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ニコラス・ケイジが突然ブチギレ! 『シンパシー・フォー・ザ・デビル』監督インタビュー&緊迫の本編映像公開

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『シンパシー・フォー・ザ・デビル』 (C)2023 Sympathy FTD, LLC ALL RIGHTS RESERVED

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映画『シンパシー・フォー・ザ・デビル』より、ユヴァル・アドラー監督のインタビュー映像と本編映像が公開された。

A24とアリ・アスターがタッグを組んだ『ドリーム・シナリオ』(公開中)、全米スマッシュヒットを飛ばしたサイコホラー『ロングレッグス』(3月14日公開)と、新たな絶頂期まっただ中にあるニコラス・ケイジ。彼がプロデューサーを兼任し、持ち前の“怪優”ぶりを全編フルスロットルで発揮したのが本作だ。

監督のインタビューでは、本作の制作とジョエル・キナマン、ニコラス・ケイジの出演が決まった経緯を語られた。

「実は何年も前に読んだ脚本で、夢中になったよ。本当に気に入ったんだ。心と真実をしっかり描いている一方で、軽くて漫画のような一面もある。現実以上に写実的だ。撮影が早く進んだのはひとえにジョエルのスケジュールが空いていたおかげなんだ。彼に『ニックに出演してもらうのはどう思う?』と聞いたら、『すごい、最高だ!』と言ってくれた。プロデューサーも大賛成だった。ニコラスに脚本を送ると『気に入った! でもネバダ州に来て撮影してくれ』と。

たった一晩の目まぐるしい話だから、夜に運転する車内が印象に残るように撮影した。ラスベガスの路上のシーンも独特だ。そしてクライマックスのダイナーのシーン。セットの美術が見事だったよ! このダイナーに全てを運び込んで独特の色調と撮り方に仕上げたんだ」

アドラー監督は、デビュー作『ベツレヘム 哀しみの凶弾』で、イスラエル情報機関モサドとパレスチナ過激派組織の対立を描き、その後も『ザ・オペラティブ』ではモサドの女性スパイの潜入劇を、初のアメリカ映画で本作にも出演するジョエル・キナマンが出演した『マヤの秘密』ではホロコーストを生き延びたロマの女性の復讐劇を手がけるなど、特異な社会派スリラーの名手として知られている。

しかし、本作はこれまでの作品とは異なり、政治的・歴史的背景を持たず、新人ライターが何年も前に書き上げたオリジナル脚本を基にしたシンプルな設定だ。一瞬たりとも目が離せないニコラス・ケイジとジョエル・キナマンによる白熱の演技合戦。予測不能なストーリー展開に加え、映像的なインパクトも強烈。90分というコンパクトな上映時間の中に、スリルと興奮の濃密な映画体験が凝縮した、まさにアドラー監督の新境地の一作といえる作品となっている。

緊迫のダイナーシーンの本編映像では、車内から一転、ニコラス扮する謎の男と運転手がひと休みに立ち寄ったダイナーで、穏やかな時間が流れるかと思いきや、男の怒りが突如沸点到達。憩いのダイナーが客と店員も巻き込み、一気に地獄の深夜食堂に。激しい怒声とともに、運転手を殴り倒し、突如取り出した手錠で拘束し、銃をおもむろに取り出すという衝撃の展開が待ち受ける。果たしてこの後、彼らの運命はどうなってしまうのか。先が気になる本編映像となっている。

ユヴァル・アドラー監督特別インタビュー映像

『シンパシー・フォー・ザ・デビル』緊迫の本編映像

<作品情報>
『シンパシー・フォー・ザ・デビル』

2月28日(金) 公開

公式サイト:
https://sympathy-devil.jp

(C)2023 Sympathy FTD, LLC ALL RIGHTS RESERVED