丹生明里が舞台単独初主演で挑む「フラガール − dance for smile –」の稽古場で、早くも華やかな「フラ」の世界を堪能!!
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丹生明里(センター) 撮影/柏井彰太
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すべて見る舞台「フラガール − dance for smile –」の開幕を前に5月8日、稽古場の模様が報道陣に公開され、丹生明里、映梨那、中村里帆、木﨑ゆりあ、菅原りこらが劇中のダンスを披露し、上演に向けての意気込みを語った。
原作は、常磐ハワイアンセンター(現:スパリゾートハワイアンズ)の設立の実話を元に、2006年に日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめ、数多くの賞に輝いた名作映画。斜陽を迎えた炭鉱町を舞台に、町おこしのためにフラに奮闘する女性たちの姿を描き出す。
この日は、報道陣が見守る中、「みんな、行くよ! Go!フラガール!!」という掛け声とともにフラガールたちが登場。劇中で踊られる「Ta_Hu_Wa_Hu_Wai(ウリウリ曲)」と「BlueHawaii_Melody」という2曲のダンスを披露した。
主人公でフラガールのリーダーの紀美子を演じる丹生は「個人的に約6年ぶりの舞台ということで、お話をいただいた時はとても緊張したのですが、この作品はとってもパワーをいただける作品なので、紀美子を演じさせていただくことができて本当に光栄です。精いっぱい演じられるよう、みなさんに元気をお届けできるよう頑張りたいと思います」と意気込みを口にする。

フラに関しては「アイドルとして活動してきて、ダンス経験はありましたが、初めてフラを踊った時は『こんなにも足を使うんだ!』って驚きました。しかも、とんでもない量の汗が出て……(笑)。一生分の汗が出た! というくらい、みんな汗だくで稽古していて、代謝がめっちゃ良くなっています(笑)。いまが一番健康かも…」と明かす。
紀美子の親友を演じる中村も、丹生の言葉にうなずき「普段、汗をかかない人間なんですけど、あり得ないくらい量で床がビチャビチャになるくらいの汗をかいています。でもダンス稽古をやっている間は『生きてる!』って感じがしています」と充実した表情を見せていた。



そんな中で共演陣からフラを絶賛されていたのが、紀美子らにフラを教えるまどか先生を演じる映梨那。シングルマザーのフラガールメンバー・初子を演じる木﨑から「(紀美子らに)ダンスの感動を教えてくれるソロのダンスのシーンは映梨那ちゃんならではで、稽古場で見ても『かっこよ~!』って感動します。さすが世界一を獲ってる(※ダブルダッチの世界大会『DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2024』にて所属チームが優勝)だけあるなって」と興奮気味に語り、映梨那は「本当? 嬉しい! いつも言ってくれないじゃん!」と照れくさそうに笑みを浮かべていた。




「フラガール − dance for smile –」は新国立劇場 中劇場にて5月22日(木) より上演
取材・文/黒豆直樹 撮影/柏井彰太
<公演情報>
『フラガール - dance for smile -』
日程:2025年5月22日(木)〜6月2日(月)
会場:新国立劇場 中劇場
チケット情報:
https://w.pia.jp/t/hula-girl/
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