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TBS日曜劇場初出演!木村達成が新ドラマ『キャスター』にぶつける飽くなき向上心

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木村達成 撮影:黒木優里菜(竜カンパニー)

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俳優・木村達成が初のTBS日曜劇場出演を果たす。

4月から始まる『キャスター』はテレビ局の報道番組を舞台に、闇に葬られた真実を追求し悪を裁いていく社会派エンターテインメント。主演は、阿部寛。視聴率低迷にあえぐ報道番組『ニュースゲート』にナタを振るうべく現れた新メインキャスター・進藤壮一を演じる。

永野芽郁、道枝駿佑ら日曜劇場らしい豪華キャスト陣と共に、『ニュースゲート』を支える編集マン・尾野順也に扮するのが、木村達成だ。これまでストレートプレイからミュージカルまで数々の舞台で活躍。昨年放送された大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合)の三条天皇役で注目を集めた木村が、日本のテレビドラマで最も歴史のある日曜劇場で新たな地平を切り開く。

18歳からスタートした役者人生も今年で13年目。また一つ大きなターニングポイントに立った木村達成の胸の内とは――。

テレビドラマでここまで切り込んでいいんだ、と思った

――初の日曜劇場おめでとうございます。数々のヒット作を誇る人気枠ですが、出演が決まった気持ちをお聞かせください。

ありがたいですね。ただ、僕自身がどの枠がどうというのをよくわかっていないんですよ。だから、周りの人が思うほど事の重大さに気づいていないところはあるかもしれない。でもそれが臆せずに向かえるという意味で、いい方向に向くこともあって。大河のときもそうでした。やることは変わらないなと思ってやっていたので、今回もあまり身構えることなく、全力を出すだけだという気持ちで撮影に臨んでいます。

――日曜劇場も初ですが、民放のGP帯(ゴールデン・プライム帯。19時〜23時の時間帯のこと)のドラマに出演すること自体初めてですよね。

じゃないですか? っていうか、GP帯って言うんですね。そう呼ぶことすら知らなかった(笑)。

――木村さんらしいです(笑)。ずっと応援しているファンのみなさんは喜んでいると思いますよ。

この数ヶ月、「達成はどこで何をやってるんだ?」と思われていましたからね(笑)。この仕事をやっていたぞとやっと報告できました。ありがたいことに楽しんでやらせてもらっています。

――本作は報道番組を舞台に、闇に覆われた真実を暴く物語です。脚本を読んで、どんなところに面白さを感じましたか。

ここまで切り込んでいいんだ、と思いました。阿部寛さん演じる進藤がタブーと呼ばれるようなところにどんどん切り込んでいくんです。テレビドラマでここまでやっていいんだという面白さとハラハラがありますね。

――この時代を生きる一人の人間として、今日の報道についてどんなことを考えていますか。

今ってもうどれが本当でどれが嘘か、わからない時代になっていますよね。みんなが信じる正しいメディアってなんだろうという疑問はあります。

――その疑問は、多くの人が感じていることだと思います。

どうなんだろう。僕はまだ感じていない人のほうが多い気がします。やっぱりテレビで言ってることや、SNSで流れてくることをそのまま鵜呑みにしてる人もいるじゃないですか。僕は学校で教わったこと自体、本当に正解だったのかという疑問を持っている人間だから(笑)。今でもテレビでのほほんとしたニュースをやっていると、なんで今それをやってるんだろう、もっと他に切り込まなきゃいけない問題ってあるんじゃないかなって思うこともありますよ。

――今やテレビもオールドメディアと揶揄される時代です。そんな中、テレビがこうした題材をドラマにすることに意義を感じます。

攻めてるなと思いますよ。そうした作品に携わらせてもらえることがうれしいですし、現実もこのドラマみたいになればいいなと思うところはあります。

阿部さんのお芝居に対する情熱を尊敬しています

――木村さんが演じるのは、編集マンの尾野です。シーン的にはどなたと共演することが多いですか。

阿部さん、永野さん、道枝くんですね。

――じゃあ、ぜひそのお三方と共演してみての感想をお聞かせください。まずは阿部さんから。

ずっとテレビで見てきた方なので、初めましてなんですけど初めましての感じが全然なかったですね。最初は寡黙な方なのかなと思っていたんです。そしたら阿部さんのほうからいろいろと話しかけてくださって。この間、番宣であるバラエティでご一緒させてもらったんですけど、撮影の合間にそのときの話をしたり。キャリアは全然違うんですけど、こちらを緊張させるようなところがまったくない方ですね。

――阿部さんと一緒にお芝居をしてみて、どんなことを感じましたか。

何気ない芝居にもちゃんと意志があるというか。役の設定を踏まえた上で、ここはこうやりたいというはっきりとしたものが阿部さんの中にあるんです。それは間違いなく阿部さんのお芝居に対する情熱から来るものだと思いますし、同じ役者として尊敬するところですね。阿部さんからこうしてみようかとご提案をいただいて、現場で生まれたやりとりも結構あって。それがどんなものなのかはまだ言えないんですけど、ぜひオンエアを楽しみにしていてほしいです。

――永野さん、道枝さんはいかがでしょうか。

お二人とも阿部さんと同じくテレビで見ていた方なので、やっぱり初めましての感じが全然しなかったですけど(笑)。永野さんは気さくに話しかけてくださって、お茶目で可愛らしい方だなと思いました。道枝くんは自然体の人。自分をつくらず、フラットな状態で現場にいらっしゃる姿が素敵だなという印象です。

