織田裕二とりくワンが小池都知事を表敬訪問! 「織田さん語録で世界陸上の魅力と価値を」
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(写真左より)りくワン、小池百合子都知事、織田裕二
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すべて見る2月25日『東京2025世界陸上 200 Days To Go! 公式マスコットネーミング発表イベント』を終えたスペシャルアンバサダーの織田裕二と公式マスコットのりくワンは都庁へ移動。開幕200日前の区切りに、小池百合子都知事を表敬訪問した。
都知事とスペシャルアンバサダーは次のようにあいさつした。
小池知事「織田さんがスペシャルアンバサダーに就任されて以降、『世界陸上に織田裕二さんが帰って来た』とSNSで大変な盛り上がりを見せ、炎上しているようです。先月末に開始したチケット一般発売にも大変貢献していただき、心強く思っています。東京にとっては今年、『世界陸上』とともに重要な大会『デフリンピック』がございます。ダブルで重要な年となります。織田さん語録で『世界陸上』の魅力、そして価値を伝えてほしいと思っております。そしてスポーツそのものの都民、国民の意識を高めていただきたいと思います」
織田「僕は(『世界陸上』は2022年の)アメリカ大会で卒業したつもりでしたが、『東京オリンピック』を非常に楽しみにしていました。『よく一年延ばしてやれたな』と思いますが、残念なことに無観客になって、悔しかった。ちょっと落ち込んでいた時に『世界陸上、東京でやりますよ、やりませんか?』と声を掛けられて、『あっ、リベンジになる』と思った。34年ぶりと聞いて、僕の年齢に34年を足すと『もう見られない、せいぜいテレビで見ることが精いっぱいだな』と。これは最後のチャンス。いろんな国で見てきたけど、実際に競技場に行って生の興奮が東京で味わえるのは最後のチャンス。東京で開催した時、どんな化学反応が起こるか楽しみでなりません。一生に一度のチャンスだと思って、地元である日本、東京での大会が無事に有観客で行われて、みんなで盛り上がれるっていう瞬間を味わいたいと今思っています」
小池知事から「いろんな注目選手がいると思いますが、織田さん独自の視点で推しの選手はいらっしゃいますか」と尋ねられた織田の返答は?
「3時間いただいてもよろしいでしょうか。日本人選手だけでも、みなさんが楽しみにしている、やり投げの北口(榛花)選手。あとサニブラウン(・アブデル・ハキーム)選手。もう100mの決勝にいきましたから、それに続く選手が出てくるかなとか。9秒8台に入らないと決勝にいけないっていう事態になっている。そこもやっぱり見逃せません。
海外勢では(男子棒高跳のアルマンド・)デュプランティス。(セルゲイ・)ブブカって選手、ご存じですか。ブブカを超える、9回くらい世界新を塗り替えている彼が東京に来て、またここで世界新を見せてくれるという期待もあります。世界新はそうそう見られない。そういう意味で女子400mハードルの(シドニー・)マクローリン(・レヴロン)という選手。鳥肌が立つくらいすごい選手。この選手は400mハードルの選手ですが、400mやリレーなど複合的に活躍して、とんでもないことをしでかすのではないかと思っています」
さらに知事より「これまで何度も『世界陸上』を伝えてこられて、一番印象的だったシーンは何でしょうか」と問われると。
「うれしかったこと、つらかったこと、泣いてしまうこともいろいろありましたが、この感じは絶対忘れないというのは(ウサイン・)ボルトの(100mで9秒58の)世界新です。ベルリンだったけど、会場が今から何が起きるのだろうという期待感で包まれ、スタートは静かにしないといけない。バンッとスタートして、出たタイムを見てみんなが『ウワーッ』『信じられない』『人類はどこまでいくんだ』『9秒5? こないだの五輪が9秒6だったのに、5にいっちゃった』となった。みんながどんどん夢を見ちゃった。今の大谷(翔平)選手のように、まんまのヒーロー」
『東京2025世界陸上競技選手権大会』は9月13日(土)~21日(日)・国立競技場にて開催。チケット発売中。予定枚数終了のセッションもちらほら。
東京2025世界陸上競技選手権大会のチケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2453080
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