映画『教皇選挙』1票の重みを表現したアザービジュアル&キャストインタビュー公開
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『教皇選挙』ビジュアル (C)2024 Conclave Distribution, LLC.
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3月30日(木・祝) に公開される映画『教皇選挙』のアザービジュアルとキャストインタビューが公開された。
本年度アカデミー賞脚色賞を受賞した本作は、カトリックの総本山バチカンでトップに君臨するローマ教皇を決める教皇選挙〈コンクラーベ〉の内幕を描くミステリー。主演をレイフ・ファインズ務め、エドワード・ベルガー監督がメガホンを取った。
全世界に14億人以上の信徒を有するキリスト教最大の教派・カトリック教会。その最高指導者にしてバチカン市国の元首であるローマ教皇が死去した。悲しみに暮れる暇もなく、ローレンス枢機卿(レイフ・ファインズ)は新教皇を決める教皇選挙〈コンクラーベ〉を執り仕切ることに。世界中から100人を超える候補者が集まり、システィーナ礼拝堂の扉の向こうで極秘の投票が始まった。票が割れる中、舞台裏で蠢く陰謀、差別、スキャンダルの数々に苦悩するローレンス。そして新教皇誕生を目前に、厳戒態勢下のバチカンを揺るがす大事件が勃発する。
公開されたのは、完全秘密主義のベールに包まれた教皇選挙〈コンクラーベ〉を執り仕切る首席枢機卿ローレンスの内に秘めた葛藤や決断の瞬間を捉えたアザービジュアル。レイフ・ファインズが閉ざされたバチカンを背景に次期教皇の座を巡る候補者の思惑に翻弄され苦悩をにじませる姿や、1枚の投票用紙に運命を託す瞬間の表情が印象的なビジュアルとなっている。
併せて公開されたのは、レイフ・ファインズ、スタンリー・トゥッチ、イザベラ・ロッセリーニのインタビュー映像。選挙中に候補者たちが宿舎として利用する聖マルタの家の運営責任者、シスター・アグネスを演じているロッセリーニ。ミステリアスな修道女を演じるにあたり「教会の謎めいた側面がこの役を引き立てた」とコメント。さらに「(私の)ローマのカトリック学校の先生はシスターだった。彼女たちの道徳的な権威を表現した」と学生時代の先生を思い出して役作りをしたと明かす。
ファインズも「(現場には)宗教学の専門家がついていた。イタリア語とラテン語を勉強したよ。枢機卿や司祭に会い、聖職者としての人生について話を聞いた」と語り、キャストの役作りへの真剣な姿勢が映し出される。
また本作の見どころのひとつは、国際色も受賞歴も豊かな実力派キャストが生み出す絶妙なアンサンブル。ローレンスの親友・ベリーニ枢機卿を演じたトゥッチは「リハーサルを通して、互いに信頼感が生まれ、役者としての演技が始まる。共演するのが楽しいキャストだった」と撮影現場で確かな手ごたえを感じたという。最後にファインズは「信仰の危機に直面するローレンスが教皇選挙を執り仕切る。ドラマチックな挑戦だ」と本作の魅力を力強く語った。
『教皇選挙』特別映像 -キャスト篇-
<作品情報>
『教皇選挙』
3月30日(木・祝) 公開
公式サイト:
https://cclv-movie.jp
(C)2024 Conclave Distribution, LLC.
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