ミュージカル『マリー・キュリー』昆夏美&星風まどか主演で再演が決定
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すべて見る2023年に日本初演されたミュージカル『マリー・キュリー』の再演が、2025年10月25日(土) から11月9日(日) に東京・天王洲 銀河劇場、11月28日(金) から30日(日) に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演される。
男性科学者しかいない時代にノーベル賞を2度受賞した科学者マリー・キュリーを主人公とした本作。2018年に韓国で初演されると、「韓国ミュージカルアワード」で大賞をはじめとする5冠(演出・プロデューサー・脚本・音楽賞)を受賞し、ロンドンでの上演も行った韓国発のミュージカルとして目覚ましい進化を続けており、これまでキム・ソヒョンやオク・ジュヒョンといった韓国を代表する俳優がマリー役を演じてきた。日本版上演にあたり、演出の鈴木裕美は、韓国で加えられた台本の創作部分を、「ありえたかもしれない」もうひとりのマリー・キュリーの物語として捉え、本作をFact<歴史的事実>×Fiction<虚構>=ファクション・ミュージカルとして演出。その繊細な人物描写が大きな感動をもたらした。
待望の再演となる2025年公演は、新たなキャストを迎え上演。マリー役は昆夏美と星風まどか、マリーの夫ピエール・キュリー役は松下優也と葛山信吾、マリーの親友アンヌ役は鈴木瑛美子と石田ニコル、投資家・ルーベン役は水田航生と雷太がそれぞれ演じる。脚本はチョン・セウン、作曲はチェ・ジョンユン、翻訳・訳詞は高橋亜子による。
また、オリジナル・プロデューサーのカン・ビョンウォンと、2025年公演の主要キャストによるコメントが到着した。
■オリジナル・プロデューサー:カン・ビョンウォン コメント
ミュージカル『マリー・キュリー』の日本再演のニュースに、深い感動と感謝の気持ちをお伝えします。
日本の制作会社アミューズクリエイティブスタジオとクリエイティブスタッフの皆さんの丁寧で情熱的な作業のおかげで、この作品が持つ感動が日本の皆様にも深く伝わったと思います。
『マリー・キュリー』の物語の力と美しい音楽が、再び日本の観客の皆様の心を揺さぶることを願っています。
この旅を心から祝福します。
■マリー・キュリー役(Wキャスト):昆夏美 コメント
「マリー・キュリーは観た方がいい」という初演時の評判を今でも覚えています。観劇した際、マリーの信念や立ち向かう姿に心を寄せ、関わる人々との関係性に涙しました。その作品にマリーとして携わらせていただくことを感謝すると共に、大きな挑戦でもあるなと思っています。演出の鈴木裕美さんをはじめとするスタッフの皆様と、ご一緒させていただくキャストの皆様と、私たちの『マリー・キュリー』をお届けすることが使命だと感じています。嘘なく演じたいです。よろしくお願いします。
■ピエール・キュリー役(Wキャスト):松下優也 コメント
女性の科学者が少なかった時代にマリーのことを誰よりも理解し、リスペクトし、自分も科学者として一緒に探究を続ける夫のピエールを演じます。
運命の出会いをし、共同研究者として共にマリーと歩んでいく。そんなピエールを丁寧に演じることが出来たらと思っています。
演出の鈴木裕美さんとは三作目になりますが、いつも沢山の学びをいただけるので今回も稽古が始まるのがとても楽しみです。
このピエールという役を通して、新しい松下優也をお見せ出来たらと思います!
■アンヌ役(Wキャスト):鈴木瑛美子 コメント
時代や性別、自分が持って産まれたものを背負って生きる。夢や目標という希望を持って、真っ直ぐに生きる。その中で「愛」という存在は欠かせないと私は思います。この作品の中でどのような「愛」がお稽古中から育まれていくのか、今からとても楽しみです。私にとって、また新たな挑戦がたくさんあると思います。鈴木裕美さん、キャストの皆様、スタッフの皆様の「愛」を形にして、アンヌとしてこの作品の中で生きたいと思います。よろしくお願いいたします。
■マリー・キュリー役(Wキャスト):星風まどか コメント
この度マリー・キュリー役を演じさせていただくことになり、身の引き締まる思いでいっぱいでございます。
歴史に名を刻み、世界中の方が本や教科書で一度は目にする偉人。彼女は私たちが生きるこの現代では当たり前になっている化学物質を用いた病気の治療方法など数々の偉業をなされました。当時の彼女の血のにじむような努力、信念、精神力が数多くの方々の命を救っているのだと思うと尊敬しかありません。敬意を払ってこの物語に生きる彼女の人生をまっとうしたいです。また、Wキャストの昆夏美さんをはじめ、キャストの皆様、スタッフの皆様からもたくさんのことを吸収し努めて参ります。
どうぞご期待くださいませ!
