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GENERATIONS 中務裕太が極める“好きなこと”「理想に近づくためにはまず行動すること」

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中務裕太 (撮影:堺優史)

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好きなことをストイックに、とことん極める――。GENERATIONSの中務裕太が情熱を注いでこだわりの日本酒を創り上げた。2024年4月に岩手県盛岡市の気鋭蔵・赤武酒造とコラボレーションして日本酒を発表。発売開始後、またたく間に完売し、ファンのもならず日本酒愛好者に知られることになった。そして、2025年4月5日に第二弾『AKABU 中務 純米大吟醸(以下、AKABU 中務)』を発売。日本酒作りに魅了された中務に、今こだわっていることについて語ってもらった。

日本酒があまり得意ではない方にこそ、飲んでみてほしい

――日本三大杜氏のひとつに数えられる赤武酒造と中務さんがコラボレーションした日本酒『AKABU 中務』も第二弾が発売します。第一弾の『AKABU 中務醸』に続いて新作を発表する今のご心境から聞かせて下さい。

第一弾の『AKABU 中務醸』がご好評いただけたからこその第二弾なので、実現できて素直に嬉しいです。第一弾は日本酒好きの方からも「すごく美味しい」って言っていただけたのは、味わいや香りなどにこだわりが、ちゃんと認められたのかなと思います。自分自身も気に入っていて、自分用のストックがあと少しだけ残ってるので、大切に飲んでいます。

――日本酒好きの橘ケンチさんが赤武酒造さんとコラボされていた影響で赤武酒造さんのお酒を好きになり、中務さんもコラボレーションをすることになったそうですね。

3年前ぐらいに仙台でライブがあった際、赤武酒造さんをライブにご招待させていただいたら来て下さって。その翌日、岩手近いということで仙台から先輩のケンチさんと一緒に赤武酒造に訪れました。6代目の古館龍之介さんは、年齢も僕と同い年ということもあり、意気投合したことがきっかけで、コラボして日本酒を作ることになったんです。

――6代目も中務さんも「もっと多くの若い人に日本酒を広めたい」という共通の想いがあったからこそ実現したんですね。改めて、中務さんが思う赤武酒造のお酒の魅力とは?

岩手は、お米と水が本当に美味しい場所で。お米の味わいがしっかりしながらも透き通るような味と、フルーティーさもあって、お酒の味わいがスッキリしているところが魅力です。日本酒好きな人には有名で、本当に美味しいです。

――第二弾の『AKABU 中務』は第一弾からバージョンアップしたものに?

そうですね。アップグレードしたものになっています。フレッシュな味わいは残しつつ、大きくは変えずに、しっかりお米の味わいを凝縮した感じに仕上がっています。今回もラベルの中央には「中務」とブルーで名前が入っていて。年々、お酒を贈ると喜ばれるような年齢になったので、自分からのギフト用にも最適かなと思っています(笑)。

――若い世代の方にもぜひ飲んで欲しいですね。

本当にそうですね。日本酒って飲みづらいイメージがあるかもしれませんが、フルーティーさがあるので、ジュースみたいな感覚で飲めるものになっています。日本酒があまり得意じゃないっていう方にこそ1回、飲んで欲しい味わいです。

ひとつひとつの作業にしっかりこだわる、妥協しないという精神が大事

――中務さんは、洗米や蒸米、麹や酒母造りといった仕込みから搾りまで一貫して携わったそうですが、職人さんの元でそういった日本酒を創り上げるプロセスを体験して、どんなことを感じましたか。

皆さんを見ていて、「やっぱり物作りのプロだな」って思いました。1個1個の作業に対する集中力がとにかくすごいので、刺激を受けましたね。お米をどれだけ水に浸すかで変わってくる繊細な作業の数々は、まさに職人技。あと、携わっている全員が、日本酒を大好きだからこそ、「もっと美味しいものを作りたい!」という貪欲な強い想いが生まれるんだなとやらせてもらって感じました。

――そういった純粋な想いは、普段の作品作りに通じるものがありそうですね。

やっぱりひとつひとつの作業にしっかりこだわる、妥協しないっていう精神は、自分たちのエンターテイメントにも共通するとこがあると思いました。僕らも皆、ライブ作りにおいては、細部にまでこだわるので、同じものを感じましたね。

――では、改めて『AKABU 中務』の楽しみ方を提案するとしたら?

