プレーオフ圏内死守なるか? 3連敗中の横浜Eが負けられないラスト5試合へ!

『NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25』プレーオフトーナメント6枚目の切符を掛けた戦いがし烈だ。2年連続プレーオフ進出の横浜キヤノンイーグルスが5勝8敗・勝点26の6位、3年連続PO出場の東京サンゴリアスは5勝2分6敗・勝点26の7位で続き、8位三菱重工相模原ダイナボアーズが5勝8敗・勝点22、9位ブラックラムズ東京が4勝9敗・勝点22で追う。

横浜Eと東京SGは5位コベルコ神戸スティーラーズには勝点11差を付けられ、逆転は厳しい状況にある。残り5試合、勝利が求められるのはもちろん、3トライ差以上付けたボーナスポイントが求められる。もし負けたとしても最低限7点差以内の勝点1の確保も必須である。

横浜Eは3連敗と悪い流れから抜け出せずにいる。第11節は後半早々にSHファフ・デクラークとCTB梶村祐介が負傷交代、さらにWTB石田吉平のレッドカードもあり、BR東京に20-27で屈した。第12節・クボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦は24-41の力負け。必勝を期した前節・トヨタヴェルブリッツ戦はスコアすべきところでスコアできず、我慢すべきところで我慢し切れず、17-29に終わったのだった。

3連敗の敗因を問われた沢木啓介監督はこのように返答した。
「こだわりがないと言うか、やり切ることができない何かがある。それはマネジメントをする私の責任。例えばシステムをしっかりとやり切るなど、そういう細かい部分が疎かになっている。アタックでもチャンスはたくさん作っているが、それがスコアにつながっていないし、フィニッシュの形まで持ち込めていない。そういうところはディフェンス面にもある」

一方、第12節・三重ホンダヒートから2勝目をマークした浦安DRは、前節は埼玉ワイルドナイツに26-54に敗戦。2勝11敗・勝点10で最下位に沈む。前節は最終的にダブルスコアとなったが、大幅に変えたメンバーながら、埼玉WKを相手に前半は26-28と肉薄した。今週末はHO藤村琉士やFLツイ ヘンドリック、SH飯沼蓮&SOオテレ ・ブラックのハーフ団にサム・ケレビ&シェーン・ゲイツのCTBコンビなど、前節温存された主力がズラリ。FBにオーストラリア代表73キャップのイズラエル ・フォラウが第4節以来の戦線復帰となるのも明るいニュースである。

両軍の試合登録メンバーは以下の通り。
【横浜E】
1岡部崇人、2庭井祐輔、3祝原涼介、4リアキマタギ・モリ、5マシュー・フィリップ、6ビリー・ハーモン、7嶋田直人、8アマナキ・レレイ・マフィ、9山菅一史、10田村優、11松井千士、12南橋直哉、13ジェシー・クリエル、14石田吉平、15ブレンダン・オーウェン、16中村駿太、17南友紀、18杉本達郎、19コルマック・ダリー、20古川聖人、21天野寿紀、22ヴィリアメ・タカヤワ、23小倉順平

【浦安DR】
1鍋島秀源、2藤村琉士、3竹内柊平、4ジェームス・ムーア、5ローレンス・エラスマス、6ツイ ヘンドリック、7繁松哲大、8トゥクフカ トネ、9飯沼蓮、10オテレ・ブラック、11安田卓平、12サム・ケレビ、13シェーン・ゲイツ、14松本壮馬、15イズラエル・フォラウ、16金正奎、17セコナイア・ポレ、18金廉、19トム・パーソンズ、20中島進護、21ブロディ・マカスケル、22橋本法史、23田村煕

果たして、横浜Eが3連敗で止めるのか、浦安DRが3勝目をマークするのか。『NTTリーグワン2024-25』第14節・横浜E×浦安DRは4月5日(土)・秩父宮ラグビー場にてキックオフ。当日はイーグルスの選手とアカデミーコーチが、高校生以下を対象にしたラグビー相談会やラグビー体験会を実施、AIで理想のランニングフォームをコーチングしてくれるNTTのファンブースも出展する。チケット発売中。

横浜キヤノンイーグルス対浦安D-Rocks　NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 DIVISION 1のチケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2558315

NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25の特設ページ
https://t.pia.jp/pia/events/rugby-leagueone/