――今この作品をやっていて、木村さんがいちばんワクワクするのはどんな瞬間ですか。

求められていることに応えられたときですね。僕の演じる尾野というのが、ちょっと個性的なんですよ。なので、その個性が光るようなお芝居ができて、現場にいるスタッフのみなさんにクスッと笑ってもらえたときはうれしいですね。

量より質。そこだけはブラさないようにしたい

――昨年、『光る君へ』の三条天皇役で話題を集めました。ご自身では反響をどのように受け止めていますか。

あんまり自分ではわからないですね。大河ドラマって衣装を着てるから、素の僕でいても街中で気づかれることがないんですよ。あ、でもよく行くバーで「あんた、悪い子だね」って叱られました(笑)。

――やっぱり役と同一視されるんですね(笑)。

「いや、俺じゃないから」って言いましたけど(笑)。

――改めてですが、どんな気持ちで『光る君へ』という作品に臨んでいたのでしょうか。

終盤にガガガッとピックアップしていただく回があったので、そこでどこまで爪痕を残せるかというのは意識していました。共演者の方も豪華だし、あそこで強く印象に残るようなお芝居ができないと、この先、映像で生き残っていくことはできないんだろうなという感覚はどこかにあったと思います。

――その課題をクリアできた手応えはありますか。

それは自分では恥ずかしくて言えないですね(笑)。あ、でも『キャスター』の現場で(『光る君へ』で藤原道兼役を演じた)玉置玲央さんとそういう話になって。玲央さんの役が物語の序盤をガッと持っていくような役だったじゃないですか。そのイメージが僕の中であって、素晴らしい役者さんだなと思ったので、「玲央さん、すごい反響があったんじゃないですか」という話をしたんです。そしたら、玲央さんも「わかんないのよ。周りから特に何か言われることもないし」という話をしていて。意外とやってる本人は反響って全然わからないものなのかなという気がしました。

『光る君へ』を観て、誰かが「木村達成を使ったら面白いことが起きるぞ」みたいに思ってくれたらありがたいなという気持ちはもちろんありますけど、今のところはまだそんなに大きな変化は自分の中ではないですね。

――今、木村さんの中では「もっと映像をやっていくぞ」という情熱がある感じですか。

面白い作品であれば、というのが大前提です。僕の中では映像、舞台というジャンルよりも、まずそこがいちばん大事。というか、そこがブレたら終わりな気がします。自分がどれだけ雑魚役者かはわかっていますけど、そこだけはブレないようにしたい。量より質、でやっていきたいです。

――映像と舞台で芝居のチャンネルを切り替えるような意識はない?

それは全然ないですね。

――メインとなる役と、サブとなる役。立ち位置の違いで、芝居における意識の面で変化があったりとかは?

それもないです。「悪目立ち」っていいことだと僕は思っていて。ワンフレームでおさえられたときに、つい思わず目がいっちゃう人っているじゃないですか。僕はそれでいいと思っていて。ちゃんと爪痕を残せる役者でいたいです。

少ない分量で人の心を動かせる実力を手にしたい

――今、自分のキャリアとしてどういう展望を描いていますか。

難しい質問ですね。

――定番の質問ですよ(笑)。

20代のときに聞かれると自信を持って答えられますけど、30代に入ってからそれを聞かれると難しいですよ。

――逆に30代になると自分のできること/できないことがどんどんわかってくるじゃないですか。その分、次の目標への射程距離も明確になりません?

そこで言うと、別に今、何か明確な目標があるわけではないんですよ。ただ、こういうことができるようになりたいというのはある。

――それはどういうことでしょう。

作品内における出番が多ければ多いほど、観ている人の心をより強く動かすことはできるんだと思います。逆に言えば、少ない分量でみなさまの気持ちを動かすには、もっともっと実力が必要になる。それができるような実力を手にしたいというのはあります。

――以前、街中を自由に歩けなくなるくらいメジャーにはなりたくない、みたいな話をしていた気がしますけど、そのあたりの心境はどうですか。

確かにその気持ちもあるんだけど、でもやっぱりもっと芝居でみんなの気持ちを動かしたいというのがあって。それをしたいなら仕方ないんです。そこは比例するものだから。やりたいことができないくらいなら、ちょっと街中を歩きづらくなってもやりたいことができるようになりたいという気持ちのほうが今は大きいです。

――じゃあ、今、役者としてすごくエンジンがかかっている状態ですか。

エンジンがかかっているというより、ガソリンが足りない。エンストしそうです。

――きっと三条天皇で木村さんを知った視聴者の方にとっては、今回の役はまた新鮮だと思いますよ。

そうかもしれないですね。でも自分ではやっぱりわからないです。過去の作品ってどれも糧にはなってるけど、自分は別に引きずっていないから、比べるみたいな発想がなくて。ただ、最近気をつけてはいるんですよ。お前ごときが何言ってるんだみたいな発言を僕は結構するので。

――あ、それ気をつけたいんですね。

気をつけたい。自分がペーペーであることはよくわかっているので。でも言わなきゃいけないんだとも思っている。お前ごときが何言ってるんだという発言を言わないと、自分がダメになっていくのもわかってるから、あえて口に出してるところがあるんですけど。

――確かに。まだ木村さんをよく知らない方はものすごく真面目だと思っているかもしれない。

そうなんですよ。だからバラエティとかで大ちょけして、面白い子なんだな、変わった子なんだなっていうふうに見てもらえるようになりたいです。

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取材・文:横川良明 撮影:黒木優里菜(竜カンパニー)

<番組情報>
日曜劇場『キャスター』

4月放送スタート

公式サイト:
https://www.tbs.co.jp/caster_tbs/

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