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パク・ボゴム、キム・ソヒョン、イ・サンイが挑んだアクションと愛の三角関係―韓国ドラマ『グッドボーイ』インタビュー

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韓国ドラマ『グッドボーイ』

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韓国ドラマ『グッドボーイ』が、6月1日からPrime Videoで独占配信されている。元メダリストたちが警察官となり、犯罪者たちがはびこる世の中や不正に満ちた事件に挑んでいくアクションコメディだ。

本作で主演を務めるのは、グローバルヒットしたドラマ『おつかれさま』で感動を誘った、パク・ボゴム。ボクシング選手として金メダリストになったものの、ある出来事から第二の人生を歩むこととなり、特別採用枠で警察官となったユン・ドンジュを演じる。第一話から散々な目に遭う様子が描かれており、今後どのように起死回生していくのか見逃せない。

そんなドンジュと仕事で出会い、一目惚れされる元射撃選手の金メダリストで、警察官の父親のように警察官になることを夢見て特別採用試験に応募したチ・ハンナ役に、子役時代から数々の作品で活躍しているキム・ソヒョンが、パク・ボゴムとダブル主演。クールなハンナが見せる射撃の腕にも注目だ。

ハンナと元恋人で、彼女に再会したい思いから努力して、警察学校を首席で卒業し警察官になった元フェンシング選手の銀メダリスト、キム・ジョンヒョン役に『社長のお品書き』などのイ・サンイ。ハンナへの思いがどうなっていくのか、ドンジュを含めた三角関係となるのか、恋の行方も気になるところ。

彼らは、元メダリストたちで結成された特別チームの同じメンバーとなり、ストーリーが展開していく。今回、どのような気持ちで役に挑んだのか、パク・ボゴム、キム・ソヒョン、イ・サンイの三名にインタビューした。

国家の元代表選手というキャラクターが新鮮

――まず、本作に出演を決めた理由と、魅力を感じた点から教えてください。

パク・ボゴム 僕はこの作品の中で、善良な市民を守るための警察官ユン・ドンジュ役を演じているのですが、“警察としての特技”が“スポーツである”というところに魅力を感じました。そのうえ、以前は国家の代表選手だったというキャラクターが興味深く新鮮で出演を決めました。

キム・ソヒョン もちろん台本自体も素晴らしかったのですが、この作品の中で、私が演じるチ・ハンナというキャラクターが素晴らしいと感じました。元射撃選手だったという設定は、国内の他の作品ではなかったように思います。出演を決めたのは、そういったキャラクターに挑戦すると、新しい姿をお見せすることができるからです。

イ・サンイ この作品で、映画『アベンジャーズ』を思い浮かべました。本作で僕が演じるキム・ジョンヒョンは、韓国の警察官として、かっこよく魅力的な姿で市民を守り、悪人たちと戦うことができる“グッドベンジャーズ”(グッドボーイ+アベンジャーズ)としての役割があると感じて出演を決めました。

――元メダリストという役を演じるうえでどういった点にポイントを置きましたか。

パク・ボゴム ユン・ドンジュは、元ボクシングの選手なので、ボクシングの訓練を6ヵ月以上行いました。また、筋トレなどのトレーニングもして、体重と体格を鍛える体づくりに務めるようにしました。

キム・ソヒョン 私はチ・ハンナが元射撃選手ということで、射撃訓練を6ヵ月以上行いました。射撃選手として使っていた銃のイメージと、警察になったあとの銃の扱いにおいて、工夫しています。選手の時に落ち着いた形で集中するとするならば、警察になったあとはタフで強力なイメージという形で、差別化するところに重点を置きました。

イ・サンイ 僕が演じているキム・ジョンヒョンは、ドンジュとハンナとメダルの色が違います。金メダリストではなく、銀メダリストであるのは、実はさまざまな理由があるんですが、その理由はこれからの皆様のお楽しみということにさせてください。彼はメダルの色が異なるからこそ、より一生懸命に、誰よりも努力をします。

警察で誕生する特別チームの関係

――今回、ドンジュ役のパク・ボゴムさん、ハンナ役のキム・ソヒョンさん、ジョンヒョン役のイ・サンイさんをはじめ、チームリーダーで元レスリング選手の銅メダリストだったコ・マンシク役のホ・ソンテさん、元円盤投げの選手で銅メダリストだったシン・ジェホン役のテ・ウォンソクさんが同じ特別チームとなります。共演者のみなさんの印象はいかがでしたか?

