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綾野剛も太鼓判! 映画『でっちあげ』キタニタツヤが主題歌を書き下ろし 最新予告映像も公開

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(C)2025「でっちあげ」製作委員会

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映画『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』の主題歌が、キタニタツヤの新曲「なくしもの」に決定。併せて最新予告映像が公開された。

第6回新潮ドキュメント賞を受賞した、福田ますみのルポルタージュ『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』(新潮文庫刊)を映画化した本作。綾野剛が主演を務めるほか、共演には柴咲コウ、亀梨和也、木村文乃、光石研、北村一輝、小林薫らが名を連ねた。監督は三池崇史が務める。

最新予告映像では、教え子・氷室拓翔(三浦綺羅)に“体罰”をしたとして告発された教師・薮下誠一(綾野)が追い詰められていく姿が、より切実に、より濃密に描き出されている。拓翔のランドセルを乱暴に投げつける薮下、涙を溜めながら、怪我をした拓翔に寄り添う母の律子(柴咲)、薮下に謝罪を強制する校長・段田重春(光石)と教頭・都築敏明(大倉孝二)、薮下のもとへ取材に訪れる週刊誌記者の鳴海三千彦(亀梨)……。実名報道をきっかけにメディアの過激さが増す中、薮下は自身の無実の主張を続け、律子は薮下の体罰を認めてもらうべく裁判に乗り出す。さらに、両者の弁護士・大和紀夫(北村)と湯上谷年雄(小林)も加わり、息つく間もなくストーリーが展開されていく。

そこに重なるのが、キタニが書き下ろした主題歌「なくしもの」。“何を失くしたのかさえもわからなくて けれど大事にしてたことは憶えていて”という歌詞が表現するように、追い詰められた状況の中にいてもなお、かすかな希望を手繰り寄せようとする想いを丁寧に描き、作品の世界に静かに寄り添っている。そして最後は、“いつか生きててよかったと思えるでしょうか”の歌詞と共に画面が暗転。同時に、「なぜ、それを信じますか?」のメッセージが表示される。

主題歌についてキタニは、「他者に奪われ壊され摩耗した人間が、すべてを取り戻せないことを知っていてなお、再び他者を信じ手をとって立ち上がる。そういう強さは美しいなとこの作品を観て感じ、それを詞とメロディに込めました」と想いを語った。また綾野からは、「キタニさんがこの作品にとても誠実に向き合ってくれて、(この楽曲は)“最後の最大の共演者”だなと思いました。歌詞がいい意味で散らばっていて、必死に手繰り寄せている感じがしました。それは、薮下や律子さん、あの世界を生きている人たち全員共通することなのかもしれないと。とても深い部分で音楽を感じられて、本当に感謝しています」とコメント。柴咲も綾野と同意見として、「人間のモヤモヤしている部分を彷彿とさせられました。映画と同化していて、締めくくりにふさわしい楽曲だと思いました」と語った。

さらに、新たな場面写真4点が公開された。

映画『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』最新予告映像

<作品情報>
映画『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』

6月27日(金) 公開

公式サイト:
https://www.detchiagemovie.jp/

(C)2025「でっちあげ」製作委員会