トム・プロジェクト プロデュース『鬼灯町鬼灯通り三丁目』キャストを一新し15年ぶりに上演
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トム・プロジェクト プロデュース『鬼灯町鬼灯通り三丁目』チラシ(表)
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すべて見るトム・プロジェクト プロデュース『鬼灯町鬼灯通り三丁目』が、2025年8月29日(金) から9月4日(木) に東京・赤坂RED/THEATER、9月20日(土) に山梨・ふじさんホール(富士五湖文化センター)で上演される。
本作は、戦後の時代を逞しく生きた人たちをユーモアたっぷりに描く、おかしくも切ない悲喜劇。2008年8月に東京・ザ・スズナリで初演、好評を博し、2010年には再演を果たしたが、戦後80年を迎える今夏、キャストを一新し、15年ぶりに上演される。
作・演出を務めるのは、自身が生まれ育った炭鉱町や山間の集落をモチーフに、舞台美術にこだわった骨太な群像劇を特徴とする劇団桟敷童子の東憲司。その作品の多くは、出身地である福岡を舞台に、自分の過去や社会に対して傷を持つ者が、その出来事に向き合い、それでも生きていくという普遍的なテーマを持っており、「生」への渇望みなぎる力強い作品は、世代を超えて幅広い支持を受けている。今回は大仕掛けを封印し、人間の心の葛藤に焦点を当てて掘り下げた作品となっている。出演者には、音無美紀子、有森也実、森川由樹、浅井伸治が名を連ねた。
【あらすじ】
戦後間もない1946年、多くの引き揚げ者であふれていた博多の街。
復員してきた松尾大吉が妻・弥生の元に帰ると、そこにはふたりの女・番場と小梅が居候していた。
弥生たちは大吉が死んだものと思い込み、すでに葬式も済ませていた。
さらに弥生が本当に待っていたのは戦争のどさくさで結婚してしまった大吉ではなく、番場の息子・裕介だったことが判明する。
鬼灯に囲まれたその家で、大吉、弥生、番場、小梅はそれぞれの思いを抱えながら共同生活を始めるのだった……。
<公演情報>
トム・プロジェクト プロデュース『鬼灯町鬼灯通り三丁目』
作・演出:東憲司
出演:音無美紀子 有森也実 森川由樹 浅井伸治
【東京公演】
2025年8月29日(金)~9月4日(木)
会場:赤坂RED/THEATER
【山梨公演】
2025年9月20日(土)
会場:ふじさんホール(富士五湖文化センター)
チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2559128
公式サイト:
https://www.tomproject.com
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