気持ちはいかがですか?
撮影が去年の5月なので、ようやくファンのみなさんに届けられたのも嬉しいですし、ちゃんと発売できてよかったな、と思います。
――今回の企画について、最初に聞かれたときはどういう印象を持たれましたか?
16人それぞれがやりたいことができて、1年かけてTHE RAMPAGEが露出できるのはすごいな、と。その中でも、自分は2nd写真集として、またみなさんの元に写真集をお届けできたことが嬉しかったです。
――写真集という形を選ばれた経緯はどういったものだったんでしょう?
タイミング的にもいい頃合いだな、というところで。また写真集を出せたらいいな、という思いと、タイミングがバッチリ重なりました。
--写真の中にタイトルの「Orange」のカラーが入っていると思いますが、タイトルは最初に決められたんですか?
「Orange」の言葉には前向きでポジティブな要素があると知って、見てくださる方が癒されつつも、ポジティブな気持ちになってくれたらいいな、という思いで決めました。
それに、「Orange」というタイトルも、ロゴ的にもかわいいな、と思ったのもあります。
――イタリアを選ばれた理由は?
もともとヨーロッパで撮影したかったんです。その中でもイタリアのヴェネチアという町が素敵だな、とずっと思っていたので選びました。素晴らしい国なのでどの街も迷いましたけど、ヴェネチアをマストとして、現実的に考えたらミラノが一番いいんじゃないか、ということでミラノとヴェネチアで撮影をさせていただきました。
――他にも迷われた場所があったんですか?
ローマとか、もう少し下の方のちょっと南海岸の辺りとか……その辺りは写真を見る限り、「ああ、いいな、素敵だな」と思っていました。とはいえ、時間も限られていたので、2ヶ所に絞って、ということでヴェネチアとミラノになりました。
吉野北人の写真へのこだわり
――吉野さんはもちろんですが、イタリアの街並みがフューチャーされている写真も多いですよね。その点は何かこだわりがあるんですか?
カメラマンの尾身沙紀さんは自分で提案させていただいたんですけど、インスタで見ているとタイプの写真がいっぱいあったんです。
自分の写真集も、ただの自分の写真ではなくて、町並みも含めた絵、写真にしたいなと思っていました。途中で街並みが入ってくると、より世界観が押し出されるように思うんですよね。すごく素敵だし。カメラマンさんはイメージ通りでした。
――いま、この瞬間に選ぶ吉野さんのお気に入りの写真を選ぶとしたら、どのページになりますか?
難しいな。でも、無邪気さということで言ったら、この一枚ですね(p86を指して)。
全体的な画とか、イタリアの良さ、街の感じが表現されていると思います。外に洗濯物が干してあったり、窓側にお花が飾ってあったり、全体的にかわいいんですよね。
――写真集を見て、イタリアってすごくカラフルなんだな、と思いました。
そうなんですよ。これはヴェネチアから船で20分ぐらい移動したところのブラーノ島というすごくカラフルな島で撮ったんですけど、そこもめちゃくちゃ可愛くて。お気に入りの撮影ポイントです。
――そして、衣装も印象的です。
衣装合わせのときは300着ぐらい……かな?(笑) とにかくたくさんありました。その中で、ひたすら試着して、スタイリストさんと選んだ形です。
――先行で公開されていた王子様のような衣装が目を惹くな、と思ったんですけど……。
それはイタリアで借りた衣装なんですよ。
――すごい衣装ですね。
すごいですよね(笑)。
――お気に入りの衣装はどれでしょう?
意外と、デニムと白Tシャツのものも好きなんですよ。シンプルなんですけど、よりイタリアの良さも見えるし、馴染んでるな、って。
――お気に入りの写真でも着ていらっしゃいますね。
そうなんです。いいんですよね、この写真。
その肌の美しさの秘訣は?
――撮影で思い出深いことはありますか?
サマータイムで22時ぐらいまで明るくて。1日が長い、終わらないなあ、って思っていましたね(笑)。
朝7時ぐらいからメイクして、それから撮り始めて、ランチとかディナーとかもしながらだったので、23時ぐらいまで撮影していました。
――22時ぐらいまで明るいなら、23時でも真っ暗というより、薄暗い、くらいですよね。
もう眠かったですね(笑)。眠いんですけど、それよりも楽しいとか、撮りたいとか、そういう気持ちのほうが強かったです。
――もう現場が楽しかったんですね。ハイになりそう……。
もうハイでした(笑)。みんなホテルに帰って爆睡ですよ。
――オフはあったんですか?
帰りの日にオフというか、少し空き時間がありましたね。
何してたかな……買い物行ったりとか、ドゥオモの目の前でランチしたり、美術館に行ったり。
――短い時間にギュギュッと楽しまれたんですね。また個人的にも行ってみたい?
行ってみたいですね。めちゃくちゃ行きたい。ローマも行きたいし。
――今年、時間ができたら、海外はどこに行きたいですか?
もう一回、ヴェネチア行きたいなあ。ヴェネチア、ローマ。イタリア攻めて……スペインに行って。ギリシャに行って、あとはどこだろうな、スイスも行きたいし、全部行きたいです(笑)。
――ちなみに、写真集を拝見していて、吉野さんのお肌が綺麗だな、と思ったんですけど……。
いやいや、そんなことないですよ(笑)。
――美容や健康面で気をつけてらっしゃることあります?
