浦和がホーム開幕戦で初勝利を飾るか? ロドリゲス監督率いる柏の4戦負けなしか?
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原口元気(浦和レッズ) (c)J.LEAGUE
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すべて見る浦和レッズが埼スタに帰って来る。流れを変えるのは、このタイミングしかない。ご存じのように浦和は開幕3試合で2分1敗の未勝利。ホーム開幕戦となる『明治安田J1リーグ』第4節・柏レイソル戦で必勝を期す。
前節は湘南ベルマーレに1-2のスコア以上の完敗を喫した。試合後、マチェイ・スコルジャ監督も「あまりにも貧相な前半だったと言える。あらゆる要素がうまくいかなかった。立ち上がりからハイプレスを掛けて支配しようとしたが、全くそれができなかった」と認めるほかなかった。
ヴィッセル神戸との開幕戦のスコアレスドロー、続く京都サンガF.C.戦の1-1を含めた開幕3試合の総括を求められた指揮官だが、「3試合目が期待からかけ離れた試合だったことで、この3試合を総括するタイミングとしては今は少し難しい。ただ、現状を分析すると、私の判断を含めて、ミスが多すぎる。今私に何ができたかを考えている。メンバー選考や今日の試合に向けてのゲームプランがどうだったかなどを考えている。ハッキリしているのは、やらなければいけないことがたくさんあるということと、そのプロセスを加速させなければいけないということ。首位との勝点差が7になったが、できるだけ早く縮めないといけない」と返答した。
スコルジャ監督はポジティブな時間帯についても言及した。
「取り消された3失点目のあとのチームのリアクションはよかった。選手たちが流れを変えようとしていた姿はポジティブだった。エネルギーを取り戻してプレースピードが上がった。ボールロストのあとの再獲得までの時間は短縮していたはず。前半にはできなかったが、最後の30分は支配できたと思う」
ポジティブな残り30分のスイッチを入れたのが、後半からトップ下に入った原口元気であり、その中で生まれたのがチアゴ・サンタナの2試合連続ゴールである。62分右SBの関根貴大の縦パスをトップ下からボランチへ回った松本泰志がボックスで受け、折り返しのパスを放つと、原口がスルーしてDFを引き付け、走り込んだT・サンタナが左足をダイレクトで振り抜いてゴールネットを揺らしたのだった。浦和としては2月26日の終盤30分のようなサッカーを立ち上がりからしていくだけだ。
一方、柏レイソルは2勝1分とスタートダッシュに成功。浦和へ移籍したマオウス・サヴィオと海を渡った関根大輝の穴を埋めるのは容易ではないと思われたが、リカルド・ロドリゲス新監督のもと、小気味いいポゼッションサッカーを展開している。対戦相手として埼スタへ帰還するR・ロドリゲス監督と小泉佳穂も並々ならぬモチベーションを秘めたことだろう。
J1での通算対戦成績を見ると、浦和の28勝9分17敗と勝ち越し。昨季は1勝1敗のイーブンに終わったが、2021~2023年は浦和が5勝1分の負けなしで柏を圧倒していた。
果たして、浦和がホーム開幕戦で今季初勝利を飾るのか、それとも、柏が連勝をマークするのか。『明治安田J1』第4節・浦和×柏は3月2日(日)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。当日、来場者全員(ビジターチームを応援する来場者を除く)にカレンダーや手帳に貼って使える『2025 GAME SCHEDULE シール』(全日程ステッカー)をプレゼント。試合の模様はDAZNでライブ配信。チケット発売中。
浦和レッズ対柏レイソル 明治安田J1リーグのチケット情報
https://t.pia.jp/pia/search_all.do?artistCd=11027107&pfdy=2025&pfdm=03&pfdd=02&ptdy=2025&ptdm=03&ptdd=02&sg=0300101
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