「私は野生のロボットよ!」映画『野生の島のロズ』島を守るためプログラムを超えて生きるロズの本編映像公開
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『野生の島のロズ』 (C)2024 DREAMWORKS ANIMATION LLC.
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すべて見るドリームワークスの最新作『野生の島のロズ』より、本編映像が公開された。
原作は、アメリカの作家ピーター・ブラウンによる著書『野生のロボット』シリーズ。監督・脚本は、ディズニーで『リロ&スティッチ』の監督を務め、ドリームワークスで『ヒックとドラゴン』などを手がけてきたクリス・サンダース、製作は、ドリームワークス・アニメーションの『ボス・ベイビー:ファミリー・ミッション』や『カンフー・パンダ』シリーズのジェフ・ハーマンが務める。
本作は、野生の島で起動した最新型アシストロボットの「ロズ」に、ひょんなことから愛情が生まれ、彼女が動物たちと共に生き、島の危機を乗り越えていく姿を描く。日本語吹替版は、ロズ役を綾瀬はるか、お調子者でずる賢く臆病だがロズの相談相手として友情を育んでいくキツネのチャッカリ役を柄本佑、ロズに育てられ立派に成長していく雁(ガン)のキラリ役を鈴木福、たくさんの子供たちを逞しく育てるオポッサムの母親ピンクシッポ役をいとうまい子が務めるなど、豪華キャストが集結している。

公開されたのは、島の“家族”となったロズが、プログラムを超えて動物たちと共に生きる決意をするシーンを捉えた本編映像。突如としてロズを回収するためのロボットが無人島に襲来。木々をなぎ倒しながら、何体もの巨大なロボットがロズと動物たちへ向かって迫ってくる。ロズの肩に乗ったチャッカリが、「あんたの親たち?」と尋ねると、クマのソーンがすかさず「あの連中は俺と同類だ。狩りをする者だ」と答える。

回収ロボットは瞬く間にロズたちを取り囲み、「返品命令に従え」と告げる。サンダーボルトは「ここがふるさとだと言え」とロズに助言。周りの動物たちも一斉に「そうだ!」「ここがふるさとよ!」と声を上げる。それに続いてロズも、「ここが私のふるさと」と宣言。
すると回収ロボットは「お前はここに属さない。ここは野生の島だ」と言ってさらに迫ってくるが、ロズは「私は野生のロボットよ!」と反撃し、仲間たちと共に空高く吠えるのだった。今や自分の居場所となった島で生きるために、ロズが自分のプログラムを超えて立ち向かおうと決意する姿が映し出されている。

先日の完成披露試写会に登壇した綾瀬はるかは、自身が演じたロズについて「ロズはロボットなので、感情がないんですね。プログラミングされたことしか話さないんですが、ひな鳥と出会って、育てることで愛が芽生え、感情が出てきて、母親のような気持ちになっていく。徐々にプログラミングされたことを超えた気持ちになっていくんですが、その使い分け──徐々にロボットが成長し、進化していく姿をどのように演じていくかが一番難しい点であり、いろいろ気をつけてやっていきました」とロズの変化を演じる上での挑戦と工夫について振り返っていた。
『野生の島のロズ』本編映像「私は野生のロボットよ!」
<作品情報>
『野生の島のロズ』
公開中
公式HP:
https://roz-movie.jp/
(C)2024 DREAMWORKS ANIMATION LLC.
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