FC東京が開幕2連勝でリベンジか? 町田が東京ダービー3連勝で返り討ちか?
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白井康介(FC) (c)J.LEAGUE
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すべて見る昨季ダブルを喫した悔しさは忘れてはいない。2季ぶりとなる開幕戦勝利を飾っても、東京ダービーの屈辱は晴れない。FC東京は『明治安田J1リーグ』第2節・FC町田ゼルビア戦で必勝を期す。
2月15日、敵地で迎えた開幕戦は決して満足のいく出来ではなかった。長短のパスを織り交ぜた昇格組の横浜FCと同じ3-4-2-1で臨んだFC東京はロングボールを多用しながらも、なかなかフィニッシュにつなげられなかった。20分にはあわや先制点献上かと思われたが、オフサイドで事なきを得た。後半は徐々にFC東京も反撃に転じた。後半のキックオフから横浜FCが一気にシュートまで持っていけば、FC東京はシャドー仲川輝人がシュートには至らなかったが、GKとの1対1に持ち込んだ。
そして61分、敵陣陣右サイド深くでの右SB白井康介のスローインをボランチ小泉慶、高宇洋、シャドー俵積田晃太がリズミカルにパス交換し、ボックスに侵入した白井がダイレクトに左足を振り抜いてゴラッソをズバリ。その後1点を追う横浜FCが攻撃のカードを切って、ゴールへの圧力を高めるも、FC東京はゴールラインを割らせず。少ないチャンスをものにしたFC東京が2シーズンぶりとなる開幕戦勝利を手繰り寄せたのだった。
無事初陣を飾った松橋力蔵監督は「内容のことよりもまず勝点3を取れたことがすべて。次のゲームにもこの流れを保って勢いに乗れるようにまたいい準備をしていきたい」と安堵しながらも、「セカンドラインを越えてファイナルサードに入っていくことと、自分たちのスピードアップのタイミングをもう少し作れればと思った。あとは取ったボールをしっかり回収し切るところ。しっかり握っていかなくてはいけない」と課題を口にすることも忘れなかった。
対する町田は2月16日・本拠地で黒星発進となった。9日間で3試合目で出足の鈍いサンフレッチェ広島に対して、町田はロングボールで押し込む。26分にはシャドーの相馬勇紀が個の能力を発揮してゴールをかっさらうと、前半終盤にCFジャーメイン良が抜け出すピンチもGK谷晃生が好セーブ。昨季最多の18試合クリーンシートを誇った町田が1-0と得意の展開で折り返したが、20分の岡村大八に続き、53分に菊池流帆とCBふたりが負傷交代するスクランブル状態に陥った。そして59・72分にゴールを献上し、その後のパワープレーも実らず。悔しい逆転負けで、対広島3連敗となったのだ。
昨季からはじまった東京ダービーの結果は、前記の通り町田が2連勝。第9節はホームのFC東京が相手の3倍以上のシュートを放ちながら、得点はPKによる1点のみ。町田が決定力と守備の最後の粘りの違いを見せて2-1で記念すべき初戦を制すると、第36節ではFC東京の国立不敗神話がストップ。相手の4倍近いシュートを放った町田は白崎凌兵、オ・セフン、相馬がスコアし3-0の完勝を収めた。
果たして、FC東京が開幕2連勝をマークするのか、それとも、町田が東京ダービー3連勝をマークするのか。『明治安田J1』第2節・FC東京×町田は2月22日(土)・味の素スタジアムにてキックオフ。当日は『MIXI Day』を開催、元プロレスラーの長州力が来場し、さまざまなイベントに登場する。来場者先着3万名様に、松橋監督と長州の“Wリキ”がデザインされたオリジナルコースターをプレゼント。試合の模様はDAZNでライブ配信。チケットはチケットFC東京(Jリーグチケット)で発売中。
Jリーグチケット
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