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快勝の次は苦しみながらも勝利! ホーム24戦無敗の鹿島が3連勝なるか!?

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小池龍太(鹿島アントラーズ) (c)J.LEAGUE

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大きな勝利である。もちろん油断は禁物だが、この連勝は大きい。開幕戦黒星発進となった鹿島アントラーズは前節、鈴木優磨&レオ・セアラの両エース揃い踏みで4-0と完勝。そして『明治安田J1リーグ』第3節・アルビレックス新潟戦では苦しみながらも2-1で勝点3を手繰り寄せた。

2月26日、序盤出足の鋭い鹿島がペースを握る。10分、ボランチ樋口雄太の浮き球のパスのクリアボールを右SH小池龍太が右ボレー一閃。加入後、初ゴールをマークした。これで乗っていくかと思われたが、高い位置からハイプレスをかける鹿島とリズミカルなパスワークで勝機を探る新潟。それぞれの時間帯が交互した37分、右CKをL・セアラのドンピシャヘッドはポストに嫌われる。すると44分右CKからCB舞行龍ジェームズがすらすしたボールをFW矢村健がヘディングシュート、味方に当たった跳ね返りをすかさず蹴り込んで同点。嫌な流れで前半を折り返した。

後半は右SH小池と左SH松村 優太のポジションをチェンジ。鬼木達監督曰く「相手のバランスと自分たちのバランスを見て、前半の途中から『少しどうしようかな』と思っていたところで、ゲームを見て攻撃の部分と守備のタスクの部分で変えた」。

47分樋口がクロスバー直撃のフリーキックを放てば、52分アーリークロスに抜け出した矢村のダイレクトボレーをGK早川友基が好セーブ。両軍ともゴールへの匂いを漂わせる中、78分樋口が蹴った左CKをCB関川郁万がすらしてオウンゴールを誘った。結果はオウンゴールだが、途中出場の知念慶が競り、CB植田直通、FW鈴木もしっかり詰めていて、必然のゴールと言えよう。その後、ピンチも迎えたが、早川が防いでホーム24戦無敗。前節の完勝の勢いを加速させる連勝を飾ったのだ。

先制点をマークした小池が「すごくうれしいが、このチームにタイトルを取るために来たので続けたい。(ゴールシーンは)いいところにこぼれてきて、ゴール前に入っていくことが大事だと思っていたので良かった。自分自身まだまだできると思っているし、必要としてくれたアントラーズでこういう結果を残すことで恩返しができるのでうれしい。自分の特徴であるサボらず守備をしっかりするところ、苦しい時、泥臭いプレー、チームの助けになるような走力が求められていると思うのでもっともっと走らないといけない」と先を見据えれば、鬼木監督は小池を「まずはしっかりとハードワークができるというところ。どこのポジションに置いてもそれをやってくれるという信頼感がある。クレバーと言うか、いろんなポジション、左右が変わっても求めていることをしっかりとやってくれたり、システムが変わってもしっかりと対応できるところが素晴らしい。(ゴールシーンは)なかなか見ないシーンなので、逆に『こういうこともできるんだ』と思わせてくれた。非常に頼もしい選手」と称えた。

さらに指揮官は「こういう苦しいゲームで勝点1ではなく、勝点3を取りにいく。そこを全員が最後まで目指してくれた結果だと思うので、非常に大きな勝点3だと思う」と手応えを口にした。

対するFC東京も前節、好転のキッカケとなりそうな白星を獲得した。名古屋グランパスを相手に31分右WB白井康介、シャドー佐藤恵允、CF山下敬大で見事に崩して先制すると、59分には相手クリアが跳ね返ってゴール前の佐藤に入る幸運を得てきっちり追加点。66分に1点返されるも試合終了間際にピッチに入ったばかりの仲川輝人のシュートの跳ね返りを左WB安斎颯馬が押し込んで勝負あり。開幕戦の白井のゴール以外、なかなかフィニッシュの形が見せられなかったFC東京が3-1で2勝1敗とした。

それでも、松橋力蔵監督は「試合の内容は我々が望んでいるものではなかった。もう少し自分たちがイニシアチブを持った中で、展開できるケースを増やしていかないといけない。さらにゴールを生み出すためには、そういうことが必要。まだ対応の甘さもあったので、さらに上げていかないといけない」と反省点を述べた。

両軍のリーグ戦の通算対戦成績では鹿島が25勝10分13敗と勝ち越すが、過去3シーズンは2勝1分3敗とやや分が悪い。昨季も第7節はFC東京が2-0、第24節は鹿島が2-1とホームチームがそれぞれ勝利した。

果たして、鹿島が3連勝を飾るのか、FC東京が2連勝を手にするのか。『明治安田J1』第4節・鹿島×FC東京は3月1日(土)・茨城県立カシマサッカースタジアムにてキックオフ。本試合では「ぴあ×アントラーズ パートナー20周年記念スペシャルマッチ」を開催。来場者先着1万5000名にオリジナルクリアファイルをプレゼント。さらに男子棒高跳日本記録保持者・澤野大地とOB名良橋晃によるトークショーや陸上体感コーナーなど、今年9月・国立競技場で行われる『東京2025世界陸上』を体感できるイベントをご用意。試合の模様はDAZNでライブ配信、NHK BS1にて生中継。チケットは鹿チケ(Jリーグチケット)にて発売中。

鹿チケ(Jリーグチケット)
https://www.jleague-ticket.jp/

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