Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > 『戦後西ドイツのグラフィックデザイン』東京都庭園美術館で ポスター、冊子、雑誌など日本初公開となる約125点を展示

『戦後西ドイツのグラフィックデザイン』東京都庭園美術館で ポスター、冊子、雑誌など日本初公開となる約125点を展示

アート

ニュース

ぴあ

ハンス・ヒルマン《キール ウィーク 1964》 1964年 ポスター A5コレクション デュッセルドルフ蔵 ©Marlies Rosa-Hillmann

続きを読む

フォトギャラリー(11件)

すべて見る

港区白金台にある東京都庭園美術館では、2025年3月8日(土)より、『戦後西ドイツのグラフィックデザイン モダニズム再発見』展を開催する。第二次世界大戦後の西ドイツのグラフィックデザインに注目し、ポスターを中心に冊子や雑誌など多彩な作品を紹介する展覧会だ。

第二次大戦前、ドイツではバウハウスの先進的な思想と造形教育が、世界のモダンデザインに大きな影響を与えていた。しかし敗戦後、ドイツは東西に分断されてそれぞれの歴史を歩むこととなる。西ドイツでは、1950年代末に早くもGNP(国民総生産)が世界第2位となるが、その背景には、商業と密接に関係する西ドイツの優れたグラフィックデザインが大きな役割を果たしたのだった。

ミヒャエル・エンゲルマン《T2》1963年 ポスター A5コレクション デュッセルドルフ蔵 ©Echo Engelmann

同展では、戦後西ドイツで、新たな時代を切り拓いたグラフィックデザインの数々を、デュッセルドルフ在住のグラフィック・デザイナー、イェンス・ミュラー氏とカトリーナ・ズセック氏が収集した日本初公開の「A5コレクション デュッセルドルフ」より、約125点のポスター他資料類で紹介する。

ハンス・ヒルマン、オトル・アイヒャー、ハインツ・エーデルマンなど、西ドイツの名だたるクリエイターの作品を、これだけの規模で、まとめて見ることができるのは貴重。「幾何学的抽象」「イラストレーション」「写真」「タイポグラフィ」といった様々な手法に斬新なアイデアがあふれたポスターから、戦後西ドイツが生んだクールでモダンなデザインの魅力を堪能することができるだろう。

ハインツ・エーデルマン《レコードジャケット「イヴ・モンタン シャンソン」》1963年 A5コレクション デュッセルドルフ蔵 ©Valentine Edelmann

講演会、コンサート、ワークショップなど、関連イベント多数。さらに障がいのある方もゆっくりと鑑賞できる「フラットデー」や、赤ちゃんとともに気兼ねなく展覧会を楽しめる「ベビーデー」など、特別鑑賞日も設定されている。

<開催概要>
『戦後西ドイツのグラフィックデザイン モダニズム再発見』

会期:2025年3月8日(土)~5月18日(日)
会場:東京都庭園美術館
時間:10:00~18:00、3月21日(金)、22日(土)、28日(金)、29日(土)は20:00まで (入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜(5月5日は開館)、5月7日(水)
料金:一般1,400円、大学1,120円、高中・65歳以上700円
公式サイト: https://www.teien-art-museum.ne.jp/

フォトギャラリー(11件)

すべて見る