Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > “ジャズ二刀流”の曽根麻央とタンゴのスペシャリスト三浦一馬による「Latin×Tango」

“ジャズ二刀流”の曽根麻央とタンゴのスペシャリスト三浦一馬による「Latin×Tango」

クラシック

インタビュー

チケットぴあ

三浦一馬(左)、曽根麻央(右)

続きを読む

ジャズを中心に、ジャンルを超えた音楽を創出し続けるコンポーザーであり、ピアニスト&トランペット奏者の曽根麻央と卓越したバンドネオン奏者として活躍する三浦一馬が共演し、ラテンジャズとタンゴのサウンドが横断する公演を行う。クラシックにジャズ、タンゴにオリジナル楽曲まで幅広いプログラムで、二人の音楽が融合し、新たな感動が生まれる。すでに二人は共演を重ねており、今回も情熱的なステージが楽しめそうだ。

曽根 三浦さんとの初共演は去年の7月、Electronic Sextetに参加させていただいたときです。そのあともマーティ・フリードマンさんと3人でピアソラを演奏したり、二人でもライブをさせていただいてきました。

三浦 短い期間の間にかなり濃い共演をしてきましたね。はじめてご一緒したときは、かなり特殊な編成で新しい試みをしようとしていたタイミングで、どんなピアニストにお願いしたらいいだろう…と思っていました。曽根さんはピアノをはじめあらゆる鍵盤楽器に精通していて、演奏のジャンルも幅広い。様々な表現ができる方だとご紹介をいただき、是非とお願いしました。

今回は東京の王子ホールと大阪のザ・フェニックスホールの2つの会場で行われる。二人の共演では初となるクラシックホールで、新曲も多く含まれたプログラムが演奏される。

曽根 ラテンジャズとタンゴを融合させた“ラテンタンゴ”が今回のテーマです。二つのジャンルはニュアンスやパッション、コードの進め方など近いところがたくさんあります。一方で、“クラシックmeetsジャズ”とはまた違った世界観があり、新しいサウンドがたくさん生まれてくると思います。

三浦 曽根さんはピアニストというだけでなく、コンポーザーであり、トランペット奏者でもある。本当にさまざまな表現方法について貪欲に模索されている方です。だからこそ驚くようなサウンドが次々と生み出されていて、共演させていただくたびに感動してきました。それぞれが違うフィールドで活動してきましたが、二人の間にはたしかに共通言語のようなものがあり、調和していく感覚がありますね。また今回はパーカッショニストのKanさんも加わってくださり、二人のサウンドをつないでくれます。

曽根 3人で、というのは初めてですが、Kanさんとはすでに様々な形でご一緒してきました。多彩なジャンルを演奏される方なので非常に柔軟ですし、周りを包み込むような、そして繊細な表現も得意な奏者なので、今までとはまた違ったことがいろいろとできると思います。

ジャンルを超えた共演によって生み出される音の世界は常に聴衆を熱狂させてきた。互いに深いリスペクトをもった二人の共演は、今回も驚きと感動を与えてくれることだろう。

取材・文/長井進之介

<公演情報>
曽根麻央 meets 三浦一馬 Latin×Tango

【東京公演】
日程:2025年6月6日(金)
会場:王子ホール

【大阪公演】
日程:2025年8月1日(金)
会場:あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホール

チケット情報:
https://w.pia.jp/t/sone-miura/