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SUGIZO、ヴィジュアル系が題材の映画『V. MARIA』の劇中歌と劇伴を担当

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映画『V. MARIA』オフショット写真

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SUGIZOが映画『V. MARIA』(読み:ヴィイマリア)の劇中歌と劇伴を手がけたことが発表された。

本作は、創立30周年を迎えた制作プロダクションのメディアミックス・ジャパン(MMJ)の新たなるチャレンジとして、20~30代の若手社員を対象に劇場用映画企画のプロデュースの機会を与えるプロジェクト「M CINEMA」の第1弾。亡き母がヴィジュアル系バンドが好きなバンギャルだったと知った主人公の女子高生・マリア(菊地姫奈)は、母の遺品からヴィジュアル系バンドという存在に出会い、楽曲やヴィジュアル系カルチャーに興味を持っていく中で、亡き母の軌跡をたどりながら自己を見つめ、成長していく。監督は、米軍基地の町を舞台にした新世代音楽青春映画『大和(カリフォルニア)』や、リベンジポルノの被害にあった在日韓国人女性の悲劇を描いた『VIDEOPHOBIA』などを手がけてきた宮崎大祐が務める。

SUGIZOへオファーした経緯について、小澤プロデューサーは、「過ごしてきた時や場所が全く異なる宮崎監督と私はLUNA SEAが奏でる音楽を通じて出会いました。この映画のストーリー作りを監督と進めていく過程で最も大切にしていたコンセプトが“V系カルチャーが繋ぐ過去と未来”であり、自然と最初にイメージし、お名前が上がったのはSUGIZOさんでした。そして、奇跡の連続が紡いだ素敵なご縁によりこの度SUGIZOさんに劇中音楽をお引き受けしていただける運びとなりました」とコメント。

ライブシーンの撮影は、SUGIZOやLUNA SEAとも縁の深い老舗ライブハウス・目黒鹿鳴館で実施。SUGIZOは撮影現場にも立ち会い、ライブシーンへのアドバイスも行ったとのことで、「今回、以前から注目していた宮崎大祐監督とご一緒できたことは僕にとって重要な出来事でした。この題材の中でどう音楽を綴っていくか、どう世界を創っていくか、当初はやや悩みに入りましたが、監督の見事な手腕と俳優陣の思いの籠った素晴らしい表現が重なり、そのエネルギーに引っ張られて音を紡いでいきました。結果的に非常にエモーショナルかつ愛おしい映画が生まれたのではないでしょうか」と本作への自信をのぞかせ、「何よりLUNA SEAと自身の楽曲をこの作品のためにセルフカバーできたことは本当に感慨深い素敵な体験でした。V系カルチャーを通じて時空を超えた家族の絆に心揺さぶられる、この珠玉の音楽映画を是非楽しんでいただけたら幸いです」とコメントを寄せた。なお本作は、移転が決定している目黒鹿鳴館で最後に撮影された映画となる。

目黒鹿鳴館での撮影に立ち会ったSUGIZO

劇中歌のドラム演奏を担当したのは、LUNA SEAの真矢。SUGIZOは「いつも大切な楽曲のドラムレコーディングは盟友・真矢に頼んでいます。彼はドラムを最高に歌わせることができる随一の表現者です。そもそも今回の楽曲はLUNA SEAのセルフカバーですし、当然ながら彼以上の人選は想像がつきません」と真矢への圧倒的な信頼感を明かした。

■SUGIZO コメント全文

今回、以前から注目していた宮崎大祐監督とご一緒できたことは僕にとって重要な出来事でした。
この題材の中でどう音楽を綴っていくか、どう世界を創っていくか、当初はやや悩みに入りましたが、監督の見事な手腕と俳優陣の思いの籠った素晴らしい表現が重なり、そのエネルギーに引っ張られて音を紡いでいきました。
結果的に非常にエモーショナルかつ愛おしい映画が生まれたのではないでしょうか。
何よりLUNA SEAと自身の楽曲をこの作品のためにセルフカバーできたことは本当に感慨深い素敵な体験でした。
V系カルチャーを通じて時空を超えた家族の絆に心揺さぶられる、この珠玉の音楽映画を是非楽しんでいただけたら幸いです。

<作品情報>
『V. MARIA』

4月1日(火)~14日(月) 目黒シネマで2週間限定公開

公式X:
https://x.com/mcinema_mmj

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