Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > 練馬区立美術館40年の軌跡を約20点の収蔵品や資料、トークイベントで振り返る『トーク・トーク 40 年のコレクションと展覧会』3月7日より

練馬区立美術館40年の軌跡を約20点の収蔵品や資料、トークイベントで振り返る『トーク・トーク 40 年のコレクションと展覧会』3月7日より

アート

ニュース

ぴあ

練馬区立美術館 外観

続きを読む

フォトギャラリー(9件)

すべて見る

東京・練馬区立美術館は、2025年10月に創立40周年を迎える。40年にわたって、地域に根ざすと同時に、新たな視点をもった様々な展覧会を開催してきた同館が現在の建物で実施する最終の展示とイベントが、3月7日(金)から3月30日(日)まで開催される。

同館がこれまで開催してきた展覧会は200本以上を超え、当初は1点のみだった収蔵品も7,500 点あまりへと成長した。そのなかから今回展示されるのは、練馬区ゆかりの作家・中村善策が区内の石神井公園の三宝寺池を描いた収集第1号の作品から、近年話題となった展覧会の出品作まで、約20点。2011年に、近代やまと絵の巨匠に焦点をあてた『生誕130年 松岡映丘展』がきっかけで収蔵された作品や、電線が描かれた絵画に光をあてるという2021年の意欲的な展覧会『電線絵画』の出品作などが並ぶ。この館の展覧会を楽しみに観てきた来場者にとっては、懐かしさも感じられることだろう。

松岡映丘《さつきまつ浜村》1928年 絹本着色六曲一隻 練馬区立美術館蔵 

展示品はまた、今回の重要なイベントとなる連続トークともリンクしているという。9回を予定しているトークでは、美術館ゆかりのアーティストや新旧の学芸員など、館の歴史を紡いできた多様な関係者が集い、準備室時代の思い出から、初期の展覧会の裏話、コレクション形成の軸となった作家や作品、そして近年評判を呼んだ展覧会や教育普及の話題まで、同館の活動にまつわる様々なトークを展開していく。主に館の学芸員がゲストに話を聞く対話形式だが、最後の第9回目の「これまでの美術館、これからの美術館」では、同館の元館長、前館長、現館長の3名が、在職中に力を注いだことやこれからの美術館に期待したいことについて語る予定だ。

小林清親《高輪牛込朧月景》1879年 大判錦絵 練馬区立美術館蔵

トークは参加費無料。開催期間中は、トークイベントを開催していない日も展示を無料で観覧できる。

<開催概要>
『トーク・トーク 40 年のコレクションと展覧会』

会期:2025年3月7日(金)~3月30日(日)
会場:練馬区立美術館 2 階展示室
時間:10:00~18:00(入館は17:30 まで)
休館日:月曜
料金:無料
公式サイト:
https://www.neribun.or.jp/museum.html

フォトギャラリー(9件)

すべて見る