マーベル・スタジオ最新作『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』特報映像&ポスター公開
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『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』ポスター (C) 2025 20th Century Studios / (C) and TM 2025 MARVEL.
マーベル・スタジオ最新作『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』が、2025年夏に公開されることが決定し、併せて、特報映像とポスターが公開された。
これまでマーベル・スタジオ作品では、アイアンマンやキャプテン・アメリカをはじめとした、人間味あふれるヒーローたちの姿や、その心情を丁寧に描いてきた。現代に生きる人々と同様に、悩みや葛藤を抱えながら戦うヒーローたちは、時にぶつかり合い失敗しながらも、互いに尊重し団結することで強大な敵にも立ち向かってきた。“ファンタスティック・フォー”は、そんなマーベルのヒーローたちや『アベンジャーズ』の原点ともいえる、マーベル・コミックス最初のヒーローチーム。宇宙でのミッション中のアクシデントにより、特殊な力を得てしまった4人の“家族”の物語だ。
天才科学者であり、チームのリーダー、リード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティック(ペドロ・パスカル)は、身体がゴムのように伸縮自在となる能力と、卓越した知性と発明の才能を持つチームの戦略家。リードのパートナーであるスー・ストーム/インビジブル・ウーマン(ヴァネッサ・カービー)は、透明化や強力な力場を生み出す能力の持ち主で、チームの精神的支柱としてメンバーを支えるしっかり者。スーの弟で、炎を自在に操る能力を持つジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ(ジョセフ・クイン)は、全身を炎に包み空を飛ぶことができるキャラクター。若く陽気で、チームのムードメーカー的存在だ。そして、リードの親友で、岩のような強固な身体を持つベン・グリム/ザ・シング(エボン・モス=バクラック)は、たぐいまれなる怪力の持ち主。
公開された特報映像では、60年代のレトロフューチャー要素が詰まった映像をバックに、宇宙からの危機に対して、家族一丸となって立ち向かおうとする“ファンタスティック・フォー”の姿が映し出される。ニューヨークにあるバクスター・ビルで、ハービーというロボットと共に暮らす彼らからは、“宇宙での事故”という大きな傷を抱えながらも互いに支え合いながら、暮らしている様子がうかがえる。
また、映像には鮮やかなブルーに、チームを象徴する「4」のロゴがあしらわれたコスチュームを着る姿や、流線型のデザインが印象的なブルーの車も登場。ザ・シングのTシャツやお面をかぶっている、ファンと思しきキッズの姿も確認できる。
監督を務めるのは、マーベル・スタジオドラマ『ワンダヴィジョン』で監督・製作総指揮を務め、高い評価を獲得したマット・シャクマン。“ファンタスティック・フォー”のメンバーに、『マンダロリアン』『キングスマン:ゴールデン・サークル』のペドロ・パスカル。『ミッション:インポッシブル』シリーズや、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』のヴァネッサ・カービー。さらに、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』などのジョセフ・クイン。『パニッシャー』や、ドラマ『一流シェフのファミリーレストラン』などのエボン・モス=バクラックら豪華キャストが名を連ねる。
本作はロバート・ダウニーJr.(トニー・スターク/アイアンマン)がドクター・ドゥーム役を演じることが発表され、大きな話題となった『アベンジャーズ/ドゥームズデイ(原題)』(2026年米公開)に繋がる物語として大きな期待を集めている作品のひとつ。今後の『アベンジャーズ』シリーズにも深くかかわってくるであろう、“ファンタスティック・フォー”に期待が高まる。
『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』特報
<作品情報>
『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』
2025年夏劇場公開
(C) 2025 20th Century Studios / (C) and TM 2025 MARVEL.