浦和が4連勝でトップを睨むか? 広島が3戦ぶり白星で再浮上か?
スポーツ
ニュース

マテウス・サヴィオ(浦和レッズ) (c)J.LEAGUE
続きを読むフォトギャラリー(2件)
すべて見る8日間で3試合を戦う強行軍の中、同じ11人を並べて3連勝を飾った浦和レッズ。中4日のインターバルを受けた浦和がさらに加速していくことだろう。ホーム5連戦の中日となる『明治安田J1リーグ』第12節でサンフレッチェ広島を迎え撃つのだ。
4月20日の第20節・横浜F・マリノス戦では運も味方に付けた。攻勢に出ながらなかなか得点に届かない前半終了間際にマテウス・サヴィオが相手GKの逆を突くFKをズバリ。後半開始早々にはCB諏訪間幸成がゴール前でスローインの処理を誤ると、チェイスしていた渡邊凌磨が無人のゴールへ流し込んだ。59分に1点を返されて次の1点が大事になってくる中、64分にサヴィオ、75分に渡邊、83分に松尾佑介がピッチを去り、浦和はゲームの締め方が問われた。
ここで横浜FMに決定機が訪れた。84分、ヤン・マテウスのファーへのクロスをエウベルが頭で折り返すと、ボールはゴールまで至近距離にいる植中朝日のもとへ。植中は当てるだけの状態だったが、シュートはジャストミートせず、ボールは枠を逸れていった。逆に浦和は88分、サヴィオと交代で入った原口元気のCKの作り直しのクロスをCBダニーロ・ボザが頭で叩き込んで勝負あり。連勝中も渡邊や松尾、サヴィオが交代した後のゲームのコントロールが不安視されてきた浦和だが、今回光明を見出したのだった。
試合後、マチェイ・スコルジャ監督は「選手たちは素晴らしいハードワークを見せ、いい仕事をしてくれた。 今日は幸運だったシーンがいくつかあった。3連勝したが、あまりに簡単にチャンスを作られた。ハードワークしながら、修正しなければならない」と勝って兜の緒を締めた。
一方、広島は4月20日、名古屋グランパスに悔しい連敗を喫した。前半終盤となる40分にマテウス・カストロの強烈なミドルシュートで先制点を献上すると、後半開始早々にもゴール前のマテウスにボールが渡り、追加点を許した。ならば61分、古巣相手に前田直輝をピッチに送り出したが、75分にまさかの負傷交代。80分にはGK大迫敬介からリズミカルにパスをつないで最後は左サイドを駆け上がった途中出場の菅大輝がフィニッシュして1点に迫ったが、反撃はここまで。治療のために3月に帰国したトルガイ・アルスランをはじめ、第10節・ファジアーノ岡山戦で負傷したヴァレール・ジェルマン、今回の前田とアタッカー陣にケガ人が続くのが気になる。広島としては第2節のPK弾のみのジャーメイン良と今季無得点の加藤陸次樹の奮起が待たれるところ。
リーグ戦での通算対戦成績は浦和が34勝8分22敗と勝ち越し。直近10試合では浦和の4勝3分3敗とほぼ互角の様相を呈している。昨季の開幕戦では広島がエディオンピースウイング広島で2-0の記念すべき白星を飾ったが、第36節の対戦では相手に2倍近いシュートを放たれながらも、浦和が3-0とやり返した。
果たして、浦和が4連勝でトップの座を睨むのか、それとも、広島が3戦ぶりに勝点3を手繰り寄せて再び上位へ浮上するのか。『明治安田J1』第12節・浦和×広島は4月25日(金)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。当日は「RED NIGHT BAR」を開催。ビール、サワー、カクテルなど多彩なドリンクをご用意。試合前にはクラブOBで現ブランドアンバサダーの岡野雅行によるミニトークライブも行う。また、バックロアースタンド南側の観戦券にビール引換券がセットになったビール引換券付き2シート(観戦チケット2枚+ビール引換券4枚)とビール引換券付き3シート(観戦チケット3枚+ビール引換券6枚)も販売。チケット発売中。試合の模様はDAZNにてライブ配信。
浦和レッズ対サンフレッチェ広島 明治安田J1リーグのチケット情報
https://t.pia.jp/pia/search_all.do?artistCd=11027107&pfdy=2025&pfdm=04&pfdd=25&ptdy=2025&ptdm=04&ptdd=25&sg=0300101
フォトギャラリー(2件)
すべて見る