昨季ダブルを食らった広島との開幕戦に、町田のGK谷「自分たちからゲームをしっかり作る」
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谷晃生(FC町田ゼルビア) (c)J.LEAGUE
優勝争いからタイトル獲得へ。2月10日『2025Jリーグ開幕イベント』に出席したFC町田ゼルビアの守護神・谷晃生。ステージイベント終了後にメディア対応を実施した。
J1初挑戦の昨季3位と町田躍進の原動力となったGK谷は、タイトル獲得の現実味が増したと口にした。
「昨季J1昇格初年度で5位以上という目標を掲げて、それは達成したが、もうひとつ上の優勝に手が届かなった。今季最低限5位以上というように気持ちの持ちようは変わったかなと思う。タイトルというのが明確な目標に切り替わった。チームとしても個人としても、そこに対しての気持ちをピッチで表現していきたい。より失点を減らして、個人として昨年以上のパフォーマンスを見せられるように日々積み重ねていきたい」
相手クラブからのマークが厳しくなることも織り込み済みだ。
「今季僕たちの目標が現実的なものに切り替わって、ほかのクラブも僕たちへの視線は自ずと強くなると思うが、そこに負けているようでは上位争いや優勝争いは厳しい。僕らはシーズンを通して成長し続けて、相手に警戒されても、組織力やチーム力で戦っていきたい。
監督も3年目、新加入選手も多く入っているし、個人個人の能力、強みが町田の強さにつながっていると思うし、組織力、チーム力の積み上げにつながっていると思う」
昨季ダブルを食らったサンフレッチェ広島との開幕戦も、慎重に入るつもりはないと谷は言う。
「僕らは自分たちが試合を動かすつもりで入りたい。広島さんは開幕戦の前に2試合公式戦を重ねているので、その状況をしっかりチェックし、その完成度も頭に入っている。慎重にいって受けてしまったら飲まれるだけなので、自分たちのホームであることを生かしながら、自分たちからしっかりゲームを作っていく展開にしたい。昨季からいる選手は昨年広島に2連敗した悔しさを持っているので、そこをしっかり、開幕戦で勝つことができたらいいスタートダッシュができると思う。もちろんどんな相手でも勝つことが大事だが、とくに開幕戦はより気持ちが入ると思う」
谷は『FUJIFILM SUPER CUP』でヴィッセル神戸を2-0で下した広島をこのように見た。
「昨年からの積み上げプラス、田中聡選手やジャーメイン良選手、新加入組がフィットしているように見えて、チームを活性化させているように見えたので、ほかよりも完成度が高いと思った」
『明治安田J1』開幕戦・町田×広島は2月16日(日)・町田GIONスタジアムにてキックオフ。当日は“来城者”全員に「監督・選手&日程シール」をプレゼント。好評のふわふわ遊具と修練場も登場する。試合後の特設ステージではファン・サポーターと試合を振り返るアフターゲームショーも実施予定。試合の模様はDAZN、NHK広島での生中継。チケットはゼルビアチケット(Jリーグチケット)で発売中。
Jリーグチケット
https://www.jleague-ticket.jp/