大泉洋、宮沢りえら出演、三谷幸喜初のシェイクスピア翻案舞台『昭和から騒ぎ』いよいよ開幕　舞台写真が到着

本日2025年5月25日(日) 、東京・世田谷パブリックシアターにて、三谷幸喜が初めてシェイクスピアを翻案演出した舞台『昭和から騒ぎ』が開幕、舞台写真が公開された。

シェイクスピアによる喜劇『から騒ぎ』は、イタリア・シチリア島を舞台に、2組の男女が騙し騙される“元祖ラブコメ”だが、本作では昭和20年代の古都・鎌倉に舞台を置き換え、ある大学教授一家と旅芸人一座の面々たちを軸に物語が展開する。

東京の大学に勤めるドイツ文学研究者・鳴門教授（高橋克実）の屋敷には、鳴門教授と長女びわこ（宮沢りえ）、次女ひろこ（松本穂香）、女中の明日香（峯村リエ）が暮らしている。長女びわこは、旅芸人一座の看板役者・紅沢木偶太郎（べにさわでくたろう／大泉洋）が昔から気に食わないようで、悪口が止まらない。そこに、何年ぶりかで公演にやってきたという挨拶のため、木偶太郎が花形役者となった尾上定九郎（おのえさだくろう／竜星涼）と若手役者の荒木どん平（あらきどんぺい／松島庄汰）を連れて鳴門家の屋敷にやってきた。

久々に顔を合わせたびわこと木偶太郎だったが、いきなり強烈な舌戦の火ぶたが切られる。周りが口を挟む隙さえ与えないふたりだったが、父親の鳴門教授はそのやりとりを楽しんでいる様子。ふたりの言い合いが一段落し、木偶太郎とふたりになった定九郎は、熱に浮かされたように、ひろこに恋をしてしまったと打ち明けてしまう。そこに巡回中の巡査・毒淵（山崎一）が現れて……。

東京公演は2025年6月16日(月) まで。その後、6月20日(金) から23日(月) に大阪・ＳｋｙシアターＭＢＳ、6月27日(金) から29日(日) に福岡・キャナルシティ劇場、7月4日(金) から6日(日) に北海道・カナモトホール（札幌市民ホール）、7月9日(水)・10日(木) に北海道・函館市民会館で上演される。

撮影：宮川舞子

＜公演情報＞
『昭和から騒ぎ』

原作：ウィリアム・シェイクスピア（河合祥一郎訳『新訳 から騒ぎ』角川文庫より）
翻案・演出：三谷幸喜

出演：大泉洋、宮沢りえ、竜星涼、松本穂香、松島庄汰、峯村リエ、高橋克実、山崎一

【東京公演】
2025年5月25日(日) ～6月16日(月)
会場：世田谷パブリックシアター

【大阪公演】
2025年6月20日(金) ～23日(月)
会場：ＳｋｙシアターＭＢＳ

【福岡公演】
2025年6月27日(金) ～29日(日)
会場：キャナルシティ劇場

【札幌（北海道）公演】
2025年7月4日(金) ～6日(日)
会場：カナモトホール（札幌市民ホール）

【函館（北海道）公演】
2025年7月9日(水)・10日(木)
会場：函館市民会館

公式サイト：
https://www.siscompany.com/karasawagi/