Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > ぴあ映画 > 『スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー』パネル報告レポート サプライズでシーズン2第1話の世界最速試写も!

『スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー』パネル報告レポート サプライズでシーズン2第1話の世界最速試写も!

映画

ニュース

ぴあ

左より)トニー・ギルロイ、ディエゴ・ルナ (C)2025 Lucasfilm Ltd.

続きを読む

フォトギャラリー(5件)

すべて見る

4月18日から20日にかけて幕張メッセで開催された『スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025』にて、4月23日(水) よりDisney+(ディズニープラス)でシーズン2が日米同時独占配信されるオリジナルドラマシリーズ『スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー』のパネル(ステージイベント)が開催された。

『スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)』の直前を描いた『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に直結する、帝国に立ち向かう〈反乱軍〉誕生の物語を描く本作。来日が発表されていた主人公のキャシアン・アンドー役兼製作総指揮のディエゴ・ルナ、『ローグ・ワン』に続き本作で再びキャシアンの相棒のドロイドK-2SOを演じるアラン・テュディック、本シリーズのエグゼクティブプロデューサー兼脚本を担当するトニー・ギルロイに加え、元老院議員で後の反乱軍の女性リーダーとなるモン・モスマ役のジェネヴィーヴ・オーライリー、キャシアンとは旧知の仲のビックス・キャリーン役アドリア・アルホナ、帝国保安局ISBの優秀な捜査官でキャシアンを追うデドラ・ミーロ役のデニース・ゴフ、同じく帝国の元捜査主任でキャシアンを追うシリル・カーン役のカイル・ソーラー、そしてルナやギルロイとともに製作総指揮を務めたサンネ・ヴォーレンベルクがサプライズ登壇した。

『スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー』パネルより

ゲストが登壇するたびに大きな歓声と拍手が巻き起こり、『ローグ・ワン』そして『新たなる希望』に直結する本シリーズの物語の魅力や、ファンへの熱いメッセージを語ったほか、シーズン2の1話が世界最速試写として初披露され、熱狂に満ちた大盛り上がりのステージイベントとなった。

本シリーズの舞台は『ローグ・ワン』の5年前、帝国が支配する暗黒の時代。『ローグ・ワン』でデス・スターを破壊するべく決死のミッションに挑んだ反乱軍の情報将校キャシアン・アンドーを主人公に、『スター・ウォーズ』の歴史において常に要となる存在だった〈反乱軍〉誕生の物語を描く。

キャシアン役のルナは「今回は最高ですね。わざわざ来てくれた皆さん、本当にありがとう! なんて素晴らしいことでしょう。感謝しかありません! この愛、このエネルギーをありがとうございます」と125カ国から会場に集まった世界中のファンに感謝を語り、「キャシアンの物語に戻るというアイデア、それが皆さんにとってどれだけ意味があるのか、今ははっきりわかります。キャシアンには観客がいて、皆さんが期待してくれている。この2年半、僕たちにとって本当に幸せな時間でした」と全世界から期待を集める本作への想いを語った。

さらに、『ローグ・ワン』では冷静沈着なキャシアンと強い絆で結ばれた良き相棒で、何かと一言多い性格で人気を博したドロイドのK-2SOを演じたテュディックが紹介されると、会場からはひと際大きな歓声が上がった。

テュディックは本作への出演について「みんながこのキャラをこんなに愛してくれていることが、本当にうれしいです。この作品の一部になれたことは、僕にとってすごく意味があることで、重要なキャラクターだし、また演じたいと思っていたんです。ずっと、K-2SOのスピンオフができたらいいなって思っていました。でも、やっぱりトニー(・ギルロイ)は優れた脚本家なので、K-2SOとキャシアンがどう出会うのか、つまりK-2SOの誕生を僕たちはシーズン2で見ることができます。この作品はすごく意義深いシリーズです、だからその一部になれたことを、本当に誇りに思っています」と喜びを爆発させた。

テュディックとは『ローグ・ワン』ぶりの共演となったルナは、「もう7年になるのか、と思いました。コックピットに座った時に実感したのは、このキャラクターたちの中でK-2SOは一番寛容で、付き合いやすい存在だということ。楽しく、おもしろく、を提供してくれるキャラクターは他にいません。ふたりのシーンは脚本以上に楽しいものになりました。実際にお互いにセリフをかわすと、互いの感情を感じられていい体験になりました!」と、笑顔を見せた。

脚本を手掛けたトニー・ギルロイはシーズン2について「シーズン1は、12話で丸々1年を描いていましたが、シーズン2では4年分を描きます。3話ずつで1年を表現していきます。それが毎週3話ずつ配信されるので、毎週ミニ映画を観るような感覚です。そして、それぞれの“年”ごとに最も重要な3~4日を切り取って描いていきます」と見どころをアピール。また、『シスの復讐』以来モン・モスマを演じるジェネヴィーヴは、「シーズン2のモスマは帝国軍の監視下や裏で、いろいろなことを画策しなくてはならないんです。そして、裏側から表に出るタイミングで真実を語りはじめます」と、モスマの物語で注目してほしいポイントを語る。

ジェネヴィーヴ・オーライリー

キャシアンとは旧知の仲で、シーズン2では一緒に命がけのミッションに臨むビックス役のアドリアは、本作でのビックスとキャシアンについて「シーズン2では祖国を離れて、故郷を思っていますが、ドクター・ゴーストとのこともあり苦しい状況と向き合わなくてはいけません。でも、そこからふたりのキャラクターがあわさって美しい物語が描かれます」と明かした。

アドリア・アルホナ

帝国側の人間ドラマも本作では緻密に描かれており、シーズン1で好評を呼んだポイントのひとつ。シーズン2には帝国側のドラマを描く上で、『ローグ・ワン』に登場したデス・スター開発に携わった帝国軍の高階級将校であるオーソン・クレニック長官も再登場する。その人気ぶりと期待感から、会場のスクリーンにクレニック長官の場面写真が映し出されると会場から歓声が上がっていた。

キャシアンや、キャシアンが反乱軍の仲間に加わるきっかけになった反乱活動に身を投じる謎の男ルーセン・レイエルを追う帝国保安局ISBのデドラ役のゴフは、「私にとってデドラはヴィランではなくて、ただ“仕事をしているだけ”の女性なんです。彼女なりの論理があって、ただ帝国のために最善を尽くしていると信じているんです。そこが逆に恐ろしくもあります」と、帝国の人間として生きるデドラのキャラクターを解説。

同じくキャシアンを追うシリルを演じたソーラーは「このシリーズではいろいろなキャラクターが交錯する中で、帝国全体の流れも描かれています。シーズン2では(シリルとデドラの)ふたりはだんだんとどうにもならない状況に追い込まれていくので、本当にスパイシーな展開といえるかもしれません」と語った。

そして最後にルナから「今回は特別です。ただのシーズン2ではなく、“最後”のシーズンなんです。だからこのイベントは、僕たち全員にとって本当に大きな意味を持っています。皆さん、携帯電話をしまってください。今から、この大スクリーンでシーズン2の第1話を上映します」とサプライズで発表。世界最速試写を体験したファンの興奮の冷めやらぬ中、来日ゲスト8名が豪華登壇したパネルは幕を閉じた。

<作品情報>
『スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー』シーズン2

4月23日(水) よりDisney+にて日米同時独占配信開始

フォトギャラリー(5件)

すべて見る