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アナキン役のヘイデン・クリステンセンも登壇!『スター・ウォーズ:アソーカ』イベントステージレポート

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左より)ヘイデン・クリステンセン、ロザリオ・ドーソン (C)2025 Lucasfilm Ltd. 2025 Getty Images

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4月18日から20日にかけて幕張メッセで開催された『スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025』にて、アナキン・スカイウォーカー唯一の弟子で、“元”ジェダイのアソーカ・タノの物語を描いたオリジナルドラマシリーズ『スター・ウォーズ:アソーカ』のパネル(ステージイベント)が開催された。

すでにシーズン2の製作が発表され、世界中のSWファンから続報が待たれている本作。二刀流のライトセーバーを操る主人公のアソーカ・タノを演じるロザリオ・ドーソンに加え、シーズン1から引き続き製作総指揮を務めるデイヴ・フィローニ、フィローニとタッグを組み『マンダロリアン』シリーズなど数々の名作を生み出したジョン・ファヴローら製作陣も集結。そして、アソーカの師匠である伝説のジェダイ、アナキン・スカイウォーカーを演じるヘイデン・クリステンセンが登壇し、シーズン2の新情報が続々と発表され大盛り上がりのステージイベントとなった。

本シリーズの舞台は『マンダロリアン』シリーズと同じく帝国崩壊後の銀河。シスの暗黒卿ダース・ベイダーを失った帝国は、冷酷な戦略家スローン大提督を新たな司令官に立て、帝国の再興を目論んでいた。そんな銀河に迫る新たな脅威に立ち向かう“元”ジェダイのアソーカ・タノの物語が描かれる。

アソーカ役のドーソンは自身の演じるキャラクターについて「最初は実現するかは全く分からない状態だったんです。“このキャラクターを実写で成立させられるのか?”“ファンの反応は?”といったことが未知数でした。それでも私は全力で取り組もうと決めたんです。そしてファンの反応が、私たちにアソーカの物語の続きを作るチャンスをくれたんです!」と語る。

行方知れずだったスローン大提督が実権を取り戻し、帝国再建が加速することを予感させながら幕を閉じたシーズン1についてジョン・ファヴローは「『マンダロリアン』のシーズン1が終わった後に、次の展開をどうするかをフィローニと話し合っていました。次の物語では、彼が長年考えていた新しいキャラクターを登場させるチャンスだと思ったんです。その中で、彼の一番好きなキャラクターであるアソーカを中心にしたエピソードを作ろうという話になったんです」と製作の裏側を告白した。

そしてSW生みの親であるジョージ・ルーカスが撮影現場に訪れた際を振り返り、フィローニは「ルーカスが来ると撮影クルーみんなが集まってきて、撮影時間がどんどん減っていったんだ(笑)。でも、やっぱり来てくれるのは特別なことだし、本当に感謝しています。私にとっての師であり、彼の教えを現場に伝えるのが今の私の役目です」と語った。ファヴローも「私たちは彼の教えを受け継ぎながら、常に作品を作っています。彼は『スター・ウォーズ』の完成度を高く保つために欠かせない存在なんです」とリスペクトの想いを熱弁した。

デイヴ・フィローニ

キャストと製作陣による撮影裏話で盛り上がる中、アナキン役のヘイデン・クリステンセンが登場し、会場の盛り上がりは最高潮に。アナキンは本作のシーズン1でも、敵との戦いに敗れ生死の境を彷徨っていたアソーカの前に現れ、道半ばで終えていたジェダイとしての“最後の訓練”をつけに登場したことでファンを熱狂させた。当時を振り返りクリステンセンは「夢が実現したようでした。素晴らしいスタッフと一緒に仕事ができたことも、クローン戦争の時の記憶をたどるような演出も最高でした。シーズン1の脚本を読んだ後にすぐフィローニに『すごいものができたね!』とメッセージを送りました」と語る。

さらに「この作品で描かれるアナキンは彼の人生の中でも、非常に魅力的な時期です。実写の本作でそれを再現できることを心から楽しみにしていました。それに、アナキンが新しい装いを披露するのは嬉しいことでした」と長年演じているアナキン役への想いも明かした。

ドーソンも自身の演じるアソーカの師であるアナキンについて「アソーカはアナキンと共にいた時期に、彼がどれだけ優れた指導者であり戦士であったかを目の当たりにしていました。だからこそ弟子であるサビーヌといる時の彼女がどれほど重い責任を背負ってきたかがよく分かるんです」と語り、互いへの信頼感を感じさせる師弟コンビのクロストークに会場はさらに熱を帯びた。

シーズン2についてフィローニは「撮影は来週から始まるんだ。シーズン2に向けてたくさんの挑戦も待っていますが、視聴者の皆さんが注意を払い、物語の行き先を考えながら進むことで興奮できるような内容にしたいと思っています」と自信を覗かせた。さらに、ドーソンも「ここ数カ月、本格的なトレーニングをしてきたのは本当に素晴らしい経験でしたし、『これから本番に突入できる!』っていう感じです。私たち、みんなすごくワクワクしています。だって、まだ私も脚本全部は読んでないんですよ!」と語り、新たに描かれるアソーカの活躍に期待を覗かせた。

主人公のアソーカや、その元弟子サビーヌ・レン、エズラ・ブリッジャーら人気キャラクターの続投に加え、反乱軍のベテラン司令官アクバー提督などの懐かしいキャラクターが再登場することも発表され、ファンたちが興奮する中でヘイデンが「僕が語れることなんてほとんどないよ。でもひとつだけ言えるのはシーズン2にアナキンは帰ってくるよ!」と高らかに宣言すると、会場からは割れんばかりの歓声と拍手が贈られた。

そしてアソーカや、その弟子サビーヌ・レンの前に立ちはだかるスローン大提督についてファヴローは「スローンは、間違いなくこの時代にアソーカたちの前に立ちはだかる最大の敵だよ。なぜなら皇帝の座を継ぐような存在だからね。特別な能力ではなく賢さと戦略を持っている悪役は演者にも大きなプレッシャーをかけるんです。そして周りがそのキャラクターの巧妙さに応えることができれば、物語全体がパズルのようになり、ストーリーがどこに向かっているのかを皆さんも追いかけたくなると思いますよ!」と語った。

ジョン・ファヴロー

イベント最後には、登壇者一同からファンに向けて「ありがとう、スター・ウォーズ セレブレーション! フォースと共にあらんことを!」とメッセージが送られ、『スター・ウォーズ:アソーカ』のパネルは幕を閉じた。

<作品情報>
『スター・ウォーズ:アソーカ』シーズン2

2026年Disney+にて独占配信

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