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BL東京のリベンジか? 静岡BRの返り討ちか? プレーオフを占う一戦!

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森勇登(東芝ブレイブルーパス東京) (C)JRLO

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東芝ブレイブルーパス東京がこのまま首位を突っ走るのか、再び静岡ブルーレヴズが止めるのか。レギュラーシーズンは残り4試合。『NTTジャパンラグビー リーグワン2025-25』第15節でプレーオフトーナメントを占う一戦がキックオフを迎える。

シーズン終盤に入り、王者・BL東京は凄味を増してきた。前節は5位・コベルコ神戸スティーラーズに11本ものトライをお見舞いした。BL東京が開始15分強で3連続トライを浴びせれば、神戸Sは30分までに2本返した。ならば、BL東京は1分後、キックオフからLOワーナー・ディアンズのキックチャージで跳ね返ったボールをトライ王ランキングのトップを走るWTBジョネ・ナイカブラがそのままトライ。続く相手ボールのキックオフからSOリッチー・モウンガが大きくゲインし、FB松永拓朗がつなぎ、最後はWTB森勇登がトライゾーンへボールを運んだ。森は33分でハットトリックをマークしたのだった。

前半終了間際に1本返され、33-21で試合を折り返したBL東京は後半、さらに圧力を高めた。開始48秒で松永がトライを奪うと、わずか10分間で4トライを叩き込む怒涛のアタックを披露。後半33分には森がこの日4トライ目をマーク。3か月前に32-26でBL東京が辛うじて逃げ切った再戦は73-28の大勝劇に終わったのだ。

試合後、トッド・ブラックアダーHCが「本当に今日の選手たちのパフォーマンスは素晴らしかった。アタックではスペースを的確に突きながらオフロードも決め、1週間準備してきた絵をそのまま試合でしっかり見せられた。スキルの遂行の部分でいくつかミスもあったが、そのまま止めずに東芝のアタックを見せ続けてくれた選手たちを本当にリスペクトしている。アタックの裏でディフェンスも試合が進むにつれて、よりフィジカルに体を当てられるようになってきたのもすごく良かった。今日に関しては、選手たちは絶好調と言って差し支えないパフォーマンスだった」と選手たちを称えれば、NO8リーチ マイケル主将も「東芝としてはすごくいい結果を出せたと思う。キックオフから80分間、どこからでもどんどんアタッキングするマインドセットがあったことを誇りに思う。神戸からたくさんトライを取って、いいディフェンスができた」と胸を張った。さらにリーチは次戦に向けて「来週のブルーレヴズ戦は大きい試合になる。ショートウィークなのでリフレッシュして、前回負けたリベンジマッチとして考えてやりたい」とキッパリ。

一方静岡BRは『NTTリーグワン2024-25』第13節・東京サンゴリアス戦での悔しい逆転負けから、前節は立ち直った。年始に40-34と接戦を演じた三菱重工相模原ダイナボアーズのアタックを3か月後シャットアウト。序盤、相模原DBが嵩に懸かって攻め込むも、静岡BRは体を張ったディフェンスでしのぐ。10分左サイドを破られかかるも、WTBヴァレンス・テファレが相手をタッチへ押し出した。すると16分自陣深くでボールを受けたテファレがスピーディかつパワフル、そしてキレキレのステップでトライゾーン近くまで独走、FLヴェティ・トゥポウの先制トライにつなげた。その10分後、クワッガ・スミスが早いリスタートからトライゾーンにボールを叩き付けると、37分グラバーキックに反応したテファレのトライは認められなかったが、後半8分左サイドで余ったテファレが今度は文句なしのトライ。19-3と静岡BRが主導権を握った。

さらにテファレは後半12分の自陣ゴール前での相手との1対1も防ぐと、36分は自ら蹴ったゴロパントを相手から強奪したが、2本目のトライとはならなかった。アタックで決定力を発揮し、ディフェンスでは高い集中力を保った静岡BRは38-8で相模原DBを下した。

試合後、藤井雄一郎監督は「第3節と同じ相手だったが、その時はたくさん点を取られたので、自分たちがどれだけ成長できたかが見えたと思う。トライを取るよりも取られない方が雑な試合にならない。選手たちのプレーは本当に良かった。今日はセットピースも良かったし、ディフェンスも良かった」と手応えを口にした。

※両チームの試合登録メンバーは以下の通り。
【BL東京】
1木村星南、2原田衛、3タウファ・ラトゥ、4ジェイコブ・ピアス、5ワーナー・ディアンズ、6シャノン・フリゼル、7佐々木剛、8リーチ マイケル、9杉山優平、10リッチー・モウンガ、11森勇登、12ロブ・トンプソン、13セタ・タマニバル、14ジョネ・ナイカブラ、15松永拓朗、16橋本大吾、17三上正貴、18眞壁照男、19アニセ サムエラ、20伊藤鐘平、21小川高廣、22マイケル・コリンズ、23豊島翔平

【静岡BR】
1河田和大、2日野剛志、3ショーン・ヴェーテー、4ジャスティン・サングスター、5マリー・ダグラス、6ヴェティ・トゥポウ、7大戸裕矢、8マルジーン・イラウア、9北村瞬太郎、10サム・グリーン、11マロ・ツイタマ、12ヴィリアミ・タヒトゥア、13チャールズ・ピウタウ、14ヴァレンス・テファレ、15奥村翔、16作田駿介、17茂原隆由、18伊藤平一郎、19ジャック・ライト、20庄司拓馬、21リッチモンド・トンガタマ、22サネレ・ノハンバ、23山口楓斗

盤石の布陣を並べるBL東京に対して、静岡BRは南アフリカ代表51キャップのボールハンター・スミスの不在が気になる。第5節の対戦ではSH北村とテファレがそれぞれ2トライ、後半9分FLフリゼルのイエローカードも響いて、静岡BRが34-28の点差以上の勝ちっぷりを見せた。

果たして、BL東京がリベンジするとともに8連勝を飾るのか、4位・静岡BRが返り討ちにしてプレーオフへの布石を打つのか。『NTTリーグワン2023-24』第15節・BL東京×静岡BRは4月12日(土)・秩父宮ラグビー場にてキックオフ。試合前のルーパスガーデンではパスターゲットやランパス、コンタクト、トライ体験のラグビー体験コーナーなどを設置。チケット発売中。

東芝ブレイブルーパス東京対静岡ブルーレヴズ NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25 DIVISION 1のチケット情報
https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2508929&rlsCd=005&lotRlsCd=

NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25の特設ページ
https://t.pia.jp/pia/events/rugby-leagueone/

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