蹴春到来! FUJIFILM SUPER CUPへ、神戸・山川新主将「勝って、今季の基準を示したい」

2月7日『FUJIFILM SUPER CUP 2025』前日会見に、ヴェッセル神戸の吉田孝行監督とDF山川哲史主将が臨んだ。明日に迫ったサンフレッチェ広島との戦いに向けて、ふたりは意気込みを語った。

吉田監督「いよいよシーズンが開幕するという気持ち。サンフレッチェ広島という素晴らしい相手と対戦できることをうれしく思っている。明日の試合を楽しみにしている。Jリーグが開幕する試合に出られること、多くのサポーターの前でできることは本当に価値がある。勝つことでチームも勢いづくものもある。自分たちの現状を把握する意味でもいい機会」

山川「今季最初の試合ということで、しっかり勝利を収めて、今季のヴィッセル神戸の基準を示したい。(神戸の基準とは)縦に速いサッカー、前線からの守備でショートカウンターというのは確固たるものになっていると思うので、キャンプでは細部にこだわってやってきた」

キャンプで準備したことを問われた吉田監督はこう返答した。
「まずは自分たちがやらないといけないこと。攻撃、守備の戦術を落とし込むところと1か月の調整でコンディションを徐々に上げることを意識して取り組んできた。チーム内の浸透は昨季までいた選手の理解度はあるが、新しく入った選手はまだ1か月しか経っていないので、試合を重ねるうえで高めていければと思っている」

キャプテンとして臨む新シーズンに不安はないと山川はキッパリ。
「キャプテンとして戦うシーズンで最初不安もあったが、時間をかけていくことによって今は一切不安がない。今は新シーズンが始まるのをワクワクしている」

監督と主将は広島の印象をこのように語った。
吉田監督「(ミヒャエル・)スキッべ監督のことをものすごくリスペクトしているし、志向するサッカーもゾーンとマンツーマンで考え方は分かれているが、大枠で考えるとプレッシングで奪ってゴールへ向かっていくチームなので、似ている部分はある。もともとパワーのあるメンバーにジャーメイン(良)選手や田中(聡)選手などが加入し、素晴らしいチームができていると思う。そんな中、自分たちがどれだけできるか楽しみ。もちろんうまくいかない部分もあるとか思うが、それを修正して『ACLE』、開幕戦に向かっていくのが大事」

山川「強度のところ、前からのプレスだったりはJリーグトップクラスだと思う。新しい選手も加入して、どういうチームになっているかやってみないとわからないが楽しみ。ヴィッセルも強度の部分で負けるわけにはいかないので、個人のところも含めて負けないようにしたい」

『FUJIFILM SUPER CUP 2025』神戸×広島は2月8日(土)・国立競技場にてキックオフ。当日は『NEXT GENERATION MATCH』U-18Ｊリーグ選抜×日本高校選抜も開催。さらに「Ｊリーグ初詣」をテーマとしたイベントを数々ご用意。来場者先着5万名に豪華グッズが入ったＪリーグ福袋を配布し、イベントMCのJOY、大会アンバサダーの槙野智章、人気グローバルボーイズグループTHE RAMPAGEの陣とRIKUが参加する鏡開き＆餅つきイベントも行われる。さらに「劇映画 孤独のグルメ」とのコラボレーションも。ハーフタイムにはTHE RAMPAGEがライブパフォーマンスを披露する。また、明治神宮外苑軟式球場エリアでは１・Ｊ２・Ｊ３クラブのスタジアムグルメを販売するスタグルフェスも実施される。試合の模様は日本テレビ系全国ネットにて生中継、TVerにてライブ配信。チケットはＪリーグチケットにて発売中。

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