パク・ボゴム ホ・ソンテさんは、現場でのアドリブの大家として有名な方です。5人が登場するシーンを非常に豊かに表現してくださいました。テ・ウォンソクさんは、必要にきめ細やかな表現をしてくださり、僕もこういった共演者の方々と一緒に演じることができて光栄に思っています。

キム・ソヒョン 私はテ・ウォンソクさんとの2人のシーンが多いので、一緒によく撮影をします。テ・ウォンソクさんは身長が高くて体格があるにも関わらず、中身は純粋で心配性と弱いところがあるというジェホン役。しかし、私が演じているハンナの場合、背が小さいか弱い女性ですが、行動力があるところは相反する魅力がある。そんなハンナとジェホンが会ったシーンは、見どころの1つであるというふうに思います。

イ・サンイ ホ・ソンテさん、テ・ウォンソクさんは、韓国では悪役として非常に有名な俳優さんでいらっしゃいます。そういったところでは、今回、お2人の演技の変身に皆様、期待していただければと。また、役の関係性では、ジョンヒョンとこのおふたりの役とはそれほど仲がいいものではありません。また、ドンジュとジョンヒョンとの関係もそれほど居心地がいい関係ではないので、今後、ストーリーが進むにつれて、この関係がどういうふうに変化していくのか、というところも注目していただければというふうに思います。

ドラマのロケ地は主に釜山

――すでに全話の撮影が終わっているかわかりませんが(取材は6月初旬)、お話できる範囲で、印象に残っている撮影エピソードはありますか。

パク・ボゴム まだ撮影は完了していなくて、これから警察の中で特別チームが作られまして、麻薬関連の捜査が始まります。本作は合同捜査アクションドラマでもありますので、これからの展開も楽しみにしていてください。

キム・ソヒョン すでに予告シーンでも出ているのですが、トンネルの中での撮影のシーンは印象に残っています。1話でそのシーンがあったと思うのですが、スタッフ、俳優ともにトンネルの中での撮影に最善をつくしました。

イ・サンイ 特別チームのメンバーの特技である、それぞれのスポーツの種目があります。アクションシーンでは、それぞれのスポーツの特技を見せるところがあり、それが印象深く見どころでもあります。また、これから話が進んでくるにつれて、特別チームの5人が足並みを揃えるところも大きな見どころになると思います。大いにご期待ください。

――今までの撮影で、記憶に残っているロケ地や、おすすめの場所はありましたか。

パク・ボゴム 『グッドボーイ』のロケ地は主に(観光地でもある)釜山でした。日本からも多くの観光客の方々が釜山を訪れていらっしゃいますので、釜山の美しい海や風景を皆様も楽しんでいただければと思います。

キム・ソヒョン 釜山は広く、(釜山の南部に位置する)影島(ヨンド)というところでも撮影をしました。もちろん(観光地の)海雲台(ヘウンデ)など有名なところもありますし、影島(ヨンド)はとくに、昔ながらの風景を楽しむことができる場所ですので、私もヒーリングしながら撮影に臨むことができました。

イ・サンイ 影島(ヨンド)と名前が出ましたが、大きな橋がありまして、そこでのドンジュのシーンもありますので、期待していてください。その周辺には多くのグルメスポットもあって、場所によっては僕たちがいた痕跡を皆様も発見することができると思います。

ダイナミックなアクションと愛に注目

――日本のファンの皆さんに、見どころとメッセージをお願いします。

パク・ボゴム 見どころとしては、アクションですね。キャストが最善を尽くして臨んだ作品ですので、ダイナミックなアクションを皆様にぜひ楽しんでいただき、涼しい夏を過ごしていただきたいです。

キム・ソヒョン ドンジュとハンナのロマンスにも、ぜひ注目してください。

イ・サンイ 今、ロマンスという言葉が出ましたが、作品の中では家族間の愛というものもあります。また、友達同士での友情や、関係の中で変化する愛や友情もありますので、どうぞご期待ください。

笑顔でそう語ったパク・ボゴム、キム・ソヒョン、イ・サンイ。
はたして、スポットライトは消えても、アスリートの魂は永遠に輝き続けるのか? 第57回百想(ペクサン)芸術大賞のテレビ部門ドラマ作品賞を受賞した本格サスペンス『怪物』などでも知られるシム・ナヨン監督と、『イカゲーム』主演イ・ジョンジェの主演作『補佐官』シリーズなどの脚本を手がけたイ・デイルがタッグを組んだ本作。
豪華キャストがこれからどのようなストーリーを紡いでいくのか、『グッドボーイ』の今後の展開から目が離せない。

『グッドボーイ』 Prime Videoで独占配信中
提供:Prime Video

取材・文/かわむら あみり 

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