リーグワン史上初の連覇へ自信あり! ディアンズらBL東京の面々は「自分たちのラグビーができれば」
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ワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京/写真中央)、佐々木剛(同/左) (C)JRLO
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すべて見る『リーグワン』史上初となる連覇へ自信あり、だ。ファイナル2日前の5月30日、東芝ブレイブルーパス東京がトレーニングを公開。全体練習、そして個別練習を終えた選手たちは6月1日(日)・国立競技場での『NTTリーグワン2024-25』プレーオフトーナメント決勝・クボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦に向けて「自分たちのラグビー」の徹底を口にした。
CTB眞野泰地「自分たちらしくやる。今週は『be us』をテーマにやってきたので、自分たちらしく、今までやってきたことをやるだけで、何か特別なことをしない。自分たちフォーカス。アタックだったら思い切ったアタック、ボールをどんどん動かして、オフロードもどんどん使う。ディフェンスはコネクションを取った上で、フィジカルでやるのが自分たちのラグビー。でかいFWが身体を抱えてチョークしてくるので、そこに対して低いコンタクトをすることと2・3枚目がクリーンに速くいくことを変わらずにぶつけたい」
FL佐々木剛「『自分たちのラグビーをしよう』ということで『be us』をテーマに掲げていて、決勝だから特別なことをやるのではなく、1年間積み重ねきたことを出そうと。(S東京ベイの)でかいFWが壁のようなディフェンスをしてくるので、僕たちのテンポ、人と人の間のスペースに対してアタックすることで少しずつスペースを作り出して攻略していきたい。1年間やってきて、自分たちのラグビーをすれば、どんな相手でも前へ出られる、さらに大きなゲインにつなげられる自信はある」
SO/FB松永拓朗「ボールをどんどん動かして自分たちのテンポでアタックしたい。相手の大きいFWを動かすのが狙い。フィジカリティにくるし、でかいFWがいて強いのはわかっているが、僕らは自分たちのラグビーをすれば絶対突破できるという自信を持っているので、面白いラグビーができると思う。エリアもペナルティも大事になると思う。相手はスローなテンポでペナルティをもらって敵陣に入ろうとすると思うし、キックも多くなると思うが、僕たちはテリトリーと自信をもってアタックできるエリアを考えていきたい」
LOワーナー・ディアンズ「東芝らしく自分たちがシーズンでやってきたことをやればいいと思う。相手がいいディフェンスだから特別にどうとかではなく、自分たちが磨いてきたスタイルのアタックをできれば勝てると思う。自分たちのアタックはフィジカルで勝って、空いているスペースにオフロードでボールを動かすチームなので、自分たちのラグビーができればいいと思っている」
ディアンズはセットピースの重要性を説いた。
「クボタと言ったらセットピースが大事になってくる。それが勝負になってくる。シーズン通して、ラインアウトディフェンスで相手にプレッシャーを掛けてきたし、スクラムも毎回毎回相手に負けていないので自信を持っている。クボタと戦った時もスクラムは良かったし、ラインアウトディフェンスでしっかりプレッシャーを掛けていい勝負できたので」
ワーナーは昨季得た自信を明かした。
「去年は初めてだったので、今回はちょっと違う感じがある。1回経験して、去年より自信がある。決勝のプレッシャーを経験して、もっといい戦い方ができる自信がある」
両軍の試合登録メンバーは以下の通り。
【BL東京】
1木村星南、2原田衛、3タウファ・ラトゥ、4ジェイコブ・ピアス、5ワーナー・ディアンズ、6シャノン・フリゼル、7佐々木剛、8リーチマイケル、9杉山優平、10リッチー・モウンガ、11森勇登、12眞野泰地、13ロブ・トンプソン、14マイケル・コリンズ、15松永拓朗、16橋本大吾、17眞壁照男、も18小鍜治悠太、19アニセ サムエラ、20伊藤鐘平、21小川高廣、22桑山聖生、23豊島翔平
【S東京ベイ】
1紙森陽太、2マルコム・マークス、3オペティ・ヘル、4ルアン・ボタ、5デーヴィッド・ブルブリング、6タイラー・ポール、7末永健雄、8ファウルア・マキシ、9藤原忍、10バーナード・フォーリー、11根塚洸雅、12立川理道、13リカス・プレトリアス、14ハラトア・ヴァイレア、15押川敦治、16江良颯、17海士広大、18為房慶次朗、19メルヴェ・オリヴィエ、20トゥパ フィナウ、21ブリン・ホール、22山田響、23ピーター・ラピース・ラブスカフニ
BL東京は最多トライゲッターのジョネ・ナイカブラに続いて、元オールブラックスのCTBセタ・タマニバルが戦線離脱したのが痛い。一方、S東京ベイはほぼベストメンバーと言っていい23名を並べた。しかし、コンディション面では3位突破のS東京ベイが6連戦を強いられるの対して、1位でレギュラーシーズンを走破したBL東京は2連戦目である。『リーグワン』以降の対戦成績は3勝3敗だが、ここ最近はBL東京が3連勝中だ。
ファイナル当日はイベントが盛りだくさん。毎年恒例「ジャパンラグビー リーグワン マスコット総選挙 2024-25」を実施し、鬼越トマホークとラグビー芸人・しんやが結果発表で盛り上げる。ハーフタイムに、日本テレビ「DayDay」で放送されていた高校ダンス動画コンテスト「LOVEダン2025」の優勝校の新潟県 上越高校ダンス部が登場する。国立の外構ステージでスーパー戦隊シリーズ最新作「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」のヒーローショーを開催。親子で楽しめるコロコロコミックブースでは中学生以下のこどもを対象に数量限定でおみやげセットも配布される。さまざまなゲームが満喫できるNTTの技術体験ブース、ラグビーの臨場感を体感できるMUFGラグビーブースにフォトパネルが設置された『東京2025世界陸上』ブースも展開される。秩父宮では「リーグワンヴィレッジ」をはじめ、「秩父宮からあげ祭」とOne Rugby体験会も引き続き実施される。
果たして、BL東京が2連覇を遂げるのか、それとも、S東京ベイが2季ぶりとなる2度目の優勝を手繰り寄せるのか。『NTTリーグワン2024-25』プレーオフトーナメント決勝・BL東京×S東京ベイは6月1日(日)・国立競技場にてキックオフ。試合の模様は日本テレビ系にて全国生中継。チケット発売中。
NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25 プレーオフトーナメントの特設ページ
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2558701
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