花總まり、森公美子ら出演 ミュージカル『バグダッド・カフェ』日本初演が決定
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ミュージカル『バグダッド・カフェ』ティザービジュアル
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すべて見るミュージカル『バグダッド・カフェ』が、2025年11月2日(日) から23日(日・祝) に東京・シアタークリエで日本初演される。
パーシー・アドロン監督による映画『バグダッド・カフェ』は、アメリカ西部の砂漠の真ん中にある「バグダッド・カフェ」の女主人ブレンダと、偶然現れたドイツ人旅行者ジャスミンの出会いと友情、さらにそこから広がる国籍も人種も立場も異なる人々の絆を描いた、ファンタジックなコメディ作品。1989年に日本公開されると記録的なロングランを果たし、当時のミニシアターブームのきっかけとなり、2024年には4Kリマスター版が公開された。またジェベッタ・スティールが歌ったテーマ曲「Calling You(コーリング・ユー)」はアカデミー賞歌曲賞にノミネートされ、多数の歌手にカバーされている。
この映画を基にしたミュージカル版は、アドロン監督と妻のエレオノーレ・アドロンが脚本を手がけ、小山ゆうなが日本初演の演出を務める。主演のジャスミン役は、『エリザベート』のエリザベート役、『マリー・アントワネット』のマリー・アントワネット役など数々のミュージカルで名演を重ねる花總まり、カフェの女主人ブレンダ役は、『シスターアクト~天使にラブソングを~』のデロリス役や『レ・ミゼラブル』のテナルディエ夫人役でお馴染みの森公美子、ジャスミンに恋する画家ルディ役は、ミュージカル『ボニー&クライド』のバック役で存在感を示した小西遼生、ブレンダの娘フィリス役は、『レ・ミゼラブル』エポニーヌ役を好演中の清水美依紗が演じる。そのほか、松田凌、芋洗坂係長、岸祐二、坂元健児、太田緑ロランス、越永健太郎など、多彩なキャストが揃った。また映画と同じ作曲家ボブ・テルソンのオリジナル楽曲は、ロック、ソウル、レゲエ、ラップ、クラシックなどさまざまな要素が盛り込まれている。
■花總まり コメント
『バグダッド・カフェ』といえば「Calling you」の歌があまりに有名ですが、砂漠の中の錆びれた一軒のモーテルでのヒューマンドラマ。あの世界観がミュージカルに! 私自身まるで未知の世界に飛び込むかのようにドキドキワクワク。初めてご一緒する森公美子さんをはじめ素敵なキャストの方々との作品がどんなものになるかを今から楽しみにしております。
■森公美子 コメント
「calling you」の歌と共に、この映画が大好き過ぎて、何とレーザーディスクで持っていました。
時代ですね(笑)。
何より楽しみなのは、『バグダッド・カフェ』が、ミュージカルになってるところです。
私の役ブレンダは、何もかも上手くいかないストレスで、怒鳴りまくってる役ですが、映画では、チョットポッチャリドイツ人のジャスミンと、ガリガリなラスベガスの近くのカフェのオーナーブレンダなのですが、逆転しました(笑)。
花總まりさんのファンなので共演できることに楽しみ100万倍です。
【ストーリー】
アメリカ西部の砂漠にたたずむ、さびれたダイナー兼ガソリンスタンド兼モーテル“バグダッド・カフェ”。
切り盛りするブレンダは子育てや仕事に日々ストレスを抱え、不甲斐ない夫サルを追い出してしまう。
そこへ突然やってきたのが、ドイツ人の旅行者ジャスミン。夫と喧嘩別れして、カフェに流れ着いた。
予期せぬ来訪者にブレンダは不信感を抱き、冷たく接するが、やがてジャスミンの存在がブレンダをはじめ、娘フィリスや息子サル・ジュニア、画家のルディなどカフェに集う人々の心を癒し、その“マジック”が徐々に日常を変えてゆく──。
<公演情報>
ミュージカル『バグダッド・カフェ』
脚本:パーシー・アドロン/エレオノーレ・アドロン
音楽:ボブ・テルソン
歌詞:リー・ブルーワー/ボブ・テルソン/パーシー・アドロン
演出:小山ゆうな
翻訳・訳詞:高橋知伽江
音楽監督:荻野清子
【キャスト】
ジャスミン・ムンシュテットナー:花總まり
ブレンダ:森公美子
ルディ・コックス:小西遼生
フィリス:清水美依紗
アブドゥラー:松田凌
サル(他):芋洗坂係長
アーニー(他):岸祐二
ムンシュテットナー氏(他):坂元健児
デビー:太田緑ロランス
サル・ジュニア:越永健太郎
ほか
2025年11月2日(日)~23日(日・祝)
会場:東京・シアタークリエ
公式サイト:
https://www.tohostage.com/bagdad-cafe/
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