東京2025世界陸上開幕まであと100日! メダルに日本代表ユニフォーム、期間中イベントを発表!!
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(写真左より)大会スペシャルアンバサダー・織田裕二、東京都知事・小池百合子、スポーツ庁長官・室伏広治
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すべて見る開幕までいよいよ100日である。6月5日、「東京2025世界陸上 100 Days To Go!」メディア発表イベントが行われた。
スポーツ庁長官・室伏広治と大会スペシャルアンバサダー・織田裕二がプレトークセッションで機運を高めた。
室伏長官「世界一、この地球上で誰が強いのかを決めるのが『世界陸上』。スポーツの原点である走る・跳ぶ・投げる。原点だからこその面白さがあるので、陸上の面白さが伝わってくれればと思っている」
織田「100日と言われると選手でもないのにドキドキしちゃう。ちょっと行けば、生で見られる。陸上を生で見てほしいと思うのは、3種目くらい同時にやっているので、それを味わってほしい。この独特な感じは面白いので、一度競技場で生で楽しんでほしい」
続いてメダルデザインを発表。東京都知事・小池百合子はこのようにあいさつした。
「開幕まであと100日と迫り、とてもワクワクしている。世界最高峰のアスリートたちの素晴らしい戦いを間近で繰り広げてくれることを楽しみにしている。国民、都民のスポーツへの思いが熱くなること、何よりも国立競技場が満杯の人々で埋め尽くされ、スポーツへの思いがさらに深まることを祈っている。ワクワクして待っております」
「選手が手にしたいメダル」という開発方針の下、ジュニアアスリートからの声を参考に専門家や若手アスリートらの選定委員会で議論を重ねて制作したメダルと東京・多摩地域で育った木材・多摩産材を使用したメダルケースを間近で見た3人はこう感想を口にした。
小池知事「東京らしさ、日本らしさが詰まった大会ロゴをモチーフにした素敵なメダルのデザインになった。陸上トラックのストライプが弧を描いている。一つひとつ意味が込められている。メダルケースは多摩産材、東京ならではのケースを作らせてもらった。東京でヒートアップした戦いを勝ち抜かれたみなさんの首にかけられる日を楽しみにしている。9月、国立競技場をいっぱいにして、目の前で繰り広げられる素晴らしい戦いに思いを寄せていただきたいと思う」
室伏「職人さんがここまで素晴らしく仕上げてくれたメダル。いろんなメダルを見たが、未来永劫に持っていられそうな、ずっと輝いていそうなメダルだと思う。あんまり言ってもなんだが、メダルもいろんなメダルがある。日本クオリティはすごいと思った。トラックがクロスしていて、いろんな選手、いろんな関係者の思いがクロスして素晴らしい大会になるイメージが湧いてきた」
織田「(メダルケースは)8種類の木を使っていると聞いて、陸上と言えば8トラック、細かいですね。日本でしか作れないもの。メダルは選手のものだが、ほしいと思った。たった3人しか取れないんですよね」
イベントでは5月31日の『クミ2025アジア陸上競技選手権大会』男子200m決勝で自己新記録を叩き出して2連覇を果たしたTDKアスリートアンバサダーの鵜澤飛羽が登場。100日後の本番に向けて、意気込みを語った。
「もうあと100日かって。今年はある程度結果が出ている。『世界陸上』への準備はできているのかなってすごく思う。19秒台と決勝で戦うというのも本当にもう不可能ではない。現実的になってきている。もうひとつリレーメンバーとして走って金メダル。ふたつが達成できたらうれしい」
さらに本イベントでは日本代表が着用するオフィシャルウェアが発表された。前回大会から約10%の軽量化を実現したサンライズレッドのユニフォームに身を包んだ代表4選手は次のようにコメントした。
男子マラソン代表・吉田祐也「非常に鮮やかな色で、オレンジ色が好きなので、当日モチベーションが上がるカラーだなと思った。遠目からも目立つので、みなさんに応援いただけるのではと思う」
女子マラソン代表・小林香菜「細かいところまで柄になっていて、躍動感が表現されているとお聞きし、自分も躍動感のある走りをしたいと思う。(着るとテンションが上がる?)もちろん」
女子35km競歩代表・梅野倖子「今回自分はセパレートタイプを着用させてもらっているが、前回のブダペスト大会の時とは異なり、背中の部分が開いていてデザインとして面白いなと思った。身体にフィットする感じがあって、試合の時に動きやすくていいかなと思った。」
男子マラソン代表・小山直城「率直に風通しがいいなと思った。実際のレースペースは結構なスピードがあるので、より風通しを感じられると思う。マラソンも汗をかくので、発汗性とか感じられると思う」
また、開幕を翌日に控えた9月12日(金)に前夜祭イベント「RUNS:INTO KK(ランズイントゥーケイケイ)」を開催することも発表された。アスリート系インフルエンサーらとともに、普段は走ることのできない KK 線(東京高速道路)において、1mile レースや最大 200 チームによるハーフマラソンリレー、ギネス世界記録に挑戦する。
大会期間中は入場無料で満喫できるさまざまなイベントも用意。国立競技場外構部特設ステージにメダルステージを設置。最終日を除いて、決勝翌日のイブニングセッション前にメダルセレモニーを行う。アスリートトークショーやアーティストステージ、江戸・東京や日本の魅力を伝えるパフォーマンスも予定している。都立明治公園では気軽に楽しめるスポーツ体験やブース、キッチンカーがずらりと並ぶ。
なおメダルとメダルケースは、本日6月6日より東京都庁第一本庁舎二階中央展示コーナーにおいて、展示される予定。東京駅丸の内中央口から皇居前内堀通りを結ぶ行幸通りでは、6月7日(土)・8日(日)に「東京 2025 世界陸上 100 Days To Go!」を実施。『アテネ五輪』女子マラソンで金メダルを獲得した野口みずきらがステージイベントやアスリート交流プログラムを行う。
『東京2025世界陸上競技選手権大会』は9月13日(土)~21日(日)・国立競技場にて開催。7月4日(金)~8日(日)・国立では『第109回日本陸上競技選手権大会兼東京2025世界陸上 日本代表選手選考競技会』も行われる。『東京2025世界陸上』『日本選手権』のチケットは発売中。
東京2025世界陸上競技選手権大会のチケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2453080&utm_source=pia&utm_medium=media1&utm_campaign=20250606
公式チケットインフォメーションサイト
https://tokyo25-lp.pia.jp/?utm_source=pia&utm_medium=media1&utm_campaign=20250606
第109回日本陸上競技選手権大会兼東京2025世界陸上 日本代表選手選考競技会のチケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2558644
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