東京六大学出身の落語家が全力で高座に挑む『第七回 東京六大学落語会』
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『第七回 東京六大学落語会』ビジュアル
映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。
【水先案内人 山本益博のおススメ】
一昔前なら「東京六大学」といえば「野球」で、慶應、東京、法政、明治、立教、早稲田のリーグ戦のことだった。
近年「大学出」の落語家が増えて、今や「落語」で「東京六大学落語会」が開ける時代となった。「大学出」の落語家といえば、そのほとんどが「落研(おちけん)」出身者である。その「落研」こと「落語研究会」の発祥は早稲田大学で、落語に詳しい暉峻康隆と興津要の両先生が発起人となり、大学のクラブ活動として始まったと言われている。
当日の出演は、慶應大学出身の立川談慶、東京大学出身の春風亭昇吉、法政大学出身の古今亭ざん志、明治大学の立川志ら乃、立教大学出身錚々たるの金原亭馬久、早稲田大学出身の古今亭志ん雀の6名。
サブタイトルが「俺のフルスイングを観に来てくれ!空振りするかもしれないぜ。」と野球のコピー!
ちなみに「東京六大学」に限らなければ、日本大学出身の立川志らく、三遊亭白鳥、柳家喬太郎、春風亭一之輔など、今の東京の落語界を支えるメンバーが揃っている。 さらに、一之輔師匠のお弟子さんには京都大学出身者もいて、「大学出」の落語家は、珍しくもなんともなくなった。
<公演情報>
『第七回 東京六大学落語会』
2025年4月22日(火) 東京・渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール
18:30 開場 / 19:00 開演
■出演
立川談慶、立川志ら乃、古今亭ぎん志、古今亭志ん雀、春風亭昇吉、金原亭馬久
■チケット
一般:3,500円
※未就学児入場不可
チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2436072