映画『28年後...』ダニー・ボイル監督と脚本家アレックス・ガーランドが語る特別映像&日本版予告が公開
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『28年後...』より
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ダニー・ボイル監督最新作『28年後...』の特別映像と日本版予告が公開された。
本作は、人間を凶暴化させるウイルスが蔓延した世界的パンデミックから“28年後”の恐ろしい世界を舞台に、感染を逃れたわずかな人間たちの命がけのサバイバルを、アカデミー賞監督のボイルと、アカデミー賞ノミネートの脚本家アレックス・ガーランドが徹底したリアリティと臨場感を追求して描いたサバイバルスリラー。特別映像では、ボイルとガーランドが、本作で描かれる“28年後の世界”が絵空事ではないことを警告する姿が映し出されている。
リアルな内戦とその恐怖を描いた映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』が世界中で話題を呼び、アカデミー賞にもノミネートされたガーランドは本作の制作を振り返り、「まず話し合ったのは、“28年後”の意味だ。もしイギリスで感染が続いていたら世界はどう対応するだろうか? イギリスは隔離され見捨てられるか? 彼ら(凶暴化した感染者)が28年も生き延びたら国はどうなるだろうか?」と現実に起こり得るパンデミックの恐怖を描いたことを明かす。ボイルは「『28年後...』では、壊滅した国のその後を描いた」と語っており、「生き残りの島は潮の満ち引きで外界から守られているが、電気や燃料の供給が途絶え、さまざまな道具が使用不可に。遠く離れた本土は希望と恐怖の場所になった」と、リアリティを追求した世界観を解説した。
そんな恐ろしい28年後の世界を舞台に、人間たちの命がけのサバイバルを描く本作について、ボイルは「人々を震え上がらせる映像にした。以前よりも刺激的な映像が求められていると感じる。目指したのは息苦しくなる強烈さだ」とパワーアップした恐怖と緊張感を体験できることをアピールしている。
また、日本版本予告では、イギリスの作家ジョゼフ・ラドヤード・キップリングが書いた詩「ブーツ」の朗読が呪文のように鳴り響く中、恐ろしい28年後の世界で生きるわずかな人間たちの鬼気迫るサバイバルが繰り広げられている。さらに日本版ポスターと新たな場面写真も公開された。
映画『28年後...』特別映像
映画『28年後...』日本版予告
<作品情報>
『28年後...』
6月20日(金) 公開

公式サイト:
https://www.28years-later.jp/
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