A.B.C-Z五関晃一、遠山景織子、内海光司が出演 鉄拳のパラパラ漫画『振り子』初の舞台化が決定
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舞台『振り子』
お笑い芸人であり、イラストレーターとしても活躍する鉄拳の代表作であるパラパラ漫画『振り子』の初となる舞台化が決定。2025年9月6日(土) から14日(日) に東京・IMAホールで上演される。
『振り子』は、“時間”と“愛”をめぐる普遍的なテーマと、切なくも温かい物語が話題となり、2012年にYouTubeで公開されると1週間で再生回数300万回以上を記録。その後、英国のバンドのMVに使用されるなど、国境や世代を越えて、多くの人々の心へ感動を与えてきた。舞台版では、日々のちょっとした面白さを描き、多くの観客を沸かせてきた23が脚本を担当、舞台ならではの美しさに定評がある吉田武寛が演出を務め、パラパラ漫画や映画でも描かれてきた名作を新たな形で上演する。
物語の主軸となるのは、ひとつの夫婦。ふたりの男女が出会い、過ごしてゆく日々を3つの時間軸で同時に描くことで、日々の機微を鮮明に浮かび上がらせていく。主人公・永井等時の青年期をA.B.C-Zの五関晃一が演じるほか、遠山景織子と内海光司がキャストとして名を連ねた。
上演決定にあたり、主演を務める五関と原作者の鉄拳、脚本の23、そして演出の吉田からコメントが到着した。
■永井等時役:五関晃一 コメント
舞台『振り子』に出演しますA.B.C-Z 五関晃一です。
振り子のパラパラ漫画は当時見たのを覚えてますし、当たり前のことを改めて考えさせられる作品、テーマだと思います。
自分は普段時間に関してあまり意識せず、正直ルーズよりではあるので少し不安もありますが(笑)、
この作品に込めた鉄拳さんの想いをお伝えできるようしっかり演じ切ります!
大先輩の内海さんとご一緒するのは初めてなので緊張もしますが、そんなご縁や繋がりも楽しみつつ素敵な時間にできたらなと思います。
■原作者:鉄拳 コメント
まさかパラパラ漫画の『振り子』が舞台化されるとは思っていませんでした。
『振り子』は僕にとって人生を変えた作品です。パラパラ漫画ではたった3分程の物語ですが、舞台ではどうなるのかとても楽しみです。
■脚本:23 コメント
鉄拳さんの素敵な物語を 脚本に落とし込むのは なかなか至難の技でありまして
僕自身も大好きな パラパラ漫画だったものですから
「時間を止めることはできないし 進めることも戻すこともできない」
至極当たり前なのですが 43年間の人生で 何度も何度もこの言葉にぶつかり ハッとさせられました
どれだけこの振り子を 押し戻そうとしたことか
でも戻さなかったから今があって 戻さなかったから皆さんと出会えて この脚本が書けているのではないか
と思っているのであります
……当たり前なことを言ってすいません
でもそんなお話に そんな人生にしたいと 思っております
■演出:吉田武寛 コメント
『家族のはなし』に続き、再び鉄拳さんのパラパラ漫画の舞台演出を担当させていただけることを大変嬉しく思っています。
鉄拳さんの温かくも切ない『振り子』の世界を舞台だからこそできる表現で、俳優、スタッフ、そしてお客さまと共に立ち上げていきます。
劇場にてお待ちしております。
【STORY】
不良でバイク好きな永井等時(ながいとうじ)、天真爛漫な片瀬円香(かたせまどか)。
ふたりが出会う時、振り子は静かに動き出す──
惹かれあい、繋がり、そしてすれ違い、悔やみ。
それぞれが過ごす一瞬のような日々。
ふたりの3つの時間を行き来しながら、振り子時計は残酷にも時を刻む。
人生は
カチコチカチコチと
右へ左へ
揺れ続けて進む──
<公演情報>
舞台『振り子』
原作:鉄拳
脚本:23
演出:吉田武寛
出演:
五関晃一(A.B.C-Z)
内海光司
遠山景織子
他
2025年9月6日(土)~14日(日)
会場:東京・IMAホール
公式サイト:
https://www.furiko-stage.com