奈緒、新作舞台で演じる佳子・ハーンさんに思いを馳せる!「責任感を持って役を全うしたいです」
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左から)川嶋龍太郎監督、奈緒
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すべて見る女優の奈緒が3月23日、ヒューマントラストシネマ渋谷で開催中の「TBSドキュメンタリー映画祭 2025」内で上映された映画『War Bride 91歳の戦争花嫁』舞台挨拶に川嶋龍太郎監督と共に登壇した。
『War Bride 91歳の戦争花嫁』は、1951年、20歳の時に米軍の兵士と結婚し、海を渡り「戦争花嫁」とよばれ、激動の時代を生きた桂子ハーンさんの生涯を追ったドキュメンタリー映画。戦後たった5年、米兵と歩いているだけで娼婦と言われる時代に、「何故桂子は敵国の軍人と結婚をしたのか?」そこにあった幸せとは――。
本作を舞台化した作品『WAR BRIDE -アメリカと日本の架け橋 桂子・ハーン-』で、佳子ハーンを演じることになった奈緒。「舞台のお話をいただいてから映画を拝見したのですが、佳子さんの役を自分がいただけたんだと思うと非常に光栄でした」と笑顔を見せると「お話をいただいたときはちょうど20代最後の時間を過ごしていたのですが、とても深く考えさせられる題材だなと感じました。責任感を持って役を全うしたいです」と意気込みを語っていた。
実際、アメリカに行き佳子さんに会ったという奈緒は「いま94歳なんですよね」と年齢に驚いたというと「お会いする前は、楽しみである一方で、私が演じても大丈夫なのかと、とても緊張していたのですが、実際お会いするとすごく喜んでくださいました。いろいろなお話を聞けて、とても思い出深い滞在になりました」と振り返っていた。
川嶋監督は「普段僕はドラマ制作部というところで、フィクションを作っているのですが、ドキュメンタリーは真実を伝えていくもの、戦後80年というのは、遠い時間なのですが、しっかりと届けていかないといけないと感じて制作しました」と語ると、奈緒も「ドキュメンタリーというのは、観なくてはいけないものという思いがあります。普段はエンターテインメントの世界でお芝居をしているのですが、想像してモノを作ることと同時に、現実と向き合うことも大切で、豊かになれると思います」とフィクション、ドキュメンタリーの両方の魅力を述べていた。
最後に奈緒は「佳子さんはお花が大好きな方。当時は好きなお花を選ぶことができなかった時代。私は家に帰ると好きなお花を花瓶にいけています。なぜ自分がいまの時代に生きていられるのか……同世代や、若い世代にも伝えていけるように、舞台を頑張りたいです」と改めて思いを語っていた。
「TBSドキュメンタリー映画祭」は、TBSテレビやTBS系列の各局の記者やディレクターたちが、歴史的事件やいま起きている出来事、市井の人々の日常を追い続け、記録し続け、熱い思いとともにドキュメンタリー映画として世の中に発信し続けるために立ち上げられたブランド「TBS DOCS」の至極の作品を集めた映画祭。
取材・文・撮影:磯部正和
<開催情報>
「TBSドキュメンタリー映画祭 2025」
3月14日(金)〜4月3日(木) 東京・ヒューマントラストシネマ渋谷
3月28日(金)〜4月10日(木) 大阪・テアトル梅田
3月28日(金)〜4月10日(木) 愛知・名古屋センチュリーシネマ
3月28日(金)〜4月10日(木) 京都・アップリンク京都
3月28日(金)〜4月10日(木) 福岡・キノシネマ天神
4月5日(金)〜4月11日(金) 北海道・シアターキノ
公式サイト:
https://tbs-docs.com/2025
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