お酒単体っていうよりは、食事と一緒に楽しんでいただきたいです。和食だけじゃなく、イタリアンにも合うと思いますし、自分の好きな食べ物とペアリングで堪能していただきたいです。ちなみに僕の一番のお気に入りのペアリングは、魚ですね。白身魚やお刺身など、魚介と一緒に日本酒を味わうとさっぱりしていいですよ。

――4月13日にご自身発案のファンクラブイベント「ナカツ会」を開催されますが、そこでも日本酒を楽しめたりするんでしょうか。

お酒は出します。でも、『AKABU 中務』の酒作りの話もしたいと思っていますし、こういう時にしかできない、自分のパーソナル部分をしっかりみんなに伝えれるような会にしたいです。ディナーショーではないんですが、「ナカツ会」では、食事を堪能してもらえるのがこだわり。前回もそうでしたが、会の中で、トークしながら、皆で食事が楽しめるスタイルです。岩手で作ったお酒とのコラボということで、前回は盛岡冷麺がメニューにあったんです。自分のお酒だけではなく、しっかり岩手の良さをお伝えできたこと良かったなと思います。あの冷麺、本当に美味しかった(笑)。

――美味しいものもいただけるなんて最高の会ですね! 中務さんというと日本酒の他には、プロフェッショナルな身体作り、筋トレをされているイメージが強いです。筋トレを日課にされるようになって、ご自身にどんな変化がありましたか。

運動する習慣がない中、体を毎日しっかり動かすこと意識してから、マインド的に自信が持てるようになったのが大きな変化でした。年を重ねていっても健康な身体をキープできるように今のうちにしっかりトレーニングを積み重ねて、貯金を溜め込んでおくのがいいなと、周りの大人の方を見ていて思っています。しっかり筋肉をつけておけば、60代くらいになっても、背中が曲がったりしないですからね。やっぱりいつまでも元気でいたいなって(笑)。

――ものすごく先のことまで考えていらっしゃって素晴らしいですね。普段の食生活と身体作りをしている時の食生活は全然違うものなんでしょうか。

それは全然違いますね。筋肉をつけようとしていた時は、お酒は控えていましたし。牛肉を食べてサプリメント、ビタミン、果物を食べるっていう瞬間をつけていましたね。でも、普段から極力、油ものを食べないとか、ジュースを飲まないとか、添加物を入れないとか、その辺りはしっかり意識しているので。それを実践してきて、食が体を作るっていうのは本当だなと実感しました。

――食のコントロールがしっかりできるようになると、自信がつきそうですね。

そうですね。まずは日々の生活の中で自分をしっかりコントロールするっていうことを意識してますね。例えばジャンクフードも絶対食べないと決め付けるのではなく、1か月に1回だけ食べるとか、ガチガチなルールは作りません。ダラダラ食べないようにしてますけど。僕が尊敬するサッカー選手やアスリートの方たちを見ていると、食事を徹底されているので、自分が目指すメールモデルにしています。

――食事制限や筋トレをしようと思っても、毎回3日坊主になってしまう人へアドバイスはありますか?

3日坊主になってしまうなら、もうそれは続かんなって感じなんですけど(笑)。4日続ければ続くって言いますよね? やっぱり1日でも多く続けようという意識を持って、4日、5日間続けてみるだけでも絶対に変わると信じて、自分に厳しく。

――今はどんなトレーニングをされているんですか?

今は、減量するためのトレーニング中です。僕の知り合いに筋肉のスポーツモデルの大会の選手がいまして。その人に食事のメニューを組んでもらったり、アスリートのトレーニングを教えてもらったりしていて。そのトレーニング方法は、海外のアメフト選手のトレーニングなんですよ。今日もこの取材の後、K1のチャンピオンの方とアスリートトレーニングする予定で。やりきった時の達成感がすごい気持ちいいんで、楽しみです。

僕にやって欲しいことを募集したいです

――日本酒もそうですが、身体作りもとことんプロフェッショナルに追求されていらっしゃって本当にストイックですね。これから先はどんなことにチャレンジしていきたいですか。