特にないんですよね。基本、面倒くさがりなんで、何かするとかはないです。なるべくお風呂上がりにちゃんとケアしよう、というぐらい。
あとは本当に好きなものを食べてます。何やってるんだろうな……でも、あんまりお酒は飲まないし、肌に害がありそうなものはやっていない気がするので、それはあるかも知れません。
――毎日の生活の積み重ねなんですね。
そうかもしれません。でも、逆に教えて欲しいです、みんな何やってるの?って(笑)。
チームでヒットしたい
――THE RAMPAGEの活動についてもお聞きしたいです。まずは結成10周年を振り返ってみていかがですか?
いろんなことを経験させていただきましたね。チームの仲もすごく深まりましたし。
去年はドームも2公演やらせていただいて、本当に自分たちも納得というか、全部出し切った公演になって……。それも一人ひとりが同じ方向を見てやらないと、きっと成功しなかったライブだったと思います。何かひとつのことに向かってやっている感じは、この10年ですごく強まっているな、と思います。
――東京ドーム公演は、本当に16人の個性がぎゅっと詰まっていましたね。
一人ひとりのフォーカスポイントも入れていたので、そういった意味では、それぞれが主役のような、みんなで作るライブになったんじゃないかな、と思います。
――3月からツアーですが、ドーム公演を経てやはり変化も生まれそうですか。
毎回そうなんですけど、今までにないような構成や演出があるので、全く新しいライブになっているかなと思います。
やっぱり、ライブをする側もいつも同じだとつまらないですし、変えた方がファンのみなさんもきっと楽しめる。自分たちも新鮮な気持ちでやり切れると思うので、そこは毎回、試行錯誤して変えるべきだな、と思っています。
――そんな中で吉野さんご自身は、グループへの想いが変化した部分はありますか?
今はソロで俳優だったり、いろんな露出をさせていただいていますけど、やっぱりチームでヒットしたいですし、そのためにはソロの活動もちゃんとチームに返ってくればいいな、という思いでやっています。全部、自分のためでもあるけど、チームのためでもあるな、と思います。
今後のチャレンジ「話し上手になりたい」
――THE RAMPAGEのボーカルとして意識が変わった点はあるのでしょうか。
やっぱり引っ張っていかなければいけない立場でもあります。ボーカルが顔なので、実力や歌の面で、もっともっと表現力を磨いていきたいです。ボーカルが、歌えなくなったら本当に終わりだと思いますから。しっかりとグループを背負いながらも、あまり力みすぎず、いいバランスでやっていけたらな、とは思っています。
――今だからこそ、吉野さんが感じていらっしゃるご自身の強みはどういったところですか?
強みは、「なんでもできる」。強さも弱さも、なんでも表現できるのかな、って。
どんなジャンルでも、世界観さえあれば表現できると思います。
――歌うときは世界観をやはり大事にされている?
そうですね。逆にしっかりとした世界観やコンセプトがないと無理かもしれません。
どういうシチュエーションで、とか、どういうテーマ性があるのか、がないとやはり表現しづらいな、というところがあります。そこがちゃんとしていれば、なんでもできます。
――ソロのお話も先ほど少し出ました。主演映画の『遺書、公開。』が公開になりましたが、役者のお仕事について変化した部分はどういったふうに感じていらっしゃいますか?
変化は……なんでしょうね。でも、「ありがたいな」ということに尽きます。今回は主演という形でやらせていただいていますけど、周りのキャストも本当に素晴らしくて、でもちゃんと自分が引き立つように見せてくれたり。自分より年下の方が多いんですけど、みんなすごいなって。ありがたいなって思います。
――尊敬の気持ちが自然と湧いてくるんですね。
やっぱりみんないろんな覚悟を持ってお芝居されているんだな、というのは感じますね。
すごいですよね、僕には無理だな、って。作品がかぶっていたりとか、「このあとまた違う作品があります」とか、「終わったらすぐにまた次の現場です」とか、それでみんな役をこなしているのがすごいな、って。シンプルにそれしか出てこないですね。本当にすごい(力を込めながら)。
――楽曲ごとに世界観を大切にされている、というお話もあったので、通ずる部分もあるのかな、と。
ひとつのことに没頭するタイプなので、何か違うものを同時にやるのはメンタル的には厳しそうだな、と思います。それを若いうちからやられているのは、簡単なことじゃないですよね。
――最後に、今後チャレンジしたいことはありますか?
以前、ひとりでパリに行ったんですけど、もっとひとりで海外に行きたいです。度胸試しみたいな。ひとりって少し怖いじゃないですか。でも、自分ひとりでやっていかなきゃいけないということがスリルがあって楽しかったんですよね。
――どのあたりでスリルを感じたんですか?
まず、ちゃんとホテルが取れてるか。飛行機とれるかな、ご飯どうしようかなとか(笑)。ニューヨークに行ったときも1人で行動していたんですけど、意外といけるもんだな、と思って楽しかったですね。
――行くとしたらやっぱりヨーロッパですか。
迷いますね……。お仕事関係で言うと、ファッション関係でミラノに行ってみたいですね。あとは、仕事でもプライベートでもそうですけど、話し上手になりたいです。
――へえ!
予期せぬところで予期せぬことを聞かれたりすると、「聞いてないよ!」って。
ちゃんと知識や語彙力を身につけておけば、どうにかなるじゃないですか。そういうのをちゃんとしようと思いました。
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撮影/映美、取材・文/ふくだりょうこ
スタイリング:吉田ケイスケ
ヘアメイク:大木利保(CONTINUE)
『Orange』吉野北人(THE RAMPAGE)発売中
撮影/尾身沙紀(幻冬舎)
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