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2強に続くのは2022-23季覇者の3位S東京ベイか? 第5節でBL東京撃破の4位静岡BRか?

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マルコム・マークス(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ) (C)JRLO

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4シーズン目を迎えるリーグワンはクラブ間の実力差が縮まり、接戦が増加している。そんな中でも初代覇者・埼玉ワイルドナイツは無敗をキープし、前年王者・東芝ブレイブルーパス東京が双璧をなす。

レギュラーシーズン折り返しを前に「今季も2強がV戦線をリードする」が大半の意見である。だが、同時にラグビー通の「2強を止められるのはクボタスピアーズ船橋・東京ベイ」「今季の静岡ブルーレヴズの強さは本物」と推す声も多い。そして前半戦最後の試合で2強を追うチーム同士が激突。『NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25』第9節で3位S東京ベイが4位静岡BRを迎え撃つのだ。

2022-23季王者のS東京ベイは首位埼玉WKを勝点6差、2位BL東京を2差で追う。第2節の埼玉WK戦こそ前半3-20から後半3トライ3ゴールを叩き込んで逆転したものの、最終盤でのイエローカードが響いて24-26で屈した。それでも、ここ2試合は難敵相手に逆転勝利を手繰り寄せた。第7節・横浜キヤノンイーグルス戦は前半3-12と後塵を拝したが、後半WTBハラトア・ヴァイレアがハットトリックをマークし、キッカーを務めれば2CGを成功。走って、蹴って、決めたヴァイレアの独壇場で30-22の白星を飾ると、前節はコベルコ神戸スティーラーズに前半3-20と主導権を握られた。それでも、スピアーズえどりくフィールドのホストチームは慌てず騒がず。

後半頭から南アフリカ代表76キャップのHOマルコム・マークスやPRオペティ・ヘルらを投入し流れを変えた。3分スクラムで押し込んでから展開しWTBゲラード・ファンデンヒーファーが右サイドを駆け抜けてトライを奪うと、7分モールで前進してからヴァイレアがゲインし最後はSHブリン・ホールが受けて連続トライで点差を詰めると、25分には敵陣深くのラインアウトからCTB立川理道が走り込んで同点トライ。SOバーナード・フォーリーも逆転CGをズバリ。守っては神戸Sを完封、29分のPGはヴァイレアが外すが、32分にフォーリーがPGを通して25-20。見事にえどりく20連勝を飾ったのだった。

4連勝したフラン・ルディケHCはホストのファンに感謝した。
「ここは私たちのホームグラウンドであり、ファンのみなさんが作り出す雰囲気は最高。最も重要なのは、自分たちのプランを実行すること。前半は精度が足りなかったが、そこから学んだ。成功するためには、いいプレーをしなければならない。一貫していいプレーをすれば、結果は付いてくるだろう」

対する静岡BRは勝点2差でS東京ベイに続く。3年連続8位と低迷していた静岡BRだが、今季は幸先よく開幕3連勝。第4節は横浜Eに35-53の乱打戦の末に黒星を喫したが、第5節は王者BL東京をスクラム、ラインアウトでぐいぐい押して34-28。続く東京サンゴリアス戦も14-33で敗れたが、第7節・ブラックラムズ東京戦は32-24、第8節・トヨタヴェルブリッツ戦も33-23とヒヤリとしながらも連勝した。

トヨタV戦でもスクラムの強さが際立った静岡BR。試合後、藤井雄一郎監督が「前半に出た選手たちがしっかりとジャブを放ち続け、後半に出た選手たちも続いてくれた。本当に試合ごとにスクラムはよくなっている」とFW陣を称えれば、南アフリカ代表51キャップのFLクワッガ・スミス主将も「毎試合すごく成長している。とくにスクラム。FWが毎試合ステップアップしているのはすごくいいことだし、チャンスを生かし切れていることをすごくうれしく思う」と胸を張った。

両軍の試合登録メンバーは以下の通り。
【S東京ベイ】
1紙森陽太、2マルコム・マークス、3オペティ・ヘル、4デーヴィッド・ヴァンジーランド、5デーヴィッド・ブルブリング、6ピーター・ラピース・ラブスカフニ、7末永健雄、8ファウルア・マキシ、9藤原忍、10バーナード・フォーリー、11ゲラード・ファンデンヒーファー、12立川理道、13リカス・プレトリアス、14ハラトア・ヴァイレア、15ショーン・スティーブンソン、16江良颯、17海士広大、18イジ—・ソード、19青木祐樹、20トゥパ フィナウ、21ブリン・ホール、22廣瀬雄也、23梁本旺義

【静岡BR】
1山下憲太、2日野剛志、3郭玟慶、4ジャック・ライト、5マリー・ダグラス、6ヴェティ・トゥポウ、7クワッガ・スミス、8マルジーン・イラウア、9北村瞬太郎、10サム・グリーン、11マロ・ツイタマ、12ヴィリアミ・タヒトゥア、13シルビアン・マフーザ、14ヴァレンス・テファレ、15奥村翔、16作田駿介、17河田和大、18ショーン・ヴェーテー、19大戸裕矢、20シオネ・ブナ、21岡崎航大、22家村健太、23矢富洋則

両チームとも先発には海外出身者11名がズラリ。ルディケHCは満を持して、マークスとヘルを第3節以来となる今季2度目の先発で起用。第7節に脳震とうで負傷交代したSH藤原もスタメン復帰となった。静岡BRの10番は3試合連続でグリーン。SH北村とともにFWを前面へ押し出し、WTBを走らせる。

果たして、S東京ベイが不敗神話を伸ばして2強に続くのか、それとも、静岡BRがえどりくでの初黒星を付けて3位に浮上するのか。『NTTリーグワン2024-25』第9節・S東京ベイ×静岡BRは2月22日(土)・えどりくにてキックオフ。清新第2中学校で「パラスポーツ体験広場」、ファンゾーンで「カレーマルシェ」を開催。チケット発売中。

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ対静岡ブルーレヴズ NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 DIVISION 1のチケット情報
https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2444519&rlsCd=002&lotRlsCd=

NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25の特設ページ
https://t.pia.jp/pia/events/rugby-leagueone/

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