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KAAT<アトリウム>に舞台美術が出現 Aokid×リンノスケ、浅川奏瑛、岡本優、目黒陽介、山田暁のパフォーマンスも

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『KAATアトリウムプロジェクト』 (撮影:木村雅章)

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長塚圭史が芸術監督に就任した2021年より、4月から8月をプレシーズン、9月から翌年3月をメインシーズンとするシーズン制を導入し、年間を通してさまざまなプログラムを届けている神奈川・KAAT神奈川芸術劇場。2025年度はプレシーズンの事業のひとつとして、劇場の出入口となる<アトリウム>を活用した新しいプロジェクト『KAATアトリウムプロジェクト』を2025年6月14日(土) まで実施している。

開館以来、1階<アトリウム>では、さまざまなイベントが行われてきたが、長塚の芸術監督就任以降は、より一層あらゆる人々に「ひらかれた」劇場を目指し、舞台上演、映像上映、インスタレーション作品の展示、ダンスパフォーマンス、マルシェといった多岐にわたる企画を開催してきた。

今回は、<アトリウム>を舞台美術家の視点でデザインし、その空間を用いたパフォーマンスを実施する。空間デザインは、読売演劇大賞優秀スタッフ賞を2年連続で受賞するなど、数多くの演出家から信頼をおかれる山本貴愛が担当。作品テーマを繊細かつ大胆に表現して観客の想像力を刺激するデザインを多く手がける山本が、いつもの劇場空間を飛び出し、<アトリウム>にメインシーズンへの架け橋となるテーマを据えたデザインを施す。

そして、このあらかじめ設えられた空間を用いて、5組のアーティストによるさまざまなパフォーマンスが繰り広げられる。ジャグリングの目黒陽介は、生演奏を交えて独創的なパフォーマンスを、ダンスの浅川奏瑛、岡本優、山田暁は、それぞれソロパフォーマンスで空間と身体を対峙させる。ダンスや演劇表現を交えたパフォーマンスのAokid×リンノスケは、ルーツの違うふたりからどのような表現が生み出されるのか、期待が高まる。

■空間デザイン:山本貴愛 コメント
私は学生時代、横浜の学校に通っていたので、この地に思い入れがあります。KAATキッズ・プログラムの美術を担当させていただいた際に、長年横浜に在住する方でも思っていた以上にKAATにご来館されたことがないという事実を知ったことに驚きました。アトリウムを通じて舞台芸術や劇場という場が身近ではない方々にも気軽に来ていただける企画をやりたいという話をもらい、この企画を受けようと思いました。
今回は、舞台美術というものをアトリウムに設えました。そして舞台美術の背景には欠かせない巨匠・松本邦彦さん(美術工房 拓人)に仕上げていただきました。普段は近くで見ることのできない匠の技を実際に見て触って実感してみてもらい、そしてこの場で行われる無料のパフォーマンスも観ていただくことで、劇場に舞台を観に行こうと思ってもらえるようなきっかけになるとうれしいです。

撮影:木村雅章

<開催概要>
『KAATアトリウムプロジェクト』

美術設営期間:2025年6月14日(土) まで
10:00〜18:00(KAAT内他会場で夜公演がある場合は終演時刻まで)
会場:神奈川・KAAT神奈川芸術劇場<アトリウム>

空間デザイン:山本貴愛

【パフォーマンス】
出演者(50音順):Aokid×リンノスケ(パフォーマンス)、浅川奏瑛(ダンス)、岡本優(ダンス)、目黒陽介(ジャグリング)、山田暁(ダンス)

観覧料:無料・予約不要

日程:2025年6月1日(日)、7日(土)、8日(日)、14日(土)

2025年6月1日(日) 14:15 目黒陽介/17:00 岡本優
2025年6月7日(土) 12:15 Aokid×リンノスケ/15:00 山田暁/17:15 目黒陽介
2025年6月8日(日) 11:45 岡本優/12:15 山田暁/15:00 Aokid×リンノスケ
2025年6月14日(土) 11:45 浅川奏瑛/12:15 目黒陽介/15:00 浅川奏瑛
上演時間:各回30分程度

KAAT神奈川芸術劇場 公式サイト:
https://www.kaat.jp/

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