何でしょうね。自分は興味があるものとないものがハッキリしていて結構、分かりやすい性格なんです。今は本当に日本酒と体作りに没頭していて、それにとことん向き合いたいと思っています。今後、何かまたやりたいことが出てきたら、それに集中すると思いますけど。それこそファンの方に「こういうことをやって欲しい!」って、おすすめされたらやってみたいと興味が湧くと思うので、僕にやって欲しいこと募集したいです(笑)。

――ファンの皆さんはぜひSNSで中務さんにやって欲しいことをつぶやいていただけたら。ケンチさんがきっかけで日本酒にハマられたように誰かの影響で新しいものとの素敵な出会いもあるかもしれないですし、今後こんな人と出会えたらいいなというご希望は、ありますか?

僕、ハンマー投げの選手・室伏広治さんがめちゃくちゃ好きなんです。室伏さんと雑誌の対談なんかで繋がれたら嬉しいですね。もしお会いする機会があったら、トレーニング方法や食事の摂り方だけでなく、室伏さんならではの哲学をたっぷり聞いてみたいです。すごく刺激になりそうですし、お話をお伺いしたら、すぐ実践したくなると思います。

――実現するといいですね。GENERATIONSとしては、2月3日配信の中務さんからスタートしたメンバープロデュース楽曲プロジェクト「PRODUCE 6IX COLLARS」が絶賛進行中です。

プロジェクトの第一弾では、デジタルコミュニケーションがテーマの恋愛ソング『True or Doubt』をプロデュースしました。今の時代は、スマホのメッセージアプリでメッセージを送ることが多いですよね。そういう中で自分が放つ言葉は、本当に自分が思ってることなのかっていうことを伝えたかった曲です。どの世代の方も共感できるような楽曲で、歌詞がすっと耳に入ってくるような楽曲になったので、自分の気持ちと照らし合わせて、ぜひ聴いていただきたいです。

――Da-iCEの花村想太さんが作詞と作曲を手掛けられていますが、現代のカップルが抱えるもどかしい心情が描かれていて、本当にリアルです。

想太くんは、今の時代をしっかり客観的に捉えてますよね。それがこの楽曲にもしっかり表現されてますし、歌詞もそうですけど、いろんなところに想太くんの良さが詰まった楽曲になっていて、「やっぱりすげぇな!」と改めて思いました。

僕の姿を見て「一緒に頑張ろう」と思ってもらえたら

――6ヶ月連続のプロジェクトを終えた時には、GENERATIONSがどのように飛躍できたらいいなというビジョンはありますか。

1人ずつプロデュースを手掛けて楽曲として形にしていく作業は、本当に簡単なことじゃなくて。僕もそうでしたけど、学ぶことばかりでした。メンバー全員がこのプロジェクトを完結させた時には、メンバー全員が新たな力をつけて、今まで以上によりGENERATIONSを輝かせられたらいいなと思います。

――では、個人として想い描くビジョンは?

そうですね。赤武酒造とのコラボレーション企画の第二弾『AKABU 中務』の良さを知ってもらうことはもちろん、今真剣に向き合っている体作りもそうですし、自分の好きなものをたくさんの人に共感してもらえたらいいなと思いますね。GENERATIONS というフィルターを通して、誰にも負けないくらい好きなものを届けるなど、自分にできることを一生懸命やっていきたいなと思ってます。

――そういうまっすぐストイックな中務さんの姿に、ファンの皆さんは自分も頑張ろうと突き動かされるきっかけに必ずなると思います。

だったら嬉しいですね。体作りで言うと、「こういう体になりたい」って思うだけなら誰でもできるじゃないですか。理想に近づくためには、まず行動することが大事だと思います。僕の場合は、「こうなりたい」というイメージが分かりやすく明確にあるので、現実的にそうなるために僕はただやることをやってるだけって感じなんですよね。僕のそんな姿を見たファンの皆さんが「一緒に頑張ろう」と思ってもらえたら嬉しいです。

取材・文:福田恵子 撮影:堺優史

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中務裕太×赤武酒造コラボ日本酒第2弾『AKABU 中務 純米大吟醸』の詳細はこちら:
https://www.ldh.co.jp/news/detail.php?lang=jpn&site=TRIBE&newsid=0000050084

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