11月・東京ドームでの日韓戦へ! 侍ジャパン・井端監督「勝ちにこだわりたい」
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(写真左より)井端弘和監督、リュ・ジヒョン監督
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すべて見る4月17日、侍ジャパンが11月に東京ドームで韓国代表と2連戦する『ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025』の開催概要が発表された。記者会見には井端弘和監督とリュ・ジヒョン監督が出席し、意気込みを語った。
井端監督「来年の『WBC』を見据えた本当に大事に試合になると思う。11月の時期に正式に決まっているかわからないが、ピッチクロックなどの大会ルールを経験できるいい機会になると思うし、選手選考においても選手たちがこの1年どれだけ成長できているか身近で見ることができるのは非常に大きい。今回『WBC』1次ラウンドで対戦する韓国との強化試合になるが、リュ・ジヒョン監督がHCとして戦った2023年『アジチャン(カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ)』、昨年の『(ラグザス presents 第3回WBSC)プレミア12』でも非常に苦しめられ、投打ともに力のある選手が揃っている印象。また韓国もレベルアップして臨む試合になると思うので、強化試合とは言え勝ちにこだわりたい」
リュ監督「今回の韓日戦が私の代表監督としての国際試合デビュー戦になる。代表監督デビュー戦という非常に光栄な瞬間を日本野球の心臓部である東京ドームで、日本代表と対戦できるということでとてもドキドキワクワクしている。今回の強化試合は『WBC』まで3か月という時期に行われる非常に重要なゲーム。2試合を通じて、選手のコンディションをチェックし、最終エントリーに向けて戦略を立てるとともに、日本の戦力を分析する非常に重要な機会。『アジチャン』『WBC』『プレミア12』に私はコーチチングスタッフとして参加し、数年間日本代表の試合を現場で見てきた。日本はち密さとパワーを兼ね備えた非常に強いチーム。日本は非常に手強い相手だが、韓国も最もよい戦力で今回の強化試合はもちろん、『WBC』でもいい成績を収めるられるように準備したい」
メンバー選考について質問が飛ぶと、両監督はこのように返答した。
井端監督「当然3月を意識したメンバー選考になると思うが、コーチ陣としっかり話し合って決めたい」
リュ監督「韓国人選手の中にもMLBでいい成績を収めている選手もいるし、マイナーでいい成績を収めるている選手もいる。シーズンが終わった後にコンディションを見て、メンバーを考えていきたい。また今回の強化試合は若い選手にもチャンスがあると思っている」
相手チームの注目選手を問われると、両監督は?
井端監督「昨年『アジチャン』で対戦した打者はみんないいバッターだと思うし、MLBとか見てもイ・ジョンフとかかなり打っているので、その辺が主力になってくるのかなと思う。今季若い選手も出てくると思うので、しっかり見極めて対策を打っていきたい」
リュ監督「日本には素晴らしい選手がたくさんいるので、ひとりずつ名前を挙げるには多すぎる。日本には人気のある大谷(翔平)選手がいるし、さらに山本(由伸)や佐々木(朗希)もいる。またNPBにもいい選手がいる。甲斐(拓也)選手は捕手として素晴らしく思っているし、投手とどんな戦略でくるのか分析する必要がある」
この日ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が大谷をはじめとする所属選手の『WBC』出場を容認するコメントを出したことへの感想を求められると、両監督はこうコメントした。
井端監督「非常にありがたい話だと朝から思っていたし、当然入ってきてほしい選手には間違いないので、とにかくケガなくシーズンを終えて、来年『WBC』に来てもらえば非常にありがたいと思う」
リュ監督「『WBC』は最高の選手が集う大会だと思っているので、そうした有名な選手が参加してくれるのは非常にうれしい。ドジャースで活躍するキム・ヘソン、マイナーにはチャン・ヒョンソクがいるので、ロバーツ監督の言葉を非常にうれしく聞いた」
『ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025』日本×韓国は11月15日(土)・16日(日)・東京ドームにてプレーボール。なお侍ジャパンは11月6日(木)~12日(水)まで、宮崎市内で強化合宿を行う予定。
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