45回目の多摩川クラシコを前に、FC東京・佐藤と川崎F・伊藤がバチバチ!?
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(写真左より)佐藤恵允(FC東京)、伊藤達哉(川崎フロンターレ)
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すべて見る45回目の対戦を前に、約15年ぶりとなる事前会見が実施された。FC東京×川崎フロンターレ。今週末の「多摩川クラシコ」を前に、FW佐藤恵允(FC東京)とFW伊藤達哉(川崎F)が火花を散らした。
佐藤が 「去年両方とも3-0で負けたので、今年は自分がしっかり活躍して両方とも3-0でやり返してやろうと思っている」と先制パンチをかませば、伊藤も「自分たちはこの後7連戦がはじまり、サウジアラビアでの『ACLエリート』があるので、まずこのダービーで勝って、しっかり勢いを付けてサウジへ行きたい」とキッパリ。
お互いの印象を問われると、ふたりはこう返答した。
佐藤「伊藤選手は自分と違った縦への推進力、キレキレのドリブル、緩急のドリブルの印象がある。自分の売りも縦への推進力であり、ドリブルなので、試合でマッチアップすることになれば、自分のスピードでぶっちぎってそのまま得点につなげたい」
伊藤「佐藤選手はパワーとスピードかあると思って見ていた。こないだの得点シーンも、カウンターの時あれだけのスピードに乗って絡んでくると止めるのは難しいと思う。PKも取ったし、トランジションのところで非常に嫌だなと。自分の特徴としては1対1のところや最後のクロスで得点に絡むところで勝負したいので、FC東京戦もゴールかアシストで勝利に貢献したい」
多摩川クラシコで譲れない点を聞かれたふたりは?
佐藤「今年監督が替わって東京スタイルの戦うところを継続しながら、後ろからしっかりつないで相手をいなしながら攻撃していくところをやっている。川崎もつないで主導権を握って試合を進めるチームだと思うが、自分たちも主導権をしっかり握っていこうとしているので主導権の握り合いはひとつのポイント」
伊藤「今季のフロンターレは守備が特徴だと思う。今年はまだ複数失点していないので、そこは新しくなったひとつの特徴だと思う」
ふたりは自チームのキーマンを挙げた。
佐藤「中盤の選手で橋本拳人選手。近くでボールを持っていたら、気付いたらボールがなくなっているほどボール奪取能力が長けていて攻撃センスもあるので、そこは要注意」
伊藤「大島僚太選手。今季『ACLE』でしか一緒にプレーしていないが、僚太くんがいるだけで攻撃の主導権を握れる選手。気を付けてどうにかなる選手ではないが、気を付けた方がいい」
佐藤はどう3点を取るか、伊藤はゴールへの意欲を質問されると。
佐藤「ハットトリック。(自信は)あります」
伊藤「ゴールはどの試合でもやっぱり取りたいと思ってピッチに立っているので、取りたいです」
また東京ドロンパとふろん太も登場し、フリップに意気込みをしたためた。
東京ドロンパ「昨シーズンのリベンジ、ケイン選手ハットトリック、10-0で東京が勝つ」
ふろん太「今回も3-0で勝つ」
1999年のJ2元年の戦いからカウントされた多摩川クラシコの通算対戦成績は川崎Fが24勝9分11敗と勝ち越す。過去5シーズンの戦いでは川崎Fが8勝1分1敗とさらに圧倒。昨季の対戦は前記の通り川崎Fが3-0でダブルを達成。第5節は相手の5倍近いシュートの雨を降らせた川崎Fが快勝すると、第26節ではFC東京が序盤からテンションの高い攻撃を発揮するも、15・20分と山田新が立て続けにゴールを奪うと、72分に高井幸大が勝負を決める一発をズバリ。シュートはFC東京が多く放ったが、決定力と守り切る力の差で川崎Fが3-0で多摩川クラシコ3連勝を飾ったのだった。
果たして、FC東京がリーグ戦1か月ぶりの勝利で五分の星に戻すのか、川崎Fが7連戦の初戦を白星で飾るのか。『明治安田J1』第7節・FC東京×川崎Fは3月29日(土)・味の素スタジアムにてキックオフ。当日は『めちゃコミック Day』を開催。お馴染みのめちゃコマ風のイラストで多摩川クラシコを盛り上げる。試合前には両クラブの将来を担うアカデミーの子どもたちによる試合『多摩川“コ”ラシコ』も実施。対戦ムードを高める 第45回多摩川クラシコ記念グッズも多数ご用意。試合の模様はDAZNでライブ配信。チケットはチケットFC東京(Jリーグチケット)で発売中。
チケットFC東京(Jリーグチケット)
https://www.jleague-ticket.jp/club/to/
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