堺雅人&井川遥が紡ぐ切ない大人の恋 映画『平場の月』特報映像公開 新キャストも発表
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(C)2025映画「平場の月」製作委員会
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映画『平場の月』の特報映像が公開された。
原作は、発行部数20万部を突破し、第32回山本周五郎賞を受賞した朝倉かすみによる同名小説。中学時代の初恋の相手同士である男女が時を経て再会し、惹かれ合う姿を描く。「これまでにない大人の恋愛小説」として話題を呼び、30社以上からの映像化オファーを経て、今回の映画化が実現した。
妻と別れ、地元に戻り印刷会社に再就職した主人公・青砥健将役を、本作が8年ぶりの主演映画となる堺雅人、その青砥が中学生時代に想いを寄せていた須藤葉子役を、堺とは『半沢直樹』(2020) 以来の共演となる井川遥が演じる。監督は土井裕泰が務め、脚本は向井康介が担当。原作では断片的な回想として描かれていた中学時代の初恋の記憶を、映画ではさらに掘り下げ、繊細に綴っている。
公開された特報映像では、大人になり再会した青砥と須藤が、まるで中学時代さながらに自転車に乗り、時間を取り戻すかのように過ごす様子が映し出される。「私ひとりで生きていくって決めているの」と言う須藤の言葉は、芯の強さと同時に、どこか儚さを感じさせる。「お前、あの時何考えていたの?」という青砥の問いかけに、「夢みたいなことだよ、夢みたいなことをね」と答える須藤。彼女は月を見つめながら、何を“夢みたい”に思っていたのか……。
本作のロケーション撮影は、原作でも描かれた埼玉県内の朝霞市、新座市、志木市などを中心に行われた。特報映像でも、朝霞の駅前をはじめとする原作でも描かれたロケーションの数々が登場している。
また、新たなキャストとして大森南朋の出演も決定。大森は青砥の同級生・江口剛役で出演する。堺とは『リーガルハイ・スペシャル』(2014) 以来、実に11年ぶりの共演となる。その他のキャストには、中村ゆり、でんでん、吉瀬美智子、坂元愛登、一色香澄が名を連ねた。
映画『平場の月』特報映像
<作品情報>
『平場の月』
11月14日(金) 公開
公式サイト:
https://hirabanotsuki.jp/
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