■ピエール・キュリー役(Wキャスト):葛山信吾 コメント
今回、演出家 鈴木裕美さんからのご推薦ということで、またご一緒できる嬉しさでいっぱいです!
19年前、初めてミュージカルに参加させていただいたのが『アンナ・カレーニナ』鈴木裕美さんの演出でした。
その後何度かご一緒させていただきましたが、前回お世話になった『英国王のスピーチ』から13年ぶりのオファー!
ミュージカルということで、正直、不安はありますが、素晴らしい共演者の皆様、スタッフの皆様とのお稽古開始が、今から楽しみで仕方がありません。
しっかり準備して挑みたいと思います。どうぞ宜しくお願いします。
■アンヌ役(Wキャスト):石田ニコル コメント
アンヌ役を演じさせていただきます、石田ニコルです。
前作を観劇した際に女性の葛藤や生き方、そして各登場人物間の友情やそれぞれの思いの強さが深く印象に残っています。
その世界感の中に入れることを楽しみにしていますし、特にマリー・キュリーを演じる星風さんと素敵な関係性を築いていけたらと思っています。
ひとりでも多くの方の心に届けられるように頑張りますので、是非楽しみにしていただけると嬉しいです。
■ルーベン役(Wキャスト):水田航生 コメント
この度ルーベンを演じさせていただく水田航生です。初演を観劇させていただいた際、事実と虚構の絶妙なバランスのストーリー、演劇的な表現、役者さんそれぞれの個性や熱量に胸を打たれ、客席で涙しました。そして再演の今回、ルーベンとして参加させていただけるのがとても光栄です! 久々にご一緒出来る演出の鈴木裕美さん、とても尊敬する共演者の皆さんと共に今作を創り上げられること、初演の興奮を踏襲しつつ、再演としてまた新たな『マリー・キュリー』をお客様にお届け出来ることが今から楽しみでなりません! 感受性豊かに、この作品世界をルーベンとして生きていきます。よろしくお願いします。
■ルーベン役(Wキャスト):雷太 コメント
ルーベン役をつとめます、雷太と申します。
私自身も客席で拝見していたこの作品に出演させていただけることを大変光栄に、そして嬉しく感じると同時に、この物語をお届けする一員となること、改めて身が引き締まる思いです。
素晴らしいクリエイティブチームの皆様、尊敬するキャストの皆様と共に、新たな『マリー・キュリー』の世界を構築できることが、何よりも楽しみです。
虚構と事実が織りなすミュージカル。
その中に息づくリアルなエネルギーを、劇場で皆様にお届けできるよう、精一杯尽力してまいります。
【ストーリー】
「私が誰かではなく、私が何をしたかを見てください」
19世紀末、マリーは、大学進学のためパリ行きの列車に乗っていた。そこで出会ったアンヌと希望に胸を躍らせ、当時、少なかった女性科学者として、研究者のピエール・キュリーと共に新しい元素ラジウムを発見し、ノーベル賞を受賞する。ところが、ミステリアスな男・ルーベンが経営するラジウム工場では、体調を崩す工員が出てきて……。
<公演情報>
ミュージカル『マリー・キュリー』
脚本:チョン・セウン
作曲:チェ・ジョンユン
演出:鈴木裕美
翻訳・訳詞:高橋亜子
【出演】
マリー・キュリー役(Wキャスト):昆夏美、星風まどか
ピエール・キュリー役(Wキャスト):松下優也、葛山信吾
アンヌ役(Wキャスト):鈴木瑛美子、石田ニコル
ルーベン役(Wキャスト):水田航生、雷太
イレーヌ・キュリー/アリーシャ役:能條愛未
ジョシュ役ほか:可知寛子
アメリア役ほか:清水彩花
マーチン/ドクターシャガールマルタン役ほか:石川新太
ポール役ほか:坂元宏旬
レフ/病院長役ほか:藤浦功一
カミル/ルーベン手下役ほか:山口将太朗
エヴァ/ルイーズ役ほか:石井咲
ハンナ/看護師役ほか:石井亜早実
スウィング:飯田汐音
【東京公演】
2025年10月25日(土)~11月9日(日)
会場:天王洲 銀河劇場
■アフタートークショー
2025年10月30日(木) 13:00公演終演後/登壇者:昆夏美・松下優也・鈴木瑛美子・水田航生
2025年11月5日(水) 13:00公演終演後/登壇者:星風まどか・葛山信吾・石田ニコル・雷太
■マリー・キュリー生誕記念日!特別カーテンコール
2025年11月7日(金) 13:00公演終演後
【大阪公演】
2025年11月28日(金)~30日(日)
会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
チケット情報:
https://w.pia.jp/t/mariecurie/
公式サイト:
https://mariecurie-musical.jp/
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