日韓米のクリエイター陣が集結し描き出す奮闘と成長の物語に期待 ミュージカル『梨泰院クラス』明日開幕
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すべて見る日本でも配信され大ヒットした同名の韓国ドラマや、物語の舞台を日本に置き換えた漫画とドラマ『六本木クラス』の原作として知られる『梨泰院クラス』が、日本・韓国・アメリカのクリエイター陣によってミュージカル化される。脚本と演出は日本の坂口理子と小山ゆうな、歌詞・構成は韓国のイ・ヒジュン(『ダーウィン・ヤング 悪の起源』)、音楽は韓国の音楽業界を描いたブロードウェイミュージカル『K-POP』でアジア人女性として初めてトニー賞にノミネートされたヘレン・パーク、振付はK-POPグループBLACKPINKなどを手掛ける日系アメリカ人のカイル・ハナガミ。そして主演は、『ザ・ビューティフル・ゲーム』『DEATH TAKES A HOLIDAY』とミュージカルへの出演が続く小瀧望が務める。

小瀧が演じるパク・セロイは、物語の始まりの時点では高校生。クラスメイトであり、父(浅野雅博)が勤務する大手飲食チェーン「長家」の会長(佐戸井けん太)の息子でもあるチャン・グンウォン(秋沢健太朗)を敵に回して退学となり、さらには刑務所に収監されてしまう。出所から7年後、働いて資金を貯めたセロイは梨泰院で飲食店を開き、初恋相手のオ・スア(梅澤美波/川口ゆりな)は長家で働いていた。長家への復讐を誓うセロイは、天才でソシオパスなチョ・イソ(和希そら/sara)、セロイに人生を救われたマ・ヒョニ(土井ケイト)とチェ・スングォン(吉田広大)、イソに想いを寄せるグンウォンの弟グンス(新原泰佑)ら仲間たちと共に、梨泰院の街で成功を目指して駆け上がっていく――。
世界的に知られる物語の主役とあって、最初は「こんな大役を僕に…冗談かな?」と思ったと語る小瀧。だが出演が決まり、韓国でビジュアル撮影をした際に、「“セロイヘア”になってソウルで撮影してみると知らない自分に出逢えたようで、意外としっくり」来たという。小瀧が「舞台という限られた空間の中で1シーン1シーンを丁寧に演じて、『もう一度観たい』と思っていただけるような作品を作っていきたい」と熱く意気込むミュージカル『梨泰院クラス』は、明日6月9日(月)に東京・東京建物 Brillia Hallで開幕。インターナショナルなクリエイティブ・チームと魅力的なキャスト陣が描き出す、奮闘と成長の物語に期待したい。
文:熊田音子

<公演情報>
ミュージカル『梨泰院クラス』
原作:チョ・グァンジン『梨泰院クラス』(KAKAO WEBTOON Studio)
脚本:坂口理子
歌詞・構成:イ・ヒジュン
音楽:ヘレン・パーク
演出:小山ゆうな
振付:カイル・ハナガミ
出演:
小瀧望
和希そら/sara(Wキャスト) 梅澤美波/川口ゆりな(Wキャスト)
新原泰佑 土井ケイト 吉田広大 秋沢健太朗 浅野雅博 佐戸井けん太
篠山輝信 塚本直 長谷川開
大久保芽依 岡田治己 小熊綸 KATSUHIRO(5IN) 加藤翔多郎 川本アレクサンダー
輝生かなで 鈴木良一 永松樹 西尾真由子 yume RIO 木暮真一郎(スウィング)
【東京公演】
日程:2025年6月9日(月)~6月30日(月)
会場:東京建物 Brillia Hall
【大阪公演】
日程:2025年7月6日(日)~7月11日(金)
会場:東京建物 Brillia HALL 箕面(箕面市立文化芸能劇場)大ホール
【愛知公演】
日程:2025年7月18日(金)~7月21日(月・祝)
会場:アイプラザ豊橋
公式サイト:
https://www.tohostage.com/itaewonclass/
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