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深川麻衣が梅干しで臨死体験!? 驚きのエピソードも飛び出した『ぶぶ漬けどうどす』公開記念舞台挨拶レポート

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『ぶぶ漬けどうどす』公開記念舞台挨拶

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6月7日(土) 都内映画館で『ぶぶ漬けどうどす』公開記念舞台挨拶が実施され、主演の深川麻衣、共演の小野寺ずる、大友律、松尾貴史、室井滋、そして冨永昌敬監督が登壇した。

満員御礼で迎えたこの日、京都の老舗を取材するライターの主人公・澁澤まどかを演じた深川は、「映画化までの構想7年、一昨年の11月に3週間の撮影。昨日無事に公開が出来て嬉しく思います」と念願の封切りに喜色満面だった。

深川麻衣

まどかの義理の母・澁澤環役の室井は「本音と建て前をテーマにした面白い物語。京都と言えばミステリーというイメージがあるけれど、現代劇のこのような映画が珍しい。しかも劇中に登場する扇子屋さんは、実は20年来のお付き合いがあって。まさかの偶然過ぎてホラー!?と怖かった」と笑わせた。

室井滋

まどかと一緒にコミックエッセイを描く漫画家・安西莉子役の小野寺は、劇中漫画の制作もしており「豊原功補さんの脳が半分透けて見えるコマが大好き。個人的にステッカーを作ろうかと思うくらい気に入っています」と明かした。

小野寺ずる

まどかの夫の澁澤真理央役の大友は、冨永監督が「真理央という名前は任天堂が京都にあるから」と明かすと、「僕も先ほど初めて聞いて……。“マリオ”ってそういうことなのかと思った」と世界的人気のキャラクターにあやかった命名理由に驚いていた。

大友律

まどかの義理の父で澁澤扇舗13代目店主でもある澁澤達雄役の松尾は、撮影を回想し「自分がイメージした通りにやらせてもらえました。監督からはほとんど注文がなくて、やりやすくて自由で勝手にやったことも採用してもらえた」と述べると、冨永監督は「松尾さんのお芝居を見て瞬時に勉強し、その学びを大友君にぶつける感じでした」と笑わせた。

松尾貴史

そんな冨永監督はオープニングへのこだわりについて聞かれると、「1970年代の映画のようにエンドロールをなくして“終”で終わらせたかった。その代わり、スタッフクレジットをオープニングに出し、その文字込みで映像をデザインしたかった。これは脚本の時点からアサダ(アツシ)さんと考えていたことです」と述べた。

冨永昌敬監督

主人公・まどかの京都愛にちなんで、それぞれが偏愛するものを発表。オダギリジョー主演の映画『パビリオン山椒魚』で商業デビューを果たした冨永監督は「オオサンショウウオ」、大友はバンドの「ラモーンズ」、松尾は「カレー」とそれぞれコメント。

深川は「小さい頃から梅干しが好き」と言い、「小さい頃に種を割ってその中にある種を食べるということにハマっていたけれど、噛んでいた時にツルンと喉に入ってしまい呼吸が出来ず、死にそうになった体験があります。自分で背中を叩いたらポロっと出て来て助かりましたが、そういうことがあっても今でも大好きで毎日1日1粒食べています」と明かした。

室井は「相撲」といい「両国で興行がある時は必ず行っています。砂被り席は金額が相当高いので座ったことはないけれど、あそこに座ってテレビに映って私の所に力士が倒れ込んできてくれるのが夢」と述べると、松尾から「大ケガしますよ!」と心配されていた。室井には推し力士がいるそうで「テレビ中継を見ながら推しの力士が出る時は一緒にシコを踏むようにしています。推しのタオルが山のようにあって、家のタオルが全部力士名のものになりそうな勢いです」と推し活に余念がないようだった。

小野寺は「4万5千円の枕」といい「物欲がなくてお金の使いどころがないので、自分の誕生日にオーダーメイド枕を買いました。太った人のお腹くらいの柔らかさで、首の痛みも解消されました。お金の使い道がない方はぜひ枕に投資してみてください」と呼び掛け、笑いを誘っていた。

最後に深川は「昨日から無事に公開されましたので、ひとりでも多くの方に観ていただきたいと祈るような気持ちです」と大ヒット祈願。冨永監督は「日本国内も心配になるようなことが多く、世界でも差別や暴力が蔓延し、このまま放っておいたらどのようなことになるのだろうかと、それは誰の目にも明らかです。そんな中でどうやって映画を通じて世界中の人たちと友だちになって楽しんでいけるのか。そんなことを撮影中に考えていました。平和を願う気持ちは皆同じだと思いますので、僕も出来ることをやっていけたらと思います」と想いを込めていた。

<作品情報>
『ぶぶ漬けどうどす』

公開中

公式サイト:
https://bubuduke.jp/

(C)2025「ぶぶ漬けどうどす」製作